アピカの生け花紹介も久しぶりです。
ニシキギ、芍薬、シランという花材ですが、緑のニシキギの美しいこと。
もともとこのニシキギは錦木とも書くように紅葉が美しく、また葉の落ちたゴツゴツとした枝も趣のある真木としてお馴染みで、どちらかと言えばそちらのイメージが強いのですが、この季節の若い緑には、昔には感じなかった何だか格別の思いが加わってしまうようです。
何というか、若く美しい木に羨望のまなざしを向けている自分を感じるといいますか・・・。
季節でいえば秋に属す自分、ないものねだりで春には戻れませんが、しかし、秋には秋の、冬には冬の味わいがあるとしたもんです、嘆いてるわけではないですよ。