25ftのかたつむり、、、だったことがある。

魚と道祖神の招きにあひて会社を辞め、トレーラーで旅するはずだったのだが。3年で再定住。4年でトレーラーも手放した。

続×14+1、ヘンリーズ・フォーク

2007-08-23 13:01:13 | Weblog
8月22日
 カワウソが出た。お立ち台前、1時頃だ。それも4匹の団体で。川下からイルカのように交互にジャンプしながら来る。これがデカイ! シッポの先までだと3mぐらいありそうだ。10秒ぐらい何が起きたのかわからなかった。イエローストンで見た事が一度だけあったから何と分かったが、なければ必死で走って逃げていた。10mぐらい先を盛大にバシャバシャやりながら上流に泳いでいった。
 昔、イエローストンで見た時にはガケの上からだったのと、一緒にいた3匹がまだ子供だったので、それほど大きく見えなかった。今回は、水面と同じの高さ、四匹とも同じような大きさ。あんな物が来たらせっかくのライズがパーだし、まとわりつかれたら、マジでたまらん。写真も慌てていたのでまともに写っていない。えらい災難だ。それでもなんとなく得したような気がした。

写真
 もともに写っていないが、とにかくカワウソ。
 こういう、水面に出たり隠れたりする被写体では、コンパクト・デジカメの弱点がモロにでる。シャッターが落ちるのが少し遅れるのだ。飛んだ瞬間に撮ると水に入った後でシャッターが切れる。うーんである。

釣り
 お立ち台に9時頃出勤。朝は晴れそうだったが、薄曇りが延々と続く。メイフライのハッチがダラダラと続く。ライズは小型魚のみだ。バカ長に履き替えた。とりあえず、ボウズを免れるために手近なライズに#16のカディスをキャスト。藻に潜られたが藻と一緒にキャッチ。既にボウズではないので、おおっぴらに大物ゾーンまでソロリソロリと行ってみた。ライズがない。暇つぶしに川の中央でメイフライを捕まえていると、左目の端に何か三角形の物が時々動く。横目で観察すると魚が顔とヒレを交互に出している。波さえ出ないような静かなライズだ。かなり大きい。しかも3匹も。
 虫など捕まえている場合ではない。しばらく観察すると、
 1.虫を積極的に捕まえに行っているのではない。
 2.あまり大きな虫を食べているのではない。
 3.あまり安定したライズではない。
の3点が判明。水面を見ると#14か16、それと、#18のメイフライが流れている。カディスは時々飛ぶが少ない。とりあえず、X-カディスから試す。全然全く見向きもしない様子。クリームの#16のパラシュートをナイロンの6Xに結ぶ。これまた、反応が悪い。あまりに下手でしつこいキャストをしたのでライズが一旦なくなった。虫集めをしながらじっと待つ。実に我慢強い自分を見て感心する。仕事だったらできないよな。うん、できない。
 ちょうどロッド3本分の距離でライズ再会。#18のクリームにグース・バイオットで縞模様を付けたパラシュートをキャストする。これが効いた。5回目に良い所を良い状態で流れたら、食った!外れた。合わないねぇ。もう1匹も同じパターンで逃がした。
 ここで今日のハイライト、カワウソ君達が来た。今日は、おしまいだ。帰ろう。