楽しいブログ生活

日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

「ごきぶり」考

2009-09-19 12:23:35 | 日記
昨夜、和室でパソコンに向かってたら立派な体格のゴキブリがピロピロと触覚を動かしながらあらわれました。
情けないことにウチの子供たちはゴキブリをみつけても怖がって逃げ回るだけ。
母は強いよ。(絶対に逃がさないぞ)と固く心に誓って、レジ袋の中に新聞紙を入れた後(触感がそのまま伝わるのを防ぐためです)、袋の中に手を突っ込んで、(言わば手袋にした訳です)すわっとばかり「ゴキブリ」に飛びかかり、無事捕獲に成功、そのままくるくると小さく丸めてテープで止め、ちり箱に放り込みました。
ゴキブリって夏の季語にはなっているものの、絶対忌み嫌ってる人間が圧倒的に多いよね。
同じ節足動物でもカブトムシやらクワガタともなれば子供たちに大人気で、座敷に入り込んできても秋の「コオロギ」あたりもそんなに険しい目で眺めたりはしないものですが、格別悪さをする訳でもないゴキブリは何でそんなに嫌われるのかひょいと考えてみました。
多分、「不法侵入者」だからなのだ。
人間の住まいする領域に無遠慮に入り込んできて、やたら早い足でウロチョロと走り回る。
うっとおしいという思いで眺めればテラテラと光る焦げ茶の体色までが憎たらしく、不愉快極まりない「招かれざる客」なのだ。
ヤツらが外で暮らす分には、何も命まで取ろうとは思わないが、
(他の昆虫類は分をわきまえて草むらで樹液や朽ち木を食してつつましく暮らしているじゃないか)
危険を承知で人間の生活空間に踏み込んできた限りは、容赦のない扱いをうけても仕方あるまいよ。
それにしても、最初に人間の食べ物のおこぼれにあずかろうと家の中に居着いた不届き者の遺伝子をやっぱり安全な森へ帰ろうと考えるゴキブリに変身させる研究ってないものだろうか。
写真は「クワガタ」のペーパークラフト。デザインからしてゴキブリとはエライ違いや。
コメント
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