楽しいブログ生活

日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

菓子工芸を考える

2013-03-18 23:37:13 | 日記
 
 
 
 
昨日、木工会館に行った時、布の展示会場の近くで和菓子の工芸展もあったので覗いてきました。
上の写真、全部お菓子で作られています。言われなきゃ分からないでしょう?
谷崎龍華 第4回菓陶展とありましたが・・・、う~ん、工芸品と芸術品の違いって何でしょう?
対比すれば、分かりやすさと難解さ?日常と非日常?感心と感動?表面と深層?低級と高級?
あいまいではあるけど、魂を深く揺さぶられるものが芸術と言う言い方もあるのかな。
例えば中国雑技団のパフォーマンスを見て「すごい」とは思っても、クラシックバレエを見た時の「すごい」とはちょっと違うという感覚にも例えられるかしらん。
ただやっぱり感心するのは「よくこんな風に作れるもんだな」という言葉が思わず口をついて出そうになる技術の高さなんだな。
絵心だって必要だよね。実物を観察したり、本や写真で研究したり、多分ただ眺めているだけの人間よりは実相を掴んでるよね。あえて言えば約束ごとに従うことで、独創的でなくなるという限界があるのかもしれないということか。
もちろん普通の人間が真似の出来るシロモノではありませんが、願わくば作っているところを見てみたいかと。
コメント (2)
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