
いつものことだけど、ゆとりを持って家を出る事が出来ない。
何で日曜というのにこんなに道路が混んでるんだと悪態をついたところで、時間管理が出来ない自分が悪い事は重々承知、やっぱり上映時間を過ぎて映画館に到着。頭の部分(5~10分くらいかな)観られなかった。気分悪い。
映画を観終わっても、プロローグが気になり、帰りも気分は晴れない。
しかし、帰宅途中の道路で、横から道路に入ろうとしている若い男性の運転するプリウスに道を譲ると何度も頭を下げて挨拶をされ、気持ちが和らぐ。折りしもカーラジオで「よわざミュージック」が始まり、パーソナリティ、四国放送アナウンサー遠藤彰良の「皆さま、タコがお過ごしですか」が耳に入る。(イカをタコに変えたんか)下らないと思いながらも、気持ちクスリとなる。
そういやあ、いつぞや娘が「よわざ」って阿波弁?と聞いてきたことがあったなあ、「夕方のことやろ」と言うと「夜が浅いがなまったんかなあ」などと言う会話を思い出し、まあ、気持ちは凪いだんですが。
さて、映画の方、原作を裏切らない秀作と思います。
チャラ男役のオダギリジョーが良かった。
主人公役の松田龍平がキャラ上、コミュニケーション能力不足の堅物になっているので、対極としての如才ない自由人の雰囲気がすごく風通しがよくて、気持ちいいんだな。根っこが優しいという人間的魅力が自然とにじみ出てるような無理のない感じといいますかね。
お話自体が真面目なものなので、映画もそのイメージを保ってるんですが、マンガにおけるカット割で時間経過を急速に進めるといった技法に似た鮮やかなテンポの筋運びにも魅力を感じました。
そうそう、どこで見つけてきたのか、主人公の相棒、猫の「トラさん」、存在感有りすぎ。
画面を彩り締めてます。
小林薫もええおっちゃんになってもたんやな。しょぼくれた中年のおっさん的役がぴったりはまる年代になってるんや。
ところで、キャスト紹介で大きく出てた黒木華って誰?なんですよね、わたくしには。
以前中尾明慶さんも全く知らなかったんですが、ほどなく女優・仲里依紗さんと結婚とかのニュースに触れて、認知度は上がってきたものの、そりゃもう次から次へ若い俳優さんたちも台頭してくるのに、年寄りはなかなか追いかけて行けないと言うことなんですよね。
馴染んだスターたちはコチラも次から次へとあちらへ向かわれる。
まあ、この時代にこの年代で生きてゆくということに意義があるのだと思います。
この映画を観て辞書を引きたくなるも良し、いや、今日日(きょうび)ネットのもんでしょも良し、どちらも選べるぜいたくな時代に生きていると言えるのじゃないでしょうかね。









