心躍らなかった。
何故だろう。
感情が、揺さぶられなかった。感情移入、しなかったから。
感情移入出来ないというのと、また違う。何か、表面的な映像、ストーリーだけを追って、観ていた気がする。
メインのストーリーが何なのか、見えなかったからだろうか。
3Dを意識しすぎているように感じた、映像の影響だろうか。
2時間23分の上映時間に、いろいろ詰め込んで、テンポは速いが、描写に深みがなかったのは確かだろう。
映画は、音楽が聞こえはじめ、ソニー、コロンビア、マーベルとロゴが続き、歯車の映像から始まる。
歯車が、腕時計へ。
コンピューターを操作するリチャード・パーカー(演:キャンベル・スコット)。
実験対象の蜘蛛を処分し、オズコープ社を後にする。
ピーターを預け、妻メアリー(演:エンベス・デイヴィッツ)と姿を消す。
姿を隠した2人は…。
(冒頭で、姿を消した後のピーターの両親が、端的に描かれる。)
スパイダーマンのマークが、スクリーンに大写しになる。
スパイダーマンの背中が写し出される。
ビルから降下するスパイダーマン。
ビルからビルへ、スピーディーに移動するスパイダーマン。
そこへ、プルトニウム強奪事件が発生する。
パトカーとともに、追跡するスパイダーマン。
設計図をたくさん抱え、オズコープ社へ急ぐ電気技師マックス(演:ジェイミー・フォックス)。抱えていた設計図を、道路に散乱させ、拾い集めているところへ車が…。
危ういところをスパイダーマンに助けられる。
犯人追跡を続けるスパイダーマン。
プルトニウムを奪い返し、犯人のうち2人を捕まえ、主犯のアレクセイ(演:ポール・ジアマッティ)と残ったプルトニウムを追う。
その途中でグウェンからの電話に出たスパイダーマン=ピーターは、パトカーの助手席に、グウェンの父親を幻視する。
犯人を捕まえたピーター(演:アンドリュー・ガーフィールド)は、卒業式へ駆けつけ、授与にギリギリ間に合う。
卒業を、メイおばさん(演:サリー・フィールド)と喜び合うピーター。
ピーターは、グウェン(演:エマ・ストーン)の家族の後ろに、グウェンの父親を見る。
その夜、家族と食事するグウェンを、店の外で見守るピーター。
気付いて出てきたグウェンに、亡くなったグウェンの父親との約束の話をするピーター。
すでに、何度も話し合ったことを繰り返すピーターに、グウェンは別れを切り出す。
公開3日目の日曜日。地元T・ジョイ、11:15の回(2D字幕版)は、客層は幅広いが、観客数は30名ほどと、少し寂しい。劇場も、シネコンの中では小さい方。
大きいスクリーンで観たくて、新潟まで遠征することも考えたが、実行せず。
字幕は、菊地浩司さん。
スパイダーマンに助けられたマックスは、誕生日の日、終業時間間際に、不具合の修理を命じられる。
その作業中、感電事故に遭い、電気ウナギの水槽に墜落する。
ピーターの友人、ハリー・オズボーン(演:デイン・デハーン)は、コルム・フィオール(演:ドナルド・メンケン)に伴われ、死に瀕した父ノーマンに面会するため自宅へ帰る。
やがて、ノーマンが亡くなり、ハリーがオズコープ社の後継者になる。
目覚めたマックスは、電気を操れるエレクトロに変貌しており、街に出た彼は、意に反して警官隊に囲まれ、スパイダーマンと対決することになる。
観るまでは、スパイダーマン対エレクトロ、グリーン・ゴブリン、ライノの痛快娯楽アクション大作と思っていた。
ところが、ストーリー的には、それらが主軸にならない。
どちらか言えば、ピーターとグウェンのラブストーリーに、ピーターの両親が消えた理由が絡んだ線が主で、それにエレクトロの物語、ハリー・オズボーンの背負った宿病がもたらす悲劇などが織り込まれている体、のような気がする。
ストーリー的に盛り込みすぎて、散漫になってしまい見せ場が盛り上がらなかった感もある。
感情移入しなかった一因には、エレクトロとハリーのバックボーンが、彼らを完全な悪と思わせなかったこともあると思う。
倒したところで、スッキリしない。
それに、グリーン・ゴブリンとの対決シーンは、時間的にも短いし、アッサリしすぎている気がする。
あまりネタバレは好きではないが、ライノとの対決は、予告編に若干のプラスで、マンホールの蓋を叩きつけようとするところが、映画のラストシーンだ。
スパイダーマンのマークが大写しになり、音楽が始まり、電子的イラストのエンディングロール。
=タイトル=
文字だけの、エンディングロール。
若干昔風の服装の軍隊。戦地は分からない。
兵士を連れていこうとする男に、上官が止めに入る。
そして、ミスティークに姿を変える。
音楽が変わり、エンディングロール。
蛇足的感想1
何で、エンディングロールの途中で、X-MEN(おそらくは「フューチャー&パスト」)の映像を挿入したのだろう。
宣伝にしたって唐突だし、意味がよく分からない。
今後、スパイダーマンとリンクするのか?
蛇足的感想2
アレクセイを演じたポール・ジアマッティ。まったく気づかなかった。
悪役のイメージがないからか。
何故だろう。
感情が、揺さぶられなかった。感情移入、しなかったから。
感情移入出来ないというのと、また違う。何か、表面的な映像、ストーリーだけを追って、観ていた気がする。
メインのストーリーが何なのか、見えなかったからだろうか。
3Dを意識しすぎているように感じた、映像の影響だろうか。
2時間23分の上映時間に、いろいろ詰め込んで、テンポは速いが、描写に深みがなかったのは確かだろう。
映画は、音楽が聞こえはじめ、ソニー、コロンビア、マーベルとロゴが続き、歯車の映像から始まる。
歯車が、腕時計へ。
コンピューターを操作するリチャード・パーカー(演:キャンベル・スコット)。
実験対象の蜘蛛を処分し、オズコープ社を後にする。
ピーターを預け、妻メアリー(演:エンベス・デイヴィッツ)と姿を消す。
姿を隠した2人は…。
(冒頭で、姿を消した後のピーターの両親が、端的に描かれる。)
スパイダーマンのマークが、スクリーンに大写しになる。
スパイダーマンの背中が写し出される。
ビルから降下するスパイダーマン。
ビルからビルへ、スピーディーに移動するスパイダーマン。
そこへ、プルトニウム強奪事件が発生する。
パトカーとともに、追跡するスパイダーマン。
設計図をたくさん抱え、オズコープ社へ急ぐ電気技師マックス(演:ジェイミー・フォックス)。抱えていた設計図を、道路に散乱させ、拾い集めているところへ車が…。
危ういところをスパイダーマンに助けられる。
犯人追跡を続けるスパイダーマン。
プルトニウムを奪い返し、犯人のうち2人を捕まえ、主犯のアレクセイ(演:ポール・ジアマッティ)と残ったプルトニウムを追う。
その途中でグウェンからの電話に出たスパイダーマン=ピーターは、パトカーの助手席に、グウェンの父親を幻視する。
犯人を捕まえたピーター(演:アンドリュー・ガーフィールド)は、卒業式へ駆けつけ、授与にギリギリ間に合う。
卒業を、メイおばさん(演:サリー・フィールド)と喜び合うピーター。
ピーターは、グウェン(演:エマ・ストーン)の家族の後ろに、グウェンの父親を見る。
その夜、家族と食事するグウェンを、店の外で見守るピーター。
気付いて出てきたグウェンに、亡くなったグウェンの父親との約束の話をするピーター。
すでに、何度も話し合ったことを繰り返すピーターに、グウェンは別れを切り出す。
公開3日目の日曜日。地元T・ジョイ、11:15の回(2D字幕版)は、客層は幅広いが、観客数は30名ほどと、少し寂しい。劇場も、シネコンの中では小さい方。
大きいスクリーンで観たくて、新潟まで遠征することも考えたが、実行せず。
字幕は、菊地浩司さん。
スパイダーマンに助けられたマックスは、誕生日の日、終業時間間際に、不具合の修理を命じられる。
その作業中、感電事故に遭い、電気ウナギの水槽に墜落する。
ピーターの友人、ハリー・オズボーン(演:デイン・デハーン)は、コルム・フィオール(演:ドナルド・メンケン)に伴われ、死に瀕した父ノーマンに面会するため自宅へ帰る。
やがて、ノーマンが亡くなり、ハリーがオズコープ社の後継者になる。
目覚めたマックスは、電気を操れるエレクトロに変貌しており、街に出た彼は、意に反して警官隊に囲まれ、スパイダーマンと対決することになる。
観るまでは、スパイダーマン対エレクトロ、グリーン・ゴブリン、ライノの痛快娯楽アクション大作と思っていた。
ところが、ストーリー的には、それらが主軸にならない。
どちらか言えば、ピーターとグウェンのラブストーリーに、ピーターの両親が消えた理由が絡んだ線が主で、それにエレクトロの物語、ハリー・オズボーンの背負った宿病がもたらす悲劇などが織り込まれている体、のような気がする。
ストーリー的に盛り込みすぎて、散漫になってしまい見せ場が盛り上がらなかった感もある。
感情移入しなかった一因には、エレクトロとハリーのバックボーンが、彼らを完全な悪と思わせなかったこともあると思う。
倒したところで、スッキリしない。
それに、グリーン・ゴブリンとの対決シーンは、時間的にも短いし、アッサリしすぎている気がする。
あまりネタバレは好きではないが、ライノとの対決は、予告編に若干のプラスで、マンホールの蓋を叩きつけようとするところが、映画のラストシーンだ。
スパイダーマンのマークが大写しになり、音楽が始まり、電子的イラストのエンディングロール。
=タイトル=
文字だけの、エンディングロール。
若干昔風の服装の軍隊。戦地は分からない。
兵士を連れていこうとする男に、上官が止めに入る。
そして、ミスティークに姿を変える。
音楽が変わり、エンディングロール。
蛇足的感想1
何で、エンディングロールの途中で、X-MEN(おそらくは「フューチャー&パスト」)の映像を挿入したのだろう。
宣伝にしたって唐突だし、意味がよく分からない。
今後、スパイダーマンとリンクするのか?
蛇足的感想2
アレクセイを演じたポール・ジアマッティ。まったく気づかなかった。
悪役のイメージがないからか。