楽しいブログ生活

日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

SFマガジン「柴野拓美追悼」号

2010-05-26 23:42:47 | 日記

職場に創世ホールの小西さんから電話があって、SFマガジン7月号に柴野拓美追悼のページが30頁超えて組まれており、その中に以前徳島新聞に載った徳島でのサイン会の写真なども紹介されてるから、ぜひご覧になってはいかがかと仰る。
もちろん自分が写ってるから記念になどと言う気持ちではなく、義理堅い小西さんの親切に応える形で、何十年ぶりのSFマガジン買って来た。
いろんな思いが去来する。
私が親しんだ60~70年代の頃のSFの熱の記憶、担い手であった作家たちの訃報。
否応無く時は巡り、すさまじい速さで時代が変遷してゆく。
今更のように“おいぼれ”は取り残され、迷子のように心細い境遇に陥っているという感覚のデジャヴ。
何故か、坂村真民の「花」という詩の
<花には散ったあとの悲しみはない ただ一途に咲いた喜びだけが残るのだ>
という一節が思い浮かぶ。
彼は本当に幸せだったのじゃないだろうか。
わたしは、ただに怠けてきただけかもしれない。
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本日の野菜三昧弁当

2010-05-25 12:59:27 | 本日のお弁当

いちごを、草本性の植物ということで野菜として扱うと、(お腹すきそうな)野菜ばかりのおかずになってしまいましたね、本日は。
人参は昨夜グラッセに作っておきましたが、実は後はレンチンで時短の極み。
・カボチャは薄く切ってチンして、軽く味塩降ってあります。
・真ん中、ジャガイモ軽く塩ゆで後、たまねぎ、ベーコンと一緒に砂糖、醤油、バターを加えてチンしただけ。
あとはサラダ菜丸め、焼き鮭、朝食の残りをほぐして散らし、真ん中に昆布のつくだに置いて“いちご”と言えども“みっつ”並べてヘルシー弁当出来上がり。
饅(万)頭といえどもひとつとはこれ如何に、煎(千)餅でもひとつと言うが如し。
などの謎かけ問答を先日「平成教育委員会」でやってたのが記憶の片隅に残ってたせいでしょうね、下手な“だじゃれ”かましてしまったのは。
色々面白いのがあったけど、ほぼ忘れてしまった。
あ、ひとつ思い出した。
ご飯をいれるのに茶碗とはこれ如何に、お水を入れるのに湯飲みというが如し。
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「もらってにゃー」とメールに画像が !

2010-05-24 20:04:16 | にゃんこ

うわわわわわ。どうしよう。かわいいお顔してるし。
ポッポちゃんのお母さんから、届いたメールなんだけど、友人が拾っちまった捨て猫らしい。
娘に写真見せると「飼ってもいいよ」だって。「ええええええ?」
明日、もっと詳しく話を聞いてみるけど、ひょっしたら、ひょっとする?
うわぁ、ドキドキ。飼っても飼わなくても名前を考えてるわたしって・・・。
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竹の花器(手桶)

2010-05-23 15:03:37 | 身近な生け花

竹で作ったこの花器の形、「手桶」と呼ぶらしい。
切れ目を入れる位置には黄金率の計算が必要なのかもしれないが、自分が楽しむだけの趣味のものなので、まったく適当なところでテープを巻いてのこぎりを引いた。
花材は
・つぼみのあじさい
・ランタナ
・ワイアープランツ
(ウフフ、いけるんとちゃう?)
ところで、あざみと一緒に活けてた名前の分からなかった野草、白いかわいい花が咲きました。

調べてみると、これは「へらおおばこ」みたいですね。
こちらにきれいな写真が紹介されてます。萌えるな。
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5月の源氏物語を原文で読む会

2010-05-22 20:22:39 | 

実は4月はレポートさぼったんじゃなくてお休みだったんです、「~原文で読む会」。
「賢木」前半部を読み解いております。
御息女は16歳で結婚して、20歳で未亡人となり、30歳の現在、斎宮となる14歳の娘がいるんですね。
源氏は23歳。御息女は7つ年上の恋人というわけです。
前にも書きましたが、御息女というのは夫が存命ならば天皇の奥方、皇后になっていたはずの人間で、貴族の中でも一流中の一流に位置する女性なんですね。
しかし、身分のつりあいも取れ、人物的にも申し分ないとしてすんなり源氏の奥方に収めてしまったのでは、オハナシはおもしろくない。
情の強い女として描いて、あくまでままならぬ恋の道を模索させることで、宮中の女房たちの歓心も得たというところでしょう。
羽海野チカの「ハチミツとクローバー」あたりも全員が片思いという切ない恋物語が評判でしたが、何事も(うまくいかない)ことで動く心理、何とか(望む方向へ如何にして)と考え、頭を働かせることによって「生きている」という手ごたえを得られるということはあるんじゃないでしょうかね。
「源氏物語」も考えてみたら、「バリエーション豊富な片恋の百貨店」などと今風な表現ができないこともないかもしれません。
いや、本日は(も、かな)何だか下世話になって高尚さとは程遠い文章になってしまいましたが、茶菓子は風情たっぷり、「福屋」さんの“落し文”。
会員さんにお出しした残りの菓子を持って帰って、久しぶりにお抹茶と一緒にいただきました。
やはり、駄菓子では出せない雰囲気というものがあります、和菓子には。
この“落し文”という和菓子、練り切りで出来ていて、小豆餡に緑の葉を巻きつけ、露が一滴落ちているという様子を表現するのが約束事みたいですね。(白い小さな粒が見えるでしょうか)
オトシブミ、初夏(7月)の季語にもなってます。
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