今、平和公園では8月6日を迎える準備が始まっています。しかし、資料館本館の耐震工事のため、本館の下はテントで覆われて入れなくなっています。平和式典に参列する人のため昨年から「平和都市記念碑」の前の芝生にテントを張るようになりました。今年は狭くなるため、国際会議場でも同時中継で参列できるようにするそうです。
平和公園の中には原爆に会った建物などは3っつしか残っていません。原爆ドーム・慈仙寺の墓石・大正屋呉服店です。残りは土の中に埋もれています。
現在「レストハウス」として使われている大正屋呉服店は保存運動を長い間してきました。そして昨年やっと保存が決まり、今年からやっと予算が付き動き始めました。
出来るだけ、被災前の姿の戻そうとしていますが、当時の色がわかりません。そして、元安橋側は病院が建っていたため、全面壁だったそうです。今は窓が作られているので、耐震工事のこともあり、元の壁に戻すことが決まりました。
爆心地側が壁だったため残ったと言われています。
今のトイレ側にガラス張りのエレベーターとトイレ棟を増築します。保存しながら活用する、珍しい被爆建物になる予定です。
あと、広島大学理学部、被服支敞をなんとか保存、活用してゆきたいものです。