もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

5 057 「池上彰の教養のススメ」(東京工業大学リベラルアーツセンター篇:2014)感想3+

2016年06月11日 12時38分12秒 | 一日一冊読書開始
6月11日(土):  

381ページ(うち283ページ)  所要時間 2:00   図書館

アマゾンの内容紹介:

☆なぜ今、教養?
21世紀の日本にいちばん足りないのが「教養」だから。
1990年代、文部省が大学のカリキュラムを実学一辺倒にして、大学で教養の地位が低下した。企業も、英語やITスキルや各種資格を重視して、人材を採るようになった。結果、日本からは、クリエイティブな商品、新しいサービス、美しいデザインが生まれなくなった。「すぐに役には立たない」教養こそが、「一生使えるクリエイティブな道具である」。いま、企業でも、大学でも、求められているもの、それが「教養」なのです。

☆なぜ池上彰が教養を?
日本には教養が足りない! でも、誰に教わればいい?
最強の「先生」が、大学の教壇に。
ジャーナリストの池上彰が、2012年4月から、東京工業大学に設置された教養コース、リベラルアーツセンターの教授として、 現代史などの「教養」を東工大の理系学生に教え始めた。本書は、2年間の授業を通じて、日本人に必須の「教養」について、わかりやすく解説。
勉強に、ビジネスに、人生に、趣味に、人間関係に、「教養」の重要性を、池上節で伝える内容。

≪内容≫:教養は、思わぬところで役に立つ。あっと驚く視点を提供してくれる。
本書では、東工大の同僚の先生に池上さんが聞きながら、「教養の実践例」を紹介。
その1) 哲学の桑子敏雄先生は、「哲学」を使って、ダム建設など公共事業の住民問題を解決!
その2) 文化人類学の上田紀行先生は、「宗教学」を使って、無宗教国ニッポンの問題を解明!
その3) 生物学の本川達雄先生は「ナマコの生物学」を使って、人間とは何かを明らかに!
その4) ハーバード、MIT、ウェルズリー女子大を取材! アメリカ大学4年間は教養まみれだった!

内容(「BOOK」データベースより):教養を身につけるとは、歴史や文学や哲学や心理学や芸術や生物学や数学や物理学やさまざまな分野の基礎的な知の体系を学ぶことで、世界を知り、自然を知り、人を知ることです。世界を知り、自然を知り、人を知る。すると、世の理が見えてきます。そうなってはじめて、たとえばビジネスの専門分野―それはITかもしれませんし、金融かもしれませんし、メディアかもしれませんし、製造業かもしれませんし、サービス業かもしれません―で、これまでにない新しい何かを生み出すことが可能となる。なにより、そのひとの人生そのものが豊かになる。学ぶことそれ自体が楽しくなる。教養は、一生かけて身につけ続けて、絶対に損のないものです。しかも、いつからだって学ぶことができる。教養がいかに「使える」ものなのか、教養がいかに「人を知る」ために不可欠なものなのか、教養がいかに「面白くてたまらない」ものなのか。私の仲間の先生たちと一緒に、考えていきましょう。

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