小生えが立派に成長して花咲かせている。
そうか小松左京さん、亡くなったのか。ひところは星新一と仲がよくてホモかと揶揄されていた時期もあったな。
広瀬正、半村良、は思えば早すぎた気がするが、手塚治虫にしてもはや20年、石ノ森章太郎も10年は過ぎている。
みんな私の血肉だった。泣けてくる。
夕食後、本屋に立ち寄り曽野綾子の「老いの才覚」をパラパラと立ち読みしてきた。
つくづく覚悟のない「しょうたれ」の自分が自覚され、情けなくなってしまった。
先人達を追悼して、自分を憐れんで、たまにはセンチに枕を抱えて眠りにつこう。