✳︎déraciné foot prints✳︎

〜糸偏の手仕事、俳句のことなど〜
(備忘録、老親への近況報告として)

選句集 秋の号

2018-10-16 | 俳句 (ときどき 短歌、お習字)

〜お稽古仲間の句〜

春の号で自選9句を提出。その中から

17句ずつ互選し 秋の号でまとめて下さる。

最高得点句はやはり常連の方々。

素晴らしい。

(23名参加)

 

 

◯自選句メモ📝

●三時には暮るる山里冬の虹  6点

●嬰児の足裏おでこへ春の風  3点

●表札にひとり加へる柿若葉  3点

●望月や東三軒灯りなし  2点

●冬ざるる止まりしままの大時計  2点

●早春賦三番までを歌い切る 1点

●生き延びて鮒に負けざり捨て金魚 1点

●初厨猟犬の声過ぎゆけり   無点

●舌先の抜歯の小穴梅雨に入る  無点

 

 


句日記 8、9、10月分

2018-10-16 | 俳句 (ときどき 短歌、お習字)

〜お稽古の句より〜

句ができない。

ふた月ぶりのお稽古。

●8月、9月

◯迷ひたるみやげ三種の栗きんとん

◯誘われて老いの浴衣のジェンカの輪

◯盆踊り半周先ゆく若さかな

△盆提灯紛れてひとつけふの月

      ➡︎下線部推敲せよ

△落ち栗に辿りつけざる荒れ野かな➡︎もっと的確な語を!

 

●10月

祭&紫式部

◯鉦太鼓二歳の叩く獅子稽古➡︎  舞稽古   とする

◯幼子の蝋燭守るやそぞろ寒

◯子を追ふて入り会の鐘実むらさき

◯実むらさき食べる真似する孫のいて➡︎ 孫二歳  とする

△実むらさきつぶつぶつぶと集める子➡︎ 子と集め  とする

 

◯身に入むやエンドロールの樹木希林

➡︎身にしむやは秋の季語

 

                            

                         


萩句会 兼題「首」

2018-09-29 | 俳句 (ときどき 短歌、お習字)

〜 二ヶ月ぶりの句座〜

 

栗🌰と題して 先生の句が

 

*出席者7名

*ひとり5句投句

*5句ずつ選句

高得点の常連さんがみえなくて残念。

🔵私の選んだ句

⭕️私の句

………………

〜4点句〜

●徳利の首のよろしき温め酒   🔵

●足首を少し出したき秋袷   ⭕️  

(同点決勝で5点いただきました👍)

 

〜2点句(3点句なし)〜 

●かの頃に真綿の頸輪ぬくかった 🔵

●不器用に削る鉛筆獺祭忌  🔵

●深秋や兜太の首の太さ良し 

➡︎良し は不要ではないか?

●なんとまあわが句巻首に乱れ萩 🔵

●冬ぬくしこきりと頸を廻したり

●秋扇や百人一首ほぼ忘れ

●兼題に思案投げ首夜半の秋 ⭕️

 

〜⭕️投句メモ📝〜

●首折れしもの数多なり苅田雨    1点

●首の皮一枚つなげ秋の虹  無点

➡︎漠然としていてわからない

●三秋や厚み増したる母の辞書   無点

➡︎三秋とせず もっと季語を絞った方が良いのでは? 

〜初めて出会った言葉メモ📝〜

●首鼠両端 (しゅそりょうたん)

●獺祭忌 

https://dot.asahi.com/tenkijp/suppl/2017091700047.html?page=1

●二十三夜待ち

http://tsukigoyomi.jp/2014/nijusan-ya.html

●首(このかみ)

https://dictionary.goo.ne.jp/jn/81021/meaning/m0u/


山口誓子の句碑

2018-09-26 | 俳句 (ときどき 短歌、お習字)

〜円空仏…〜

最近足に自信がなくなった父の希望で。

会主催のミニ吟行を先取り

コースから一箇所選んだ「明福寺」へ

「円空仏 外に出て来て 枯銀杏」山口誓子

おかげ横丁にある

「山口誓子俳句記念館」

https://www.okageyokocho.co.jp/info/library/haiku/

円空仏と山口誓子の出会い等 知識がないからようわからん。

切られた?銀杏の木


短歌 「ドミノのごと…」

2018-08-28 | 俳句 (ときどき 短歌、お習字)

〜俳句を練り直して〜

以前作った句⬇︎

◯ドミノのごと橋脚迫る雲の峰

 景が見えない。と言われた。

今ひとつの感あり。

 

圧倒されそうな建設中の高速道路の橋脚。

下を走る度に捻ってみるが…。

諦めて短歌に⬇︎

 

🔴ドミノのごと肩怒らせて橋脚は

              里を斬り裂き次の町へと (8/28掲載)


短歌 震災

2018-08-01 | 俳句 (ときどき 短歌、お習字)

〜Eテレ特集より〜

「震災を詠む 後編」入選歌より

南相馬市の女性の一首


句日記7月分(🔴7/31追記)

2018-07-31 | 俳句 (ときどき 短歌、お習字)

〜お稽古の句から7/10)〜

🔴かたことの一歳半やかなぶんぶん(7/31掲載:添削あり)

       原句⬇︎

◯宇宙語の一歳半やかなぶんぶん

◯うちわ手にふんぞり返る一歳半

◯廃校の廊下素足にざらつけり

 

その日の句の中から二句選んでお手本を書いてもらいます。

先生のお手本⬇︎


句日記7月分 その2

2018-07-26 | 俳句 (ときどき 短歌、お習字)

〜お稽古の句から〜

7月2回目のお稽古。

毎回その日の句の中から二句を選んで

お手本を書いていただく

 

◯膝小僧見せざるままに夏果てぬ

◯恋螢闇もろともに掬いけり

 

◯「り」で攻めるしりとり果つる雨やどり

◯「クックパッド」繰りて老父の紫蘇ジュース

◯捨て金魚父祖のマンボに生かされて

◯竹林のザワと揺るるもぬるき風

◯着ぐるみの中に人あり雲の峰

➡︎人ありって変との指摘。敢えて使いたかったが。

 

 

⚪︎「シドニーは9℃-18℃」大西日

➡︎「」は天気予報。どうなんだろう?って

 

⚪︎よちよちの甚平踊る夕さり方

➡︎よちよちがつまらない。

 

⚪︎目に余る実生南天雲の峰

➡︎目に余るの使い方。?

 

⚪︎苛立ちの増してゆきたる蝉しぐれ

➡︎よくある句材。増す でよい。

 

△髪の毛も脱いでしまえと溽暑かな

➡︎髪の毛も要らざり云々としては?

帰宅後

⬇︎髪なんて要らぬと思ふ油照り

としてみた。


句日記 6月分(🔴7/10🔴7/24 追記)

2018-07-24 | 俳句 (ときどき 短歌、お習字)

〜お稽古の句から〜

 

🔴恋蛍 闇もろともに掬ひけり  (7/10掲載)

◎蛍(ほおたる)や子らの減りたる観察会

      原句➡︎減りゆく

◎梅雨の底木戸の閂(かんぬき)動かざる

      cf.➡︎裏木戸の閂硬き梅雨湿り(or梅雨しとど)

             形容詞 「硬き」を使わない方がよい。

            敢えて言えば「木戸の」も不要だが…

 

 

◯ははの茶の一芯三葉揉みにけり

     母➡︎女へんに母=亡母の意

       cf. ➡︎△揉むでみむ 母の茶の芽の十匁

             「 揉むでみむ」は余分、中、下だけで充分。推敲せよ

◯二歳児の凄まじきかな夕立風(ゆだちかぜ)

◯タラの芽を包みて届く信濃版

◯蛍こい甘い水などありはせぬ

 

 

×飛行機を目で追えぬ子や燕(つばくらめ)

          〃                子に    〃

            〃              子の    〃

       ➡︎どれにせよ 意味がよく伝わらない。

短歌に仕立て直して投稿⬇︎

🔴飛行機をまだ目で追へぬ幼子の

                視線の先につばめ飛び交ふ  (7/24掲載)

  

 

◉調べること

美し(はし)と愛し(はし)

はしかりき

はしきやし

はしきよし

はしけやし


2018年 上半期 句日記まとめ

2018-06-30 | 俳句 (ときどき 短歌、お習字)

 〜半年過ぎました〜

 

月に一度、俳句のお稽古用に作った中から数句を選んで、

時に、俳句にしきれなかったものを短歌にして投稿。

上半期のまとめ⬇︎

 

〜俳句〜

●父母訪うて句座となりたる炬燵かな 

●吾子を包み雪なるものを見せに出る ❄️

 ●生まれしと黒と白なる羊の子  🐑

●思ひきり弾きてみたきしだれ梅

●手作りの母の茶杓や小米花 

●銀輪の坂登りきる花は葉に 🚴‍♀️

● 若き日の駅に降り立つ桜どき  🌸

(毎日新聞  三重文芸 俳壇に掲載)



〜短歌〜

 ●腰病みし母見舞いたる帰り際   もたせくれたる寿司は手づくり 

●建てつけの悪き引き戸を蹴とばして   口角下がる今朝のわたくし

●寝つけずにアナログ放送再生す  還暦の陽水「断絶」叫ぶ

●電源を切りて私を消したまま  ひとり籠りてただただ紡ぐ

●作品名「お話し」の「し」は必要か 棘抜けぬまま会場を出る

●瀬の音は屋根打つ雨と重なりて  寝袋の中に繭となりゆく

 

 (同 歌壇に掲載)