日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

過渡期・・・

2012-10-20 11:40:29 | Weblog
 いじめなどの問題が起きると、誰が責任かって感じで、犯人探しが始まることが多いのですが・・・最後は、原因がはっきりしないまま終わることも多いのですが・・・今の時代、誰も責任を取らない感じになることも多く・・・昔の古来の日本の武士の精神はいずこへって感じにもなりますが・・・。
 いい考えであれば、いつの時代も、党派を越えて決めて行けばいいと思うのですが・・・どの党も、自分の党のことばかり考えて、歩み寄りしない感じですね・・・総理大臣がコロコロ代わりますが、大臣も、それと同じ様に、コロコロ代わっていますが・・・→これだと、官僚の力が強くなるのも、当たり前ですね。
 そんな国会議員を選んだのも、独り独りの国民です。自分のことだけ、自分の地方のことだけを優先して選出されれば、それなりの力しか出せませんね。因果応報の理で、なるべくして今の姿になっていると思います(←選挙に行って、積極的に選びましょう・・・!)。
 「奪え合えば足りず、与え合えば余る」って言葉があります。「知足(足るを知る)」との言葉もあります。
 日本ほど、高齢化社会の先進国はありません。皆保険も、世界に誇るべきものです。海外からの観光客のレピーターの割合、諸外国と比べると、日本のそれは、高いですね。(←日本の良さが、来日して初めて分かるケースが多い?!)。
 東日本大震災後の日本人の対応を見て、日本の政治は三流だが、日本人は一流との印象を海外に与えています。
 今の混迷した姿は、(今からの高齢化社会を日本が生き抜く為の)産みの苦しみでしょうか・・・?!

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ワクチン接種・・・

2012-10-19 18:18:09 | Weblog
 ワクチン接種後に、その副反応で子どもの状態がおかしくなること、私も経験しています。頻度的に致命的なることは極めて少ないのですが、最悪な時は、亡くなることもあります。
 ちゃんと問診して、ちゃんと診察して、大丈夫だと思っていても、極めてまれに想定外のことが起きることがあるのです。99.99・・・%であっても、100%と言い切ることは、出来ないと思います。それに当たった医療関係やドクター、ホントにお気の毒に感じます。
 ワクチンは、あくまでもその本人にとっては、異物です。アナフィラキシーショックの様に直ぐに副反応が出現するものから、かなり経って出現するケースもあります。
 今は、ヒブや肺炎球菌のワクチンも積極的にする様になり、又、水痘や流行性耳下腺炎のワクチンも、補助を出すケースも多くなって、それに、ロタウイルス・肝炎ウイルス・RSウイルスなども、今後益々増えそうな感じです。
 今は、ちょうど移行期で・・・間違えない様にと、多くの医療機関が、気を張ってしています。人間がすることですから、複数でチェックして、かなり慎重にしていても、間違うことがあります。すると、マスコミで大きく取り上げられます。
 週刊朝日が大阪市長「橋下徹」氏を、非人間的な内容で出版し、親会社の朝日新聞の責任が問われ様としています。
 医療費抑制の今日、多くの医療機関は、少ないスタッフで患者さんの対応で大変ですが、それが理由とのことで、ちょっとした医療上のミスが許される訳でもなく、マスコミから叩かれて、大変なことになっているケース、確かにあります。

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不可思議なこと・・・

2012-10-18 13:08:07 | Weblog
 小児科の医院を開業する時、もしも上手く行かなかった時、多額の借金を背負わなくていい様にと・・・(公認会計士と相談して)開業したのですが・・・。
 その時、せっかくだから(当たるのが当たり前だから)ちゃんとした自分の土地と建物を買って開業しようとも(周りから言われて)思ったのですが・・・→ひょっとして上手く行かなかったら、(何も頼るもののない自分にとって)家族が路頭に迷って大変なことになると思って、安全策で賃貸で開業しました。
 現実は、厳しく、小児科だけの入院設備を持っての開業は、正に、労多くて報われない感じで、8年半余で、経済的な問題でやむなく閉院になってしまいました。
 平成11年の5月までして、6月上旬のレセプト提出締め切りまで事務員さんがいて、その後は、家内と二人だけで、19床の「たはら小児科医院」の片付けを6月一杯まで、むなしさ一杯でしていました。
 その時は、(ホントに)落ち込みましたが、しかし、あのまま続けていたら、もっと大変なことになっていたに違いないと思っています。
 どんどん沢山来ても、自分の体が持たなくなって潰れてしまっただろうし(そうでなくても、ストレスと睡眠不足で30代の初めから血圧が高くなっていたし・・・)、体が持つ感じで続けていても、採算が合わなくなって精神的に参ってしまっていただろうし・・・やはり、今考えると、今の姿は、そうなるべきしてなっていると思っています。
 いろんな事に挑戦すると、それなりに得るものが確かにあります。医師が開業すると言うのは、その医師にとっては、人生で最も大きな事業って感じですね・・・?!
 大きな病院を一代で開設すると、大きければ大きいほど、後の継続が大変になると思います。自宅の家にしても、スゴク大きな庭付きの豪邸を建ててしまうと、毎日の掃除や手入れが大変ですね。
 お金のある人は暇がない人が多く、(お金も暇もない人も時々いますが・・・)、物事には必ず表と裏があって、今している事がこの先、どんな風に関連して行くのか何て、先にならないと分からないことの方が多いですね。
 そう思うと、人生って、実に、不可思議ですね。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20110910/1

http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=RU4P0_pPWQc&NR=1
(次女がバイオリンを弾いていますが・・・)

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サービス・・・

2012-10-17 10:25:15 | Weblog
ごお 京都の有名な料理店に行った人の(今日聞いた)話ですが・・・
 いや、お金は高かったけど、それなりに充分に満足出来ました・・・一見(いちげん)さんは、お断りで、必ず、紹介が必要とのことで・・・いくらお金を包んでも、紹介でないと、そこに行けない・・・もちろん、正装してでないとその店には、絶対に入れません。
 一つ一つ出されるものが、皆、素晴らしくて・・・見栄えも、器も、味も、取り合わせも、全てに、そこの料理人の客に対する思いやりが込められている感じで・・・世界遺産って感じでした・・・それに、スタッフの対応がそれ以上に素晴らしくて・・・(感激の連続!)。
 その店、今、ロンドンにも出していて、それも、アラブの大金持ちの人がバックにいて・・・いくらお金が掛かってもいいから、外国の人の口に合わせて作る料理でなく、京都にあるこの店と同じものをとの趣旨で、既に、オープンしているとか・・・?!
 ある宿泊施設に行くと、(スタッフ不足でしょうか?)料理が初めから全て並べられているケースもあります。食事する部屋に行くと、自分たちの名前が書いた紙が一枚置いてあって、スタッフは誰も来なくて、それで終わりって所もありましたが・・・。
 金額が高い中には、料理代だけでなく、職員に払うお金だけでなく、いいスタッフを育てる為の教育費や、メインテナンス料、その他諸々の費用が入っているんですね・・・。
 旅も、いろんな角度から見ると、それなりに奥深く味わうことが出来ますね。

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晩年は・・・

2012-10-16 16:15:52 | Weblog
 日野原重明さんがテレビに出ていました。101歳で、精力的に動いています・・・仕事もされています・・・フェイスブックもされています・・・いろんな事にも新たに挑戦しています。101歳まで生きてこれたことに対して、日野原さん自身も、驚いている御様子でしたが・・・。
 歳にこだわって、自分の生き方を狭くしない様にしたいと思います。
 51歳の時、西南学院大学にフランス語の検定試験を受けに行った時(西南学院大学が試験会場でしたが)、150人以上いる中で、自分みたいな高齢者は、女性の人が独りいただけでしたが・・・。
 イタリアのフィレンツェのイタリア語学学校に通っていた時も、自分の様な高齢者(55歳)はいませんでした。しかし、カナダのトロント大学で英語研修をしていた時には、自分より年上の(日本人の)男性が独りいました。
 今、いろんな外国語を自分なりにしていますが(特に、アラビア語を)・・・取り敢えず、来年、数日間、ドバイに行くつもりにしているのですが・・・。
 流行性角結膜炎の後遺症で、左の角膜に傷が付いて、ちょっと不便ですが・・・→神様が、あまり無理をするなと言って、自分にブレーキをかけているのだと思っています。歯も、内歯瘻で難儀中ですが、これも、神様が、食べ物に注意しなさいと喚起していると思っています。
 元気過ぎて、自分の体を過信して、パタッと行ってしまった人、周りにいます。そうかと思うと、体があまり丈夫でないので、常に養生してそれなりに元気に長生きしている人も、周りにいます。
 父は、最後は、笑顔で亡くなりました。家内の父親は、晩年、しばしば感謝の言葉を述べていました。(二人とも、教員をしていましたが・・・)
 私も、多くの事に感謝をして、最後は、悔いなく笑顔で最後を迎えられればいいなあと思っています。それを実現する為に、今から30年掛けて(?!)、その準備をしようと思います・・・(ピンコロ人生、希望しているのですが・・・)?!

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魚釣り・・・

2012-10-15 14:02:22 | Weblog
 小学校1年生までは、(佐伯市の)蒲江町の鷲谷(わしだに)住宅と言う所に住んでいました。目の前に海があり、夏休みは、毎日そこで泳いでいました。
 その後、4年生の秋まで、(佐伯市西上浦)睎干(ひるほし)と言う所に住んでいました。そこでも、ちょっと歩けば海岸に着き、暑い夏には、ドボンと高い土手から何度も飛び込んでいましたが・・・。
 睎干では、魚釣りに(父に付いて)行くことが多かったのですが・・・船でちょっと遠くまで釣りに行って、酔ってしまったのを覚えています。
 しかし、その後、佐伯に住むことになって、魚釣り、その後、一度もしていません。気が付くと、半世紀以上もしていないことになります。
 佐伯市は、魚で(超)有名ですが、この(上)天草市も、美味しい魚が食べれます。病院の食事にも、魚のメニューがよく付きます。
 今勤務している病院の周りの海岸で、多くの人が魚釣りをしています。病院、180度以上が海ん囲まれている感じで、病院の前からでも魚釣りが充分に出来ますが・・・。
 せっかく天草にいるので、その内、魚釣りを始めようと思っています・・・自分が釣った魚を捌いてみたいです・・・(出来るかな?!)。

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幸せになるには・・・

2012-10-15 13:58:41 | Weblog
 M3のドクターズブログで、「幸せ」と入れて検索すると、以下の内容が出てきました(その8割近くを以下に載せていますが・・・)。
 どの様にすれば、「幸せ」になっていけるのかと言う大問題は、私にとっての長年のライフワークになっていますが(生き方、幸福論)・・・(私は、100%満足ではないですが、今まで生きてきた中で常に今が今までで一番幸せって感じで生きてきていますが・・・?!)。
 「教育」と「医療」に関しては、国民的意識の改革が必要で、更に、行政による大きな改革が早急に必要だと思っていますが・・・。
 日本の強さは・・・→資源の乏しい日本では、ノーベル医学・生理学賞を授賞された山中先生が言われる様に、研究成果や知的財産ですが・・・(平和を愛する)1億人を超える日本人そのものが(震災後世界から高く評価されている様に)、国力だと思っています。
 ダライラマが、「世の為、人の為だけでなく、生きとし生ける全てのものの為に祈る気持ちが大切・・・生きている時間を有意義に過ごし、他人の為に働き、他人に害を及ぼさない様にし、最後に死に直面した時にも、動揺することなく前向きに過ごせば、いい来生があるはず・・・(チベット仏教)」って感じで言われていましたが・・・(合掌)。

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20121014/1

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人間万事塞翁が馬・・・

2012-10-13 13:00:10 | Weblog
 ノーベル医学・生理学賞の山中伸弥先生の座右の銘が、「人間万事塞翁が馬」とのことですが・・・、私もそのことが身につまされることを沢山経験してきています・・・。
 若い時に、失敗を沢山して欲しい、そこから本物を見付けて欲しいって感じで山中先生が言われていましたが・・・そうですね、失敗からも多くのことが学べると思います、いや、失敗をしないと、人間は成長しないと思います、若い時程、沢山失敗が出来ますね・・・?!
 世の人の為に偉業をなした人を調べてみますと・・・逆境を生き抜いていますね。多くの親は、子どもが将来苦労しない様にと願っていますが、若い時に苦労しなくて将来を明るく過ごそうと思うこと自体が不自然なのかも知れません・・・。
 昨晩(10月12日)、「金スマ」で、「花まる学習会」の高濱正伸会長が出演していました。現在、1万人の熟生を持ち、関東だけで86教室も持ち、入塾待ちが3000人とか・・・。
 世間に沢山ある(受験の)学習塾と違って・・・・ずっと先を見据えていて・・・将来、社会人として自立出来る様に、困難に負けずに生きて行ける様に・・・人間を育てることを目的にした塾になっていました・・・(←とても素晴らしいですね!)。
 具体的な内容を見ますと(テレビでの内容では)・・・
・40人の生徒に9人の教師が付いていました。
・子どもが皆笑顔で楽しそうにしていました。
・競争でなく、皆、一緒に(!)楽しくって雰囲気になっていました(親御さんも)。
・大きな声で言わせていました(自己表現の大切さ)。
・いくつかの問題を出した場合、×を付けずに、○のみ付けていました(成功体験で終わらせる)。
・苦手なものを食べた時、皆で、大拍手してあげて、褒めていました(すると、それを見た別の子も、苦手なものを食べて褒められ様として、食べれる様になっていました・・・)。
・自然の中での遊びを大切にしていました。
・大人が全力で遊ぶことを大切にしていました(リーダーの影響力は大きいので、大人のリーダーがまず上手に楽しく遊べることが大切ですね・・・家庭でも、親が笑顔で楽しく生きていることが大切ですね・・・)。
・会長が子どもの前でギターを弾いて、子どもと一緒に歌っていました。
・小さな成功体験の積み重ねから次第に自信を付けさせてやる気を起こして、最後までやり抜く力を付けさせていました。
 高濱正伸会長は、ちゃんとした教員の免許を持っている訳ではなく、1993年、33歳で、「花まる学習会」を創設し、当初は思った様に上手く行かず、普通の(受験の)学習塾にと周りからも言われていましたが・・・20年間の実績で、今や、大人気の状態になっています・・・。
 「花まる学習会」がここまで来れたのも、会長の(車椅子の)独り息子の丈太朗君の存在が大きかった様で、夏休みの「サマースクールでの野外体験(←今年は、300人が参加)」では、いつも、丈太朗君も参加して、一緒に楽しんでいました。
 そうですね、人生長いのですから、目先のことばかり考えないで、大人が大きな目で見て、子どもに教育して欲しいですね。
 正に、「人間万事塞翁が馬」ですね。
http://www.hanamarugroup.jp/koukyo/prof.html
http://qt.quu.cc/gyakkyo111.htm
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20060917/1

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続々・山中伸弥先生・・・

2012-10-12 12:04:29 | Weblog
 10日、NHKのクローズアップ現代に山中先生が出演されていましたが・・・(その内容から)
 研究とは、真理を探求することで・・・その真理は、なかなか表に出てこなくて、多くのベールに覆われています・・・多くの研究者は、それを一枚一枚はがして宝物を探す感じですが、一番初めにベールを剥したのがイギリスのジョン・ガードン先生で(カエルの腸の細胞を使って、腸の細胞が初めの受精卵の状態になれると発見したことで、初期化の研究が進んだ訳で)、その後、多くの研究者がどんどんベールを剥して行って、たまたま途中で宝物を当てたのが私でしかなく、その間に、多くの研究者が何枚もベールを剥いで宝物探しをしてきています・・・って感じでく山中先生が言われていましたが・・・(とても謙虚な方ですね・・・)。
 資金面で、日本の研究者が難儀していますが・・・山中先生は、iPS細胞研究所の職員の9割が非正規職員で、後、国が今から10年間の生活保障をしてくれても、その先の経済的な生活面が心配で・・・自分のノーベル賞も、この人たちのお陰で出来たことですから・・・と言われていました(とても思いやりがあり、又、長としての細かい神経の持ち主ですね・・・)。
 最後に、家族のことに付いて・・・研究が続けられた裏には、家族の支えがあったから・・・奥さんへの感謝はもちろん(研究の資金面で困った時、皮膚科医の奥さんから援助?!)、21歳と23歳の子どもさん(二人の娘さんは、共に医学生)から、今まで通りに、この先も優しくしてもらいたい・・・まだ、途中なので、出来るだけ早く実用化が出来て、ちゃんと世の中の役に立てて、その後に、25年前に亡くなった父にあの世で会いたいって感じで言われていました・・・(ジーンと来てしまいました涙)。

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1+1≧2・・・

2012-10-12 12:02:43 | Weblog
 全国の病院から小児科のある病院が年々確実に少なくなっています。その大きな理由は、全国的に集約化が行われたからです。独りや二人だと、小児科医の負担が大きいので、小児科は、3人以上必要との考えが定着している様ですが・・・。
 交通の便がいい所では、他の医療機関にも行けるので、それでもいいのですが・・・僻地になると、船に乗って行ったり、山を越えて行ったりとなると、大変です。台風の時期になると、深刻です。
 数の上では、1+1=2です。しかし、小児科を独りでするのと2人でするのでは、大きな違いです。独りだと、常に独りなので、休む暇がないことになります。2人だと、休む時間が確保されて、その間に充電が出来て、いざと言う時、力が充分に発揮されます。つまり、1+1≧2と言う式が成り立ちます。
 常に100%の力を出していると、燃え尽き症候群って感じになります。普段は、70%前後の力を出し、いざと言う時、100%の力が出せる様にしておくべきではないでしょうか。
 私が18年間、小児科医独りでしてきての感想ですが・・・→大きな問題は、睡眠不足です。睡眠不足は、判断力を狂わせます。医療事故にもつながります。笑顔も出ません。親御さんも不安になります。どんどん負の連鎖となって行き、職場を離れると言うことになりかねません。
 逆に、小児科医にゆとりが出来ると、よく診れて、笑顔で接することが出来て、コミュニケーションが上手く出来て、いい治療も出来ることになります・・・。
 ある市での独り小児科医(常勤医)の病院の実態を調べてみますと・・・平日の時間内の診療だけで、入院は出来なかったり、又、別の医療機関では、1人で、新生児から入院から時間外診療までしていますが、土日祝には、大学から応援が来ています。
 以前は、小児科医の犠牲的精神に頼る感じの医療がしばしば行われていました。しかし、今は、そんな時代ではありません。小児科医と病院側と患者さん側が、三位一体となって、お互いによく理解し合う感じでないと、医療を続けられない時代になっていると思います。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20110105/1

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