【日付】2019/8/30(金)
【場所】旭岳・姿見の池園地
【天候】晴れのち曇り
【気温】~16℃
【風速】~7m/s
ロープウェイ姿見駅から山麓方面を見渡すと雲海が見えていました
山頂にかかる雲もだんだん高くて薄い雲になり秋っぽくなってきていますね
チングルマの綿毛が太陽に照らされて光っていました
その奥にはエゾオヤマリンドウがたくさん咲いています
ミヤマリンドウ
エゾシマリス
最近かなり多く見かけています
リスについて調べてみました
リス科の動物は285種類いるようで、その中にはモモンガ、ムササビ、プレーリードッグ、マーモットも含まれています
日本に生息するリスは固有種・外来種ともに3種類ずつの計6種類
固有種 ・ニホンリス(ホンドリス) ・エゾリス ・エゾシマリス
外来種 ・チョウセンシマリス ・キタリス ・タイワンリス
北海道にはエゾリスとエゾシマリスの2種類がいて、森林限界を越えた姿見の池園地では地面に巣を作り地上で活動するエゾシマリスが生息しています
エゾシマリスはシベリアシマリスの亜種で北海道、サハリン、北方領土の海辺から高山帯まで様々な所に生息しており頭胴長は12~15cmで尻尾の長さも同じぐらいあります 体重は90g前後 雑食で背中に5本の縞があります
外来種のチョウセンシマリスとエゾシマリスをぱっと見で見分けるポイントはなく、本州でシマリスを見かけた場合はペットが野生化した野良シマリスということになるそうです
北海道でも札幌などでペットのシマリスが野生化していて交雑等の懸念があるそうです
現在はチョウセンシマリスの輸出が禁止されているためペットとして飼うことができるシマリスはチュウゴクシマリスになっています
エゾリスは主に樹上で生活し、冬眠はしません
旭岳自然保護監視員:大塚 航平
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