25ftのかたつむり、、、だったことがある。

魚と道祖神の招きにあひて会社を辞め、トレーラーで旅するはずだったのだが。3年で再定住。4年でトレーラーも手放した。

異文化性トマソン

2009-04-17 04:18:17 | Weblog
4月17日 曇り時々雨
 9時ごろから16時過ぎまで台湾の会社。一区切りが付いた16時前頃には時差ボケ効果で、地球がぐるぐる回っているのが良く分かるようになってきた。んで、ホテルに帰って横になったら、次に目がパッチリ覚めたのが18日の2時。
 台湾は、やっぱ、気温も湿度が高い。皮膚表面がいつも濡れている感じでカリフォルニアのカサカサ肌に慣れているとカエルになったような気がする。昼食は近所の食堂で焼きそば。夕食は、そういえば、食っていないなぁ。台湾の味付けは薄味で口になじむ。

写真
 新竹駅を出る台湾の高速鉄道700系台湾スペシャル。暖色系の塗装が新鮮だ。聞きなれた新幹線の音で、揺れは少なく乗り心地は良い。新竹に入る前のカーブで聞きなれない「チンッ、チンッ」というノイズが聞こえたのは日本より強いカーブのせいか。
 台湾の高速鉄道は、ヨーロッパと日本の混合鉄道システムと韓国のゼネコンを採用したために開通が延々と遅れたと言われている。多くの国の鉄道がそうであるように、技術者たちが必死に矛盾を取り除いたシステムを構築した努力を政治家が矛盾の巣にしてしまった物の例として、またもや、記憶されることになった。日本の鉄道技術者にとっては他国の鉄道システムに新幹線をインストールする良い勉強になったかもしれない。


 文化が違うとトマソンが発生する。たとえば新竹駅にあった看板。左が高速鉄道前で右が高速鉄道後だということは分かるがどういう意味が込められているか全く分からない。出来上がった途端に玄3とってトマソンになってしまった例。

到着

2009-04-16 06:39:21 | Weblog
4月16日 午前5時
 サンフランシスコ湾エリアから台湾まで飛んだ。成田経由便だ。到着後、とりあえず$100を台湾元に交換したら3300元になった。空港から桃園までバスが30元。桃園駅から新竹駅の高速鉄道(略して高鉄と言う)が80元。新竹駅から新竹市街地の宿までタクシーで275元だ。14日の13時40分の飛行機で飛んで23時30頃に最終目的地のホテルに着いた。そのままホテルでバタン&キュー。
 高鉄の桃園駅から新竹駅の1駅は80元は妙に安い。乗車時間が10分にしても安い。 始めは最後の市街地までバスにする計画だったが、ここまで来て、もうヨレヨレになっていたので、タクシーに日寄ってしまった。
 4時半ごろに目がパッチリ覚めてしまった。んで、このブログを書いている。あと3時間ぐらい気持ち良く寝たいのにぃ。
 困ったのは、何故かアメリカのオフィスのサーバーにアクセスできない。セキュリティの関係か? オフィス向けのメールが読めないのは困ったな。
新竹:しんちゅー。桃園:とうえん
写真
 成田の日よけ越しに写真を撮った。日よけは1mm角ぐらいのメッシュになっている。
シャターを落とす直前に不安が頭の隅をよぎった。デジカメの弱みのモアレがものの見事に出た。カメラはメッシュを写しているのだろうが、そのメッシュと画素が干渉しているようだ。だから、イメージのサイズや大きさを変えるとモアレの形も変わる。希望としては、下の写真に少し沙がかかったような写真になって欲しかったのだが。





小切手が変な猫になった。

2009-04-14 15:03:58 | Weblog
4月13日 高曇り後晴れ
 ソマリア沖で海賊に捕まっていたアメリカ人の船長が助け出されたらしい。海賊を狙撃したらしい。3人に当てたということになっている。玄3としては、いくら近いと言っても、揺れる船から揺れる小舟に向けての射撃が当たるわけがないと思っていた。んで、この狙撃系の救出オプションは無いものだと思っていたから、「へー、へー、へー!!」だ。

 今日、2週間ぐらい前に発注しておいた小切手が来た。玄3の小切手はずっとスヌーピーだ。ところが封をあけてみるとスヌーピーじゃなくて変な猫の絵が描いている小切手だった。玄3の取引銀行はUnion Bank of Californiaで三菱銀行の現地法人だ。この銀行、先日からロクでもないオペレーションが続いた。

 1回目は、ATMでアクセスする口座を勝手に当座預金の口座からマネーマーケットの口座に切り替えていた。当座の口座にも十分な金が入っているから口座を切り替える必要などないのに説明もなく切り替えていたのだ。こっちはそんな事を知らない。
 月に10回(?)以上マネーマーケット口座を動かすと次の回から手数料が$15/回かかることになっている。玄3はATMがマネーマーケットにアクセスしているのを知らずに10回を越えてアクセスした。結果、銀行に手数料を$100以上取られていた。 こういう事が多いのか、手数料が多いとそのマネーマーケットの口座は当座の口座に自動的に切り替わることになっている。こういうサギのような手数料の取り方ができないように国が決めたルールのようだ。
 とにかく、その手数料を取られ、マネーマーケットに着くはずの利息は当然着かない。

 2回目は今日のスヌーピーだ。何の知らせもなく、可愛いスヌーピーから気持ちの悪い猫に変わった。違う小切手を頼んでも2週間ぐらいかかる。税金を払ったら小切手の手持ちが全然無くなるので、しばらくこれを使うしかないだろう。
 もう1回、いやな応対が2年ぐらい前にあった。

 これでもアメリカの銀行よりマシかもしれないが、もう一つ問題がある。他の州に行くとこの銀行はないのだ。んで、ATMを使うたびに手数料$2を取られる。しばしば他州で生活する玄3にとっては結構な出費になる。この銀行は日系資本なので、日本語ができる窓口があることが取り柄だ。しかし、こういうロクでもない操作が続くとそんな取り柄など何処かに消えてしまう。銀行を変える方が良いかなぁ。

 明日から台湾に飛ぶ。ラップトップを一応持って行くがアップする回数が減るかもぉ。

写真
 それがこの小切手だ。小切手は絶対にスヌーピーだよな。くそー!



前払いしていた?

2009-04-13 17:13:40 | Weblog
4月12日 晴れ
 あまりに眠たいのでソファでちょっと横になったら13日の午前1時に寒くて目が覚めた。んで、このブログ。まだ、時差ボケが直っていないのは良くわかるが、ここで午前1時は何処の朝なのかわからない。

 税金なのだが、今年前払いすると言う事は、去年も前払いしていたんだろうなぁ。だから、玄3の払った$300じゃなくてもっと多いんだろうな。税金を払う立場にいる間は生活保護を受ける立場にはなっていないのだろう。それほど収入があるわけではないので、払える立場にいるのが嬉しいような、お金が減るのが悔しいような。それにしても税金の事は良くわからんわ。


写真
 おとなりのトレーラーの上でハウスフィンチがピョンと跳ねた。この時期ハウスフィンチのオスは婚姻色で胸から頭にかけて「赤いね!」というぐらい赤くなる。


確定申告

2009-04-12 14:19:29 | Weblog
4月12日 晴れ
 時差ボケで妙な具合だ。今回の時差ボケは数日後に台湾行きが控えているので、直してしまわないように適当につき合う方針だ。本を読んでいると寝てしまうし、プログラムのチェックをしていても寝てしまいそうになる。将棋をするには少しボケているし、、、。結局、散歩するのが良いことが分かったが、フラフラ散歩していると不審人物だと思われて警察が出てきそうだ。ちゃんと飛行機に乗れるのかなぁ。

 税理士さんに頼んでいた2008年の確定申告の計算が終わった。2008年の税金は$300ぐらいということになった。収入が無いにしてもずいぶん安いなぁ。ここまで安いなら逆に生活保護でお金をくれたら良いのにと思う。封筒には、この$300の支払い伝票と、4半期ごとに前払いする伝票、それに手数料の伝票の計6枚の伝票が入っていた。
 長い間サラリーマンだったので、所得税の前払いというシステムは知らなかった。会社を辞めていなければ、一生知らないまま死んでいたところだ。この4半期ごととの支払いは、お金があれば、1年分を一括で前払いしても良いらしい。銀行は金を貸す時に利息を先に取った金額を借り手に渡すらしい。欲しい金額を手にしようと思えばそれ以上借りなければいけないシステムになっているようだ。銀行というのもアコギな商売をしている。

写真
 アメリカにも八重桜が有るのかなぁ。近所に咲いている。普通の桜やイチゴがの5枚程度の花びらではバラの仲間とは思いにくいが、こういう花を咲かせると「桜はバラ科なんだなぁ」と思う。

思い出し出し、、、

2009-04-11 15:36:11 | Weblog
4月11日 曇り時々晴れ
 12時過ぎにオフィス。あまり眠れず、その上、朝の5時頃に目が覚めた。9時ごろに眠くなったので寝たら次に起きたのは10時過ぎ。 ほんまに、もう!
 1時間ほど仕事して、後は台湾行きの準備をした。機械を少しアップデートするのだが、その部品をずいぶん前に送ったのでその内容があまりさだかではない。明日とあさってで思い出せなかったら、現場で思い出し出しせにゃならぬ事態となった。
 帰ってきて7時頃から映画「Fast&Furious」を観た。1作目がビン・ディーゼルのあれの4作目。2作目と3作目は駄作だったが今作は1作目の”original components”というキャッチコピーに踊らされて封切り日に行った。デキは1作目ほどではいが、ディーゼル先生の悪い雰囲気が良く出ていた。まぁ、こんなもんでしょうで B(ー)としておこうね。

写真
 交差点に車を停めてケーブルの敷設作業中のVorisonの作業車。昨日の切断事件の余波なのか、普通の工事なのか知らない。Vorisonはケータイ電話の会社だと思っていただ、有線もやるんですね。

復旧と復帰

2009-04-10 15:03:33 | Weblog
4月9日 曇り時々雨。
 今日の夕方KIXを発って、今朝の9時頃(だったと思う)SFOに着いた。飛行機は747だが、乗客はやたらに外人が多かった。サンフランシスコ空港は4月だというのに寒い。曇っていて少し雨が降っている。
 そのまま駐車場のカタツムリ1号を転がして12時過ぎにトレーラーに帰り着いた。駐車場代が$88。ジェットラグで無茶苦茶に眠く、そのまま16時過ぎまで寝た。ジェット機などという危険な上に眠たい物を発明した奴は人の迷惑というものを考えたことがあるのだろうか。

 それはそうと、誰かが、この辺りの電話の光ファイバーを切ったらしい。警察等の911番も繋がらない状態だった。事故ではなく、その誰かがマンホールに入って切ったようなのだ。映画だったら銀行強盗のパターンだが、それらしいニュースは今の所流れていない。この断線のためだと思うが、ブログをアップしようとしてもネットが繋がらなかった。22時頃には、このとおり復旧してブログもアップできる状態になった。いたずらにしては、念のいったいたずらだなぁ。

写真
 関空の近くで何やら作業中の海上保安庁のヘリコプター搭載の巡視船。関空の橋から撮影。大阪湾なので神戸の管区の「せっつ」だと思う。窓に写っているのは玄3の影。


007 日本から愛をこめて。

2009-04-07 11:01:39 | Weblog
4月7日 (日本時間)晴れ
 ネットカフェからアップ。
 父親の3回忌で今、日本。法事をお願いしているのは禅寺。親子2代で住職をされている。この坊さんが若いが中々品が良いし、少し鼻にかかった声が良い。それにしても鼻にかかっているのでカゼかと聞いたら、杉花粉のアレルギーらしい。修行をしても杉のアレルギーにはかなわないのだ。
 アレルギーに負けても坊主はやっぱり禅宗が良い。守銭奴の日蓮宗の坊主などに頼んだら、戒名代を聞いただけでこっちの戒名が必要になる。そうなれば、どんどん戒名代が入って日蓮宗の思う壺なので日蓮宗には頼まない。
それはそうと、姉がその坊さんに法事の後のお食事会でいきなり
 「釣りはされますか。」
と聞いた。「何で坊主に釣りの話をするかなぁ」と、一瞬たじろいだ。直後に彼女の頭の中では、このブログの坊主が前提になっているらしいことに気が付いた。この坊さんは本職の坊さんで、あって釣りの坊主とは一線を画している。つまり、坊主は釣れても釣れなくても坊主にしかならない。これをどうやってフォローするのか。
 「坊主をネタに釣りのブログをやらせていただいております。」
と言ってもイマイチ説明が長くなりそうなので
 「はいはい、愚僧かな。」
と思いながら知らん顔をしていた。はいはい、愚僧かな。

写真
 オキナグサという植物らしい。3回忌をした禅寺の庭に咲いていた。お茶花らしい。うつむいて咲いているが、中は黄色と赤紫でかなり派手な構成になっている。




ISSは何処?

2009-04-03 14:56:23 | Weblog
3月2日 晴れ
 朝から昼までお仕事。長くて、せいぜい2時間だな。

 明日から日本に行くので、その用意をするのために昼頃にはさっさと帰った。 洗濯し、クリーニング屋でズボンをピックアップ。トレーラーをちょっと片付けて、RVパークのオフィスに行って、RVを使用しないモードの料金を払っておいた。1日$10だが、1週間だと$200以上節約できる。ただ、このモードの時には電気、水道、下水のコネクタ、を外しておく必要がある。アパートだと住んでいてもいなくても同じ料金なる事を考えると、RVパークはこういう便宜をはかってくれる。

 ということで、ちょっとの間、ブログはお休みするかもぉ。

 飛行機が落ちまくっているので少しだけ怖い。しかし、今回はボーイング747なので4エンジン。新型の777だと1基止ったら推力が半分になるが、こっちは3/4になるだけ。少しだけ安心の飛行機ですぅ。

写真
 今日は20時半ごろから、北から南にISSが通過するので、写真に撮ろうと思って待ち構えていた。ところが、玄3は何をトチ狂ったか、西側を通過すると分かっているのに一生懸命東側を見ていた。んで、この写真はISSではなく、ただの飛行機だと思う。がっくりじゃぁ。



レーザーがファーストライト

2009-04-02 15:12:52 | Weblog
4月1日 晴れ
 ベイアリアから山を一つ越えた所にリバモアという町がある。そのちょっと向こうにローレンス・リバモア研究所がある。歴史的に核兵器の研究所だが、ここでレーザー核融合の点火試験装置がファーストライトになったらしい。ファーストライトというのは天体望遠鏡などで使われるようだが、まぁ、それに近いことだ。

 ローカルの新聞に世界最大のレーザー装置がエネルギー省の承認を受けたという記事が出ていた。しかし、その新聞は物理学者の勉強用などと妙な説明をしているだけ。これでは何の為に作った装置なのか全然分からない。地方新聞の記者というのは、どこの国でも何を考えて記事を書いているのか良くわからない。
 んで、直接、その研究所のサイト等をチェックした。核融合の実験のための装置らしい。直径6mmの金のボール、短く言えば金玉だが、その玉の中に重水素と3重水素を詰め込み、それに192本のレーザービームで作ったX線を当てて核融合を点火する実験をするらしい。なんで192本になったか知らないが、そのうちの4本のビームが発射試験をしたということのようだ。12年と約1000億円の予算をかけて作った装置なのだそうだ。
 ローレンス・リバモアは核爆弾の研究ばかりしている危ない所かと思っていたし、アメリカはレーザー核融合の研究はしていないと勝手に思っていたので、
 「ふーん、アメリカも頑張っているじゃん!」
と少し感心した。実験は2010年に始まるという話だ。それまで何をするのか分からない。うまく行けば、核融合炉で作った電気でカリフォルニア新幹線が走ることになるわけだ。とにかく、地球温暖化のことがあるし、石油は何時再度暴騰するか分からないので、核融合炉の研究者の人たちには、まっ、頑張ってもらいたいと思うよ。
 くわしくはこちらをどうぞ。
https://lasers.llnl.gov/programs/nif/about.php

このニュースはウソではないだろうなぁ。