もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

131217 BS歴史館「日本を変えたリーダーたち 会津藩主 保科正之」録画を観た。

2013年12月18日 01時21分31秒 | 映画・映像
12月18日(火):

BS歴史館「日本を変えたリーダーたち 会津藩主 保科正之」を観た。既知のつもりだったが、これほどの優れた人物・政治家だったとは知らなかった。ドイツのビスマルクよりも200年早く、社会保険制度を確立し会津の民を安心させた。保科正之は世界史的に見ても、特筆すべき人物である。日本史でも最高峰の政治家の一人である。にもかかわらず、彼の認知度・理解度は日本人の間で皆無に近いのはなぜか。明治政府において薩長藩閥から見て、最後まで徳川に忠義を貫いた会津の藩祖が超一流政治家であってはいけなかったのだ。

保科正之の認知度の低さは、我々の日本史がいまだに幕末の官軍・賊軍の歪んだ視点が残っていると言うことだ。磯田道史先生の解説は素晴らしいが、本番組での磯田氏の語りは出色である。それほどに保科正之が魅力的だということなのだ。

BS歴史館は、どれも面白いが、「保科正之」編は出色の出来映えだ!

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