州営酒屋の巻

１０月０９日　晴れ
　天気は良いが、風の影響もあり、昼頃になっても外はかなり寒い。近所のリスはあのサンザシの
木の頂上で頑張っている。熱は下がったが、少しボーっとしているし、セキが残っている。ＲＶ
パークの滞在を３日延長することにした。夕方には３７度まで体温が上がった。

　yokoyama３さんが教えてくれたアルコール飲料関係の情報を受けて、Idahoとliquorでググって
みた。
　　http://www.liquor.idaho.gov/
が検索リストの先頭に出て来た。先頭に出ると言う事は沢山の人が探している証拠だ（笑）。この
サイトにアイダホ州内で度数が１６％を越えるアルコール飲料を扱っているリカーショップをリスト
アップしてある。Twin Fallsまで行かなないようだ。場所が分かると州直営のリカーショップへの
好奇心が風邪など押しのけた。
　当該サイトによると、ここの直営店のミッションの一つは、アルコール飲料の健康への影響を教育
することらしい。Twin Fallsにある３店舗の住所リストを握りしめて町まで行った。一つ目の店は
住所の所に発見できず。２つ目の店に行った。
＊１
　店の入り口は二つに分かれていて、前を歩いていた人はカードのような物と運転免許証を見せて
左の売り場に入って行った。入り口の係員が、そのカードを持っていない玄３に
　「アイダホでリカーを買うのは始めてか？」
と聞くので
　「肯定的」
と答えると、そこにあった視聴覚教室のＴＶモニタのような物の前に座らされて、
　「これからアルコール飲料の教育用ビデオを見せる。後で簡単な試験がある。」
という。２０問で１０問の正解なら度数４０％まで、１１問以上正解すれば濃度無制限のアルコール
飲料が買えることになるそうだ。ラム酒もウイスキーも４０％を越えている。ラム酒欲しさに風邪で
「ぼー」っとする頭を叱咤激励して必死でビデオを見、試験も１６問正解で晴れてアイダホでラム酒が
買えるようになった。
＊２

＊１から＊２までは全部ウソ。州の直営店と言っても、ただの強いアルコール飲料を売っている
酒屋だ。　普通と違う所と言えば酸素吸入のチューブを鼻に入れた身長２ｍぐらいのでっかい人が
レジをしていたことぐらい。
　州営の酒屋というのは、まぁ、確実にアルコール飲料の税金が回収できるようにする事が主な
ミッションのようだ。

写真
　１％低脂肪バターミルクと１％低脂肪ミルク。このサイズの無脂肪ミルクのパッケージを見て、
もう少し小さいパッケージがないか探した。すると左の小さいのがあったので喜んで買った。よく
見ると多少色が違う。
　昨夜、ラム酒が無いのでホットミルクでも飲もうかと思い、このパックからカップに移し、電子
レンジに入れる前にちょっと味見したら何とも言えない不快な感触が口に広がった。
　「なんじゃ、こらぁ？」
と思い、パックを良く見たら低脂肪バターミルクだ。それにバターというのは乳脂肪の塊なのに、
それが低脂肪では単語が意味をなしていないと思う。その上、紛らわしいパッケージデザイン！　
今日、大きい方のパッケージを買った。地方の事情を知らないということは、こんなに遠回りに
なるもんだ。今夜はラム・ミルクが飲める。

dry? ,,, or semi-dry ?

１０月０８日　曇りのち晴れ
　昨日より熱は下がったけど、まだ調子がイマイチのまま。夕方、食料を買い出しにTwin Falls
まで行った。

　明日からサンフランシスコの艦隊週間だったと思う。ブルーエンジェルスが飛ぶんだろうなぁ。
http://www.military.com/fleetweekをチェックしたらT-33が飛ぶんだようだが、F－１６やＡー１０
等の空軍機の飛行は無いようだ。

　買い物に行った時に気がついたことがある。寝る前にホットラムがあると良いなと思い、無脂肪
ミルクをカートに中に入れた。
　「さて、ラムは？」
と、思いながら周りを見回したがWincoの中には売っていない。とりえず、Wincoを出て近くの
酒屋にでもと、町を走ったが酒屋がない。カリフォルニアなら、町中のストリップモールに酒屋が
有るのが普通だが、そういう所にも酒屋自体がない。カリフォルニアにもあったスーパーマーケットの
Albertson'sを見つけた。あそこなら置いているだろうと入ると、これにも無い。酒類はWincoと
同じくワインだけ。どうもこの町はいわゆるスピリッツの類は販売していないドライな町らしい。
ワインは販売しているからセミドライとでも呼ぶのだろうか。アメリカには禁酒法が働いている
町や州が存在するとは聞いていたが、ここがそうだとは、はじめて気がついた。
買った無脂肪ミルクはどうしてくれるんだよぉ？

写真
　Sandcraneが南に飛んで行く。この群もTomさんの近くのアパッチなんとかの辺りまで渡って
行くのだろうか。


　ＲＶパークのリス。この手のリスは、アメリカにいるようが、色が微妙に違うようだ。ＹＵＢＡ
界隈のリスは灰色をしているし、フレーモント辺りのは尻尾の内側が白っぽかったような。ここの
リスは尻尾の内側（下側）が明るい金色のような色だ。
　このリスは、今日はこの取り付いている木になっている、写真左上の、赤い木の実にご執心の
ようだ。どんな実なのか一つ取って割ってみた。リンゴのような香りと感触がした。

カゼをひいたようだ。

１０月０７日　晴れ
　カゼをひいたようだ。気温が下がったり上がったりで体が追いついて行かない。昨日の夜から
調子が変だったが、今日は熱が３７度Ｃと少しある。平熱が低いのでちょっと体温が上がると、
いきなり辛い。んで、今日はトレーラーの中で寝ていた。　まぁ、とりあえず、ブログを書く
元気ぐらいはあるということで、明日は元気になりたいもんだ。
ラムがあればラムミルクなんだが、ラムはない。昨日「余市１５年」も飲んでしまった。１本で
１ヶ月ぐらいもったことになるか。「１２年」を開けるかなぁ。
と悩みつつ、おやすみなさい。

写真
　Twin Fallsの町とその北を走る８４号線結ぶ橋。下を流れるスネーク川がこの辺りの溶岩大地を
削った。向こうに見える緑はゴルフ場とその周辺。遠くに滝が見えるがこの写真では判別できない
だろう。

日だまりはポカポカ。

１０月０６日　晴れ
　今日は、先日のSunseekerがお日様を探してきてくれたようで晴れた。気温はあまり上がって
いないかもしれないが、日だまりはポカポカ暖かい。洗濯や、やたらに増えたフライ巻きの道具
の整理などなど。あれもこれもと材料を用意すると本当に在庫がふくれあがって困る。

　昨日は、いつもの所で２０羽近い数の鷹やハスラーを見た。これは、いつもの３倍ぐらいの数だ。
鶴と同様に鷹達も渡り始めたのかもしれない。一方で、これは、一昨日降った雪が解けて牧草地が
水びたしになった。巣孔が使えなくなったネズミが外に出た所を狙って、鷹達が集まって来ただけ
かもしれないが。
　ネズミと言えばペストがある。黒死病のペストだ。このペスト菌はアメリカには１００年ぐらい
前に東海岸に入り、現在、南カロライナ辺りまで広がっているそうだ。広がっていると言うのは、
ネズミ等に着く保菌ノミが居るということだろう。今の所、人が感染しても早ければ抗生物質で
直るらしいが、１０年ぐらい前だったか、マダガスカルで耐性菌が出たという話もある。ノミは
宿主の選択が強いので、ネズミのノミは人をささないことになっているが、たまに感染する人が
いるようだ。南カロライナより東に旅行する人は、まぁ、大丈夫だろうけど、注意してください。

写真
　SilverCreekに行く途中にある看板。この辺りは延々と続く溶岩地帯。冷戦時代、その溶岩の
中にできる自然の洞窟を使った核シェルターがあったらしい。
　BoiseとTwin Fallsの中間ぐらいにあるMountain Homeに戦略空軍のB－５２の基地があり、
それが核攻撃の標的なるため、とりあえずの避難所。　それと、アイダホには核ミサイルの
サイロが沢山あったような。核戦争直後の世界を描いた古い映画「The Day After」でＩＣＢＭが
ボンボン発射さるシーンはアイダホだったような気がする。古い話なので、あまり自信がないけど。
とにかく、このド田舎が核戦争の最前線で最終ラインだった時代があるということだ。今もそうかも。



　昨日の魚。一匹目のニジマス、口にフライがまだ付いている。よくファイトした元気なやつだ。

ブラウンが釣れた。

１０月０５日　曇り
　今日はSilver Creekで１６時過ぎまで釣り。その後Twin Fallsで食料等をお買い物。インスタントの
お味噌汁が残り１食分になった。んで、昨日から夕食のお伴はＹＯＵＫＩの中華スープの素で作った
スープになった。既に賞味期限が切れたものだが、青ネギとベーコンの切れ端を入れると美味しい
スープになる。

写真
　今日の魚。Silver Creekのブラウン。１４インチぐらいで、あまり大きなブラウンではない。
しかし、スプリングクリーク育ちのブラウンらしく非常に奇麗な色をしている。使ったフライは、
ハックルもテールもグリズリーで巻いた＃１８のハイフロートパターン。＃１８でこれを巻くと、
一見＃１６か＃１４ぐらいに見えるような大きなフライになる。


　着いた時には雪。雪の中で４人、何かぐちゃぐちゃしゃべりながら、フロートチューブで
魚釣り。
　Silver Creekの入り口はくびれた池のようになっている。くびれた部分に橋がかかっていて、
下流側には小さな島が点在して多島海の模型のようになっている。


釣り
　１０時半頃に出たが、３０分ぐらい走った所にあるガソリンスタンドで財布を忘れた事が分かり、
とりに帰った。再度出発した時には１１時半。先日も似たようなことをした。
　んで、１３時前にSilver Creekに着いたら、空は完全に曇り、雪が降っていて、風は無い。
あまりにも素晴らしい天候なので、涙が出てきそうだった。

　早速、厳重に防寒して準備して川に入る。今日のロッドは４番、ティペットは７X。目の前で
小さそうなのが大きな魚がするような静かなライズをしている。＃２０ぐらいのメイフライが
流れているので捕まえてみるとBWO。とりあえず、それを食ってる事を確認するために＃２０の
ＢＷＯを結んだ。このＢＷＯは、ボディの色が少し濃いグリーンで、ウイングがジーロをループに
し、ハックルはブルーをパラリと巻いた新型。ＪＯＹを指に少し付け、ティペットに軽く二回
撫でた。ＪＯＹは中性洗剤。シラメ釣りでやる、ティペット隠しのあれだ。つまり、玄３は完全に
本気モードということだ。
　一番手前でライズをしている魚を狙ってキャストした。その、本日最初のキャストに、狙った
魚の３０ｃｍぐらい前で、別の魚が出た。ちょっと慌てて合わせら乗った。予定より大きい。
７Xなので無理はできない。２回ジャンプしたのをナンとかカンとか１０分ぐらいかけてキャッチ。
予想外に大きくて１３インチ強あった。
　これで今日は大手を振って坊主ではない。んで、機嫌良くティペットを６Ｘに上げたら、これで
食わなくなった。＃２０に６Ｘではエサに荒縄が着いたようなもんだ。魚も気が進まないのは良く
分かる。この荒縄と＃２０の組み合わせでライズを大量に無駄使いした。それにしても、食わない
こと、甚だしい。

　ここは一発作戦を変更しなければならない。手持ちの＃１８のＢＷＯパラシュートをキャスト
するが食わない。同、ウイングをＣＤＣしたＢＷＯも同じく食わない。ＢＷＯ系はサイズを上げる
と途端に食わなくなる。７Xにして＃２０のＢＷＯを付けると魚が出る。しかし、やはり藻に潜ら
れると切られる。んで、作戦を大変更して、６Ｘに昨日巻いたハイフロートパターンを結んだ。もし、
魚の注意がマホガニーのダンに行っていたら、これに出るかもしれない。
　少し下流で４匹ぐらいがライズしてた。これをキャストした。フライが頭の上を通過してもライズ
が無くならないので、少ししつこく同じ魚を狙ってキャストした。５回目ぐらいで、フライが吸い
込まれるアクションで水面から消えた。合わせた。乗った。レインボーをよりあっさり寄って来て
これが上の写真のブラウン。
　この後、同じフライでレインボーをもう１匹。これが一番大きかっただろう。それでも１５インチ
ぐらいだった。これで本日は満足して帰ることにした。

またもや長文ゴメン。

雪でした。

１０月０４日　雪
　昨日、Silver Creek帰りに除雪装置を付けたピックアップトラックとすれ違った。気の早い事だ
と思った。　今朝、目が覚めると、小雨のような音がする。風は無いようだ。寝床から出て外を
見ると、雪が積もっていた。更に重たい雪がどんどん降っている。昨日の除雪車両は気が早いわけ
では無かったようだ。ＲＶパークの人の話では、この辺りは１０月中旬には雪が降るので、雪自体は
少し早いだけ。しかし、初雪で、これだけの雪がいきなり積もるのはめずらしいそうだ。
　かなり重い雪なので、釣りに行く気にもならず、トレーラーでフライを巻いたり、古い映画を
見たり、ちょっとだけ買い物に言ったり。
　ＲＶパークは、とりあえず２晩借りて、今日はSilverCreekに近い所に移動しようと思っていた。
しかし、この雪の中を北に移動するのはおっくう。ここに居座ることにして、今日までの分を含んで
１週間居ることにした。

　この雪も、まぁ、悪いことばかりでもない。無くなったと思っていたペンタの古い方の防水カメラ
が出て来た。洋服戸棚から出してきたダウンジャケットの中にあった。ちょっとうれしい。

　この雪、夕方になってもまだ降っている。明日は止んでほしいなぁ。

　なを、現在、坊主ではない。変更し忘れていたので直しておいた。

写真
　今朝の雪を被った、かたつむり１号と２号。久しぶりのカタツムリ号の登場だ。



　１２時頃、TwinFallsまで買い物に行った。前を必死の風情で走っているＲＶがSunseekerってのが
面白い。　玄３のためにも、がんばってお日様を探しに行ってくれ。



釣りは無し。
　

おんねん？ ＝ 居るのですか？

１０月０３日　曇り、ちょっと風。寒い。
　朝、ちょっとだけフライを巻いた。１１時頃からSilverCreekに向け出発。Silver Creekまで
１時間と少しの距離だ。ところが、ヒーターのスイッチを切り忘れているのを思い出し、引き
返し、再度出発。３０分ぐらいの損。結局、５時間ぐらい冷たい川の中に居て、２０ｃｍぐらいの
ニジマスを１匹。途中のWincoで買い物をして帰った。釣りは面辛いし、辛白い。

写真
　ムースの子供（だろう）。左の薮の中に母親らしき大きなムースがもう一頭いる。こっちは
大きくても目がかわいい。
　釣っていたら後ろでチャプチャプ音がした。振り向くと、ムースが２頭こっちを見ている。
　　ーー　なんで、ここに、ムーズがおんねん？　びっくりしたなぁ。-ーー


　目の前の道を３０頭ぐらいで横切るエルク。
　帰り道で車をトロトロ走らせていると、となりを木の枝のような物が追い越して行く。
　「あぁぁン？」
と見たらエルクのオスが２頭、巨大な角を振りかざして駈けて行く。周りに２０頭以上のメスが
これも駈けて行く。いきなり、目の前で道を横切った。カメラを出してヤミクモにシャッターを
押したら写っていた。
　　ーー　なんで、ここに、エルクの団体がおんねん？　びっくりしたなぁ。-ーー


釣り
　ロッドは４番、ティペットは７X。とりあえず＃１６に巻いたマホガニー風を結んだ。玄３の
マホガニー風はアダムスに近い。
　　寒い寒いが
　　「寒さに負けてはならじ！」
っと、ウエーダーに着替えて川に出た。着替えて、寒い寒い中を歩いて川に着いたら更に寒いし、
更に風がぴゅーぴゅー。寒さは何とか我慢できるが、風には勝てない。んで、風裏を中心にライズ
を探す。ライズは有るには有った。まるで、メチャクチャに難しいクイズを出題しているような
恐ろしく難しい所でライズしている。アメリカのテスト川とはこの事だ。クイズと釣りの違いは、
クイズは答えが有るが、こっちは無いかもしれないと言う事。
　クイズの隙をついて、２０cmぐらいのニジマスを１６番のマホガニー風のフライで釣った。
その魚の前後で良いサイズがライズしていた。これがこの川の本当のクイズだが、このクイズを
正面切って解けるようなら本職のフライ釣り師だ。
　この魚どもは藻にガードされていて、のうのうとライズを繰り返している。どの角度からキャスト
しても、手前の水面から顔を出した藻にフライが触れて、着水した直後からドラグがかかる。その
釣れた１匹は、その藻のギャップを使えば、３０ｃｍぐらいはナチュラルに流せる所にいた。んで、
うまく流して１匹キャッチ。思ったより小さいので写真は撮らず。ただ、ここのニジマスの虹は
すごく鮮やかだった。

　これで風が無ければ最高の釣り日和なのだが、風がどんどん強くなる。１４時頃から本格的に
悪くなり始めた天候とともに、ＢＷＯのハッチが始まった。ここでＢＷＯに合わせて、それまで
使っていたマホガニー風を２０番のＢＷＯパラシュートに変えた。ティペットは同じ６X。ここの
ＢＷＯは少し暗い色をしているように見える。それと、ライズしている魚を観察すると、強風の
中でヨタヨタしているが、姿勢良く流れているＢＷＯを食べているようだ。
　観察だけして、今日はそれでおしまい。　少し場所を変えて＃２２のＲＣパラシュートで１回
来たが、これは合わせ損なった事を付け加えておく。
長文、ごめん

Silver Creek

１０月２日　晴れ
　少し北にあるＲＶパークをベースにSilver Creekを攻める方針でそっちに向かって走った。走って
いる途中で、日曜日のSilver Creekは無茶苦茶に寒くなるというニュースが入った。 あそこが寒く
なるなら、そのＲＶパークも寒くなるのは必定。あわててまたTwin Fallslまで戻った。戻っても、
昨日泊まった某チェーン展開しているＲＶパークはイマイチなので少し東にＲＶパークを見つけて
いたのでそこにした。
　このＲＶパークは北西向きの斜面にあるのだが、北西の季節風の事が良く分かっているのか、珍しく
防風林のような木が立っている。更に、停めてあるＲＶが北西、つまり風上を向くように各スポットを
配置していある。ＲＶは走るために設計してあるので、風上に向いていると安定するのだ。なかなかの
心配りだ。

　なを、某チェーン展開しているＲＶパークは、取り立てて良い所が無いし、悪いところがある。
チェーン展開しているのなら、ハンバーガーのマクドナルドのように、何処に行っても同じにして欲
しいが、このチェーンはバラバラ。このブログ読者の皆さんは、非常の時以外は、あのＲＶパーク
チェーンは止めておいた方がよかろう。

写真
　今日のSilver Creek。もう６年ぶりになるかな。性格の悪い魚が沢山住んでいるので有名な小川。
ここもヘンリーズフォークのWoodroadと同じで、玄３は１２インチ以上を釣ったことがない。
ヘンリーズフォークの方は、何度もフッキングまでいったが、こっちはフッキングも無し。


　おなじみのRedTailed Hawkの幼鳥だと思う。Silver Creekが流れているバレーは水が沢山ある
ようで、動物にとって住み易い環境のようだ。それを狙ってタカやハヤブサの仲間が多い。ちょっと
車で走る間にタカが電柱などに４羽ぐらい止っているのが見られるし、１日にハヤブサを２回見た
のは初めてだった。その上、Silver Creekの周りにはチュウヒ。それにフクロも住み着いている
ようだ。


釣り
　ＲＶパークの移動で少し遅くなり、creekに着いたのは１４時過ぎてしまった。今日は金曜日の
せいか、釣り人が沢山いた。プールになったセクションでフローティングチューブを使っての釣り
が多い。川の流れているセクションは、すれ違った釣り師によると、マホガニーが良いと言ってい
た。　実際には、フライが自然に流れていれば何でも良い感じだったが来るのは小さいのばかり。
大きなのは全くライズがない。

アイダホは寒いぞ。

１０月０１日　晴れ
　昨日は、えらく寒かった。イエローストンは雪になるとか言っていたし、泊まっていたイエロー
ストンのＲＶパークは９月３０日で閉じると言っていた。抜群のタイミングだ。
　今朝は、調べておいた次のＲＶパークに行こうと１０時頃に出発。　ＲＶパークを一歩出ると、
周りの山がほぼ麓まで雪化粧。げげげ、と思ったがとにかく出発続行。
　Twin Falls周辺の山は軽く雪化粧だけだが、Twin Fallsから北に見える山々は、かなり厚化粧に
なっている。しかし、目的地方向はその厚化粧の雪山に一致しているのだ。車の外気温計は１２時
頃になっても５度Ｃぐらい。このまま夜になるとまた氷点下になる。玄３は、とにかく寒いのは
嫌いなのだからビビった。
　それでもズルズルと走り、途中のサンドイッチ屋で昼食とコーヒーを手に入れ、Silver Creekの
顔だけ見、途中で道を渡っていたアナグマをひき殺しそうになりながらも、さっさとTwin Fallsまで
戻ってきた。早い話が、カタツムリ２号を引きずって、３時間ちょっとの恐ろしく燃費が悪いドライ
ブをしたようなことになった。

　今日、買い物に言って少し驚いた。Winco Foodsという、なんかウンコみたいな名前の食料品系
スーパーマーケットがある。買い物客にメキシコ系と思われる人が非常に多い。客の半分ぐらいが
そうじゃないだろうか。カリフォルニアが農産物の収穫をメキシコ系に頼っているのは重々承知だが
他の州でもそうなんだとはっきり分かる光景だった。

　ここは標高は少し低いはずなのに、ううう、また冷え込んできた。根性無しと言われてもいいから、
もう、こんな寒い所で釣りするには止めて、ぬくぬくのカリフォルニアに帰って釣りしようかなぁ。

写真
　写真中央の少し左に見えるのは、畑に水を撒くための車輪付きのスプリンクラー。右の白くなった
部分は今朝スプリンクラーで水を巻いたのが凍って雪ののようになっている部分。スプリンクラー
にもツララが出来ていた。これを見てビビった。これでもまだ、目的地の手前なのだ。

延長。

９月３０日　一応晴れのような。
　昨日の夕方から雨と強風。雨は明け方には上ったようだが、強風がしっかりと１９時頃まで残った。
トラーラーを揺らして、なんだかんだで２４時間吹き荒れ続けたことになる。６年ぐらい前に来た時も
Big Lost川で夜中に山の上を吹く風の音がうるさくて眠れなかった。このTwinFallsから北にかけては
風の通り道になっているのだろうか。
　んで、このＲＶパーク滞在を一日延長。強風の中をこの図体のでかいトレーラーを引きずって走るのは
あまり気が進まないということでした。デカイと言っても、他に比べると小さいけど。
　何をしいていたかと言うと「風の谷」なので「風の谷のナウシカ」のＤＶＤを見た。それとトレーラー
内の模様替え。SilverCreekの情報の確認、Solver Creekに近いＲＶパーク探し。
　模様替えは、コンピュータの位置をスライドアウトを出さなくても使えるように変えだけだけ。それ
でも狭いと言えば狭いトレーラーの中なので、あっち動かすには、こっちを動かしてからでないとダメ
とか。結構な手間だった。

今日も写真も釣りも無し