扇子と手拭い

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正月の初席でも頭ひとつ抜けた喬太郎と一之輔!

2019-01-17 08:40:52 | 落語
 久しぶりに寄席に行った。池袋演芸場である。1月20日までは正月の初席と言うことで、大挙して出演するので、ひとり10分程度の出番しかない。

 池袋演芸場は木戸銭を3000円払うと、お昼の12時30分から夜の9時までタップリ落語が楽しめる。【昼の部】【夜の部】の入れ替えがないからだ。

 16日【昼の部】の開場は12時だが、その1時間近く前から落語ファンが列を作って並んでいる。あたしと落語仲間は昼だけにした。

 それでも終わったのは午後4時30分を過ぎていた。これだけ座席に腰を掛けているとさすがにズキンと腰が痛い。あたしは腰痛持ちだからなおさらだ。

 落語協会会長の柳亭市馬をはじめ、柳家小里ん、桂文楽、古今亭志ん輔らがベテランが顔をそろえたが、ひときわ目を引いたのは柳家喬太郎と春風亭一之輔だ。

 この2人は客の目と耳を高座に引き付ける。思わず聴き入ってしまう。うまい。人気があるのもうなずける。「もっと聴きたい」と思わせるからすごい。

 近い将来、落語界をけん引するに違いない。ナマはコワい。出来の良し悪しがハッキリ現れるからだ。

 この日も、ベテランの中に「稽古不足」が見て取れた落語があった。落語ファンをなめたらいけない。

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