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全日本マウンテンバイク選手権大会レポート

2008-07-23 | Weblog
Photo by kenichi satou

全日本マウンテンバイク選手権大会レポート
期日:2008年7月21日
会場:秋田県仙北市田沢湖スポーツセンター・田沢湖スキー場
天候:快晴
コース:ドライ
距離:6キロx6周(36キロ)
機材:
Bike:Top Fuel 9.9SSL
Suspension:(F)RockShox Riba Worldcup MC(R/90psl、C/90psl) (R)FoxFloatRP23(Position1,60psl)
Tires:Bontrager RevoltSXTR (F&R) 26x2.2 (2.0psl)&SuperJuise,80mlx2
Helmet:TREK SonicTEAMTREK Grass:OAKLEY /RADER,Lens/Hi persimmon
Shoues:Shimano/SH-M300E,CustomFit Hate:POLAR/S725X
Care:Grico/Powerproduction・Powerber/PowerGel Bottle:HYDRAPAK,Gelbot
結果:12位(2:13:10)
絶望の日を迎えてからの4ヶ月半後、全日本が開催される秋田県田沢湖へと向かった。会場へ向かう気持ちは、幼き頃の遠足のように胸弾ませている。その半面では期待と不安もたくさんあって、かなり入り混じりながらも、自分はここまで来た嬉しさが強くこみ上げ会場へとたどり着いた。しかし、試走ではリズムをつかめず困惑する。そして、次第に感覚を取り戻そうとするが、転倒してしまい更に自信を失くしていた。今までは難無く通過していたのに、いざやって見るとできない自分に、厳しい現実を感じた。それでも決意を決めてここまで来たからには、引き下がるわけには行かない。素直に現実を受け入れて、気持ちを整理した。何もかも時間だけは確実に過ぎてゆく。そして、スタートラインの最前列に並んだ。どれだけ走れるか分からないし、不安なセクションはゆっくりでも乗る方がいいのに、あえて歩く覚悟を決めている。そこへの恐怖心からか、レースへ立ち向かう闘争心がまるで無い。それでも、リハビリを始めた日からこの日を目標に頑張ってきたのだ!と自分に言い聞かせ、次第に気持ちは高ぶる。
会場の選手コールのアナウンスも、怪我からの復帰戦です!とのコメントが聞こえ、号砲と共に冷静にレースを走り出した。様子を見ながら走るが、思ったほど呼吸も上がらず、むしろ周囲の方が荒い息遣いで登ってゆく。日常生活では味わう事が出来ない事が、レースには存在する。限界近くの心拍とスピード、苦しくても思いっきり体を使って走る充実感を味わうことが出来るのだ。その事に嬉しさを感じ、レースへ、再び戻ってきた事をかみ締め、今この瞬間を楽しんでいた。応援してくれる観客に答えるかのように、終始笑顔で走る自分。こみ上げる感情を抑えることなく、観客に応えながら走る。レースは半分を終え、3周を終えていた。テーピングで固定する左膝が思ったより、違和感無く力が入る。毎周回フィードでボトルを受け取っていたが、次第に堂城監督のスマイルから、激へと変わっていった。自分の中でも同じタイミングで行けることを確信していて、気持ちも自然に集中することに切り替わり、本当の意味でレースが始まっていた。“ようやくレースへ帰ってきたのだ!”前を行く選手もずらりと並び、集団で並んで見える。病院のベットで涙し、絶望だったあの頃。懸命に練習をする自分を創造し、夕日を眺めていたあの頃。自転車に乗る事が出来ず、駆け抜ける自分を夢見てダンベルを持ち上げ、片足で踏み続けたエアロバイクで過ごした、リハビリ室の自分。数ヶ月間の過去を思い出し、数々の試練を乗り越えてきたのだ。そして、今は全然違う!!今日のレースは、暑くて、呼吸も苦しく、怪我をする前より、はるかに体力は落ち、過酷な条件だが、全く辛く感じ無い。むしろ、辛いほど喜びへと転換して加速していた。観客やカメラマンが期待する、岩場のセクションや九十九折のセクションで見せたのは歩く姿。乗れないのが事実だから、プライドを捨てて歩いて通過する。登坂でペースを上げ20番代から10番台後半。思い出すかのようにペースは上がり、最終回へと突入した。自分でも信じられない誤算だった。目標は完走と思いながらも、もしかしたら20番代。それが今、一桁まで見えてきている!追うしかない!!補給を気にし、ケイデンスと心拍、すり抜けるライン、ブレーキのタイミング、全てを今現在の出来る事として尽す。レースを半年振りなのに違和感が消え、さらに加速していた。気が付けば最後の坂が見え、多くの観客が見守る中12位でゴールした。
結果は決して満足行く結果ではないけれど、今の自分のコンディションから考えると上出来だった。その後も会場では、多くの方々に声をかけていただき、最高の復帰レースだった。
ここまで目標を失う事無く、頑張れたことが最高です。しかし、次なる課題を克服して、9月の王滝120キロと残りのジャパンシリーズを優勝で飾りたいと思います。応援してくれた皆さん、ありがとうございました。

TREK 松本 駿

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8 コメント

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すげーっ!! (キャプテン)
2008-07-23 13:20:00
全日本お疲れ様でした。
読んでて鳥肌が立ったよ。
本当に復活してくれて勇気もらいました。
甘えてる自分に喝!をいれられた気分だよ。
王滝といえばマシュンというイメージなので是非がんばってね!!おうえんしてます!!
キャプテンさん> (mashun)
2008-07-23 21:20:04
もっと遠方へ、遠征してください。
生の走りで、もっと加速しますよ!
これからも、よろしくね!!
Welcome back! (ESMI)
2008-07-23 21:52:04
レース復帰おめでとうございます!
これからまた、ますます活躍して行ってください。
去年の5月、白樺湖近隣で、同じアンドロメダ色のmadoneで出会った者です。
実は、ほんのさっき、TREKのホームページで事故に遭われていたこと、そして復帰されたことを知り、驚いてホームページを見にきた次第です。
とてもつらい時期をすごされたことと思います。
また、数ヶ月で復帰されたことにも驚きましたし、素晴らしいと思います。
そして、きっとこの体験が、松本選手の走りを、一層強いものにしてくれることと思います。
レースにも、人生にも、目に判り易く見える結果もあれば、目に見えづらい結果もあると思うんです、
その主に目に見えづらい、しかし大切な結果の部分で、以前よりもずっと良い走りができるようになるのではないかと思います。
(今回のレースレポートでも、なにかそういったニュアンスを感じました。)
上手く言えませんが、以前以上に、観客を魅了する、観客に勇気を与えるような走りができるのではないかと思います。
これからも、心の中、エールを送っています、
颯爽と走って行ってください!
あらためて、おかえり~ (しもまつ)
2008-07-23 23:25:30
他のチームのフィードやってるのに思わず応援しちゃったよ(笑)
ESMIさん> (mashun)
2008-07-24 17:48:52
こんにちは。
あの時の!思い出しましたよ。
その同じバイクが、犠牲となり現在に至ってます。
でも、記念ですので取っておこうかと・・・。
レースも今まで以上に、違うものと感じました。
体力は全然衰えているのに・・・。
これからも、応援お願いしますね。
時々、例のエリア走ってます。
また偶然の再会が、あればいいですね!!
しもまつさん> (mashun)
2008-07-24 17:53:05
同じ赤だから、OKじゃないですか(w
パワーもらって、走れましたよ。
これからも、よろしくです!!
おめでとう! (Joe)
2008-07-28 10:40:09
復活!そして完走!!
また自転車選手として喜びをかみしめることができたね。

心より言わさせていただきます。

駿、おめでとう!
Joeさん> (mashun)
2008-07-31 22:02:40
ありがとうございます。
あのテーピングが効きましたよ!

今度は是非そちらへお邪魔しますから、その時はよろしくです。

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