地味に堂々とする

今回ネタバレあり、注意。

結婚したら夫の家に入れ、

とか、

反社会勢力の脅し、

とか

旧来依然としたストーリー展開・・・で飽き飽きしてきて、

不愉快な気分が、どんどん積まれてるテレビドラマが、

日々進行している最中、

ドラマも、

まだまだ捨てたもんじゃないよ、

と、おもうことしかり。

たとえばですねぇ。。。

金曜22時台。
　
https://encount.press/archives/339295/
といった感想には、見受けられないけども、

　　被告の姉を視覚障害に設定しているのは、何故なのか？

について、

妹を一途に信じる不憫な様子を入れて、証拠探しに皆が協力してくれるようになる、

という要素もあるだろうが、

車載カメラ映像で、不利な状況をひっくり返すシーンで、

ただ「見せる」のではなくて、「見えない」姉に、

口頭で、映された内容を説明するという、

これは姉の心情に、

視聴者を同化させようというねらいなんだろう。。。おそらく。

意味のある人物設定で、手が込んでます。グッドです。

もうひとつ。

木曜23時台。

葬儀ジャックするというエピソードだったが。

人間心理が色で観える、という特殊能力はあんまし重要ではない、

　　何故ジャックしたか？

という動機が肝になってて、よく出来てた。

自然災害で、現場に県警本部が到着できない、というのが伏線。

所轄署が独断行動しやすくするためのご都合主義、

ではなく必然性のある事情、になってたわけで。　　

さて、

ポジティブな発見を求めて、

今日も観ようっと。