25ftのかたつむり、、、だったことがある。

魚と道祖神の招きにあひて会社を辞め、トレーラーで旅するはずだったのだが。3年で再定住。4年でトレーラーも手放した。

AC、ペナルティのこと。それに「ローラぁ」

2013-09-16 21:54:21 | Weblog
9月16日 快晴
 ここのところ、このブログも、ルールも何も分からないままでAmerica's Cupを特集している。他の人も分からないらしく、この玄3に聞いてくるヤツまでいる。それも英語でだ、、、バカであるな。とにかく、やはり良く分からないのがこのAmerica's Cupだ。んで、昨日の2ポイントのペナルティについてヨットレースをやっている人に聞いた。
 彼によると、やはり、”I’m not sure…” と前置きがあって、このペナルティはAC45型のヨットで戦うシリーズで起きたインチキに対するものらしい。このシリーズで、ORACLEチームが重心位置を変えるために舳先に内緒でオモリを乗せたことが発端らしい。これはひどいルール違反ということだ。
 AC45型で戦うシリーズは、乗員たちがカタマランに慣れるためのもので、大型のAC72型を使うAmerica's Cup本戦のシリーズのとは別のシリーズだ。つまり、オーナーはいっしょでも別のチームなのだ。しかし、済んでしまったAC45型シリーズのペナルティを転嫁するところがない審判団が、オーナーが同じラリー・エリソンでチーム名が同じORACLEだということで、AC72のチームになすり着けた、、、、、ということらしい。「江戸の敵を長崎で、、、」というやつだ、、、むちゃくちゃだな。

 先の土曜日の風で中止になったレースでは、審判がORACLEよりの裁量を見せて、このペナルティの問題ではORACLEにひどく厳しいペナルティを出している。玄3が推測すると、審判団は、ペナルティを決めた反ORACLEグループと、それの反対に立つORACLEグループの2つに割れてゴチャゴチャと覇権争いをしているんではないか。うーん、実にAmerica's Cupらしい。
 とにかく、これからの平日レースでORACLEが1レース落として、3レース勝てば次の土曜日に少なくとも1レースは行われることになる。ORACLEが6ポイント差を跳ね返して勝つのは絶望的だが、次の土曜日のレースというのも非常に少ないチャンスだな。
 

写真
 土曜日、ACを観戦するその他の船。

 沖に純白の艇体を浮かべるLady Lora。ググってみると、全長62m強、10ゲストのチャーターの「ヨット」らしい。スティールの船体で上部構造物はアルミが主体。赤地にユニオンジャックの旗は、去年の10月ごろこのブログに載せたサファイアプリンセスと同じくバミューダ船籍のようだな。この船のデッキで西城秀樹に「ローラァァァ」、、、と叫んで欲しいけどチャーター料は払ってあげられないっす。


 ニュージーランドの応援は上に比べると質素だが燃えている。船籍がどうのこうのと言うような船ではないが、ニュージーランドだと良くわかる。ピア39あたりまで行った競技艇を双眼鏡で追っている。揺れる船の上で双眼鏡をのぞいていると玄3はあっというまに「げろげろ」になる。こういう人がうらやましい。上の大きな丸いアンテナは古野電機のGPSアンテナ。