最初は“遊山箱”をこんな風に使ったんですよ、とその時代の様子を再現して作ったのがきっかけと伺いました。
友人たちから「感動ものだからぜひ見に行って」と案内されていた“創作人形展”を見に勝浦まで足を運んできました。
運良く作者の方ともお会い出来、前述のお話も聞くことが出来たのですが、20年に渡る人形制作の集大成とかで、思わず口をついて出る「すごい！」の言葉連発でした。
その人形たちのストーリー性の豊かさ、表現の緻密さ、リアルさ、唸らずにいられませんでした。
例えば、学生服の袖口のテカリ、わんぱく坊主の小さな指に巻いてある小さな包帯、大人のを借りたのであろう割烹着がだぶついている少女のさま、ひとつひとつの人形たちにまさに昭和に生きた人間の営みが具現化されてました。
「よく考えた丁寧な仕事」というのは人に訴えかけて感動させるものだと実感した“人形展”でした。special thanksです。💕
