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老人ホーム新事実

2006-09-23 06:52:19 | Weblog
 今、大都会では、老人ホームの中には、従来のイメージと全く違った感じのものが出来ている。60歳を過ぎた夫婦が、そこから、仕事に出る。それも、今までの仕事と関係ない仕事で、自分のスタイルの合う質と量の仕事を、楽しくしている。又、結婚後、一人になった人も、楽しく、そこで過ごしている。
 その老人ホームに住む人は、仕事から帰ると、必ず受付に、ねぎらってくれる人がいるし、食事を3度共、作る必要はなく、その食事も、気の合う者同士で、一緒に楽しく食事を摂ることが出来、大きな風呂に一緒に入ったり、一緒に運動したり、集まって息抜きをする所も、ちゃんと設備されている。そして、24時間、何かの時には、ドクターから駆けつけてもらえるシステムになっているのである。
 もちろん、入会する時には、2.000万近くのお金が必要だが、正に、そこは、寝るだけのホテル感覚になっている。そこには、家庭的な温もりがあり、又、いざと言う時には、気兼ねなく、人に頼めると言う安心感がある。
 日本人は、65歳を過ぎても、男性の28.7%が、女性の12.6%が、何らかの形で仕事をしている。仕事も続けられ、老後の心配もしないでいい、そんな新しいタイプの老人ホームなのだ。今後、益々、需要に応じて、新しいタイプのものが出来るに違いない。
 欧米の場合、一緒に同居する時、全く赤の他人とするケースが多くなっている。年老いた人ばかりの場合もあるし、若い人とお年寄りの場合もあるし、女性ばかり数人の集まりの場合もある。
 本当は、東南アジアの発展途上国の多くがしている様に、大家族がいいに違いないし、亡くなる時にも、自宅で多くの人に囲まれて、温かく旅立つことが理想的に違いないが、・・・。
 日本の場合、血がつながっているからと言う理由だけで、義務的に、いつも喧嘩をしながら、ストレスを異常に感じながら、一緒に親子や親戚が同居しているケースがある。そして、多くの場合、最後は、病院で、孤独な中で寂しくなくなり、更には、財産争いまで起きている。
 老後の過ごし方、今から、真剣に考えておくべきであろう。
 私ですか、私も、先々は、子どもに財産を残すことなく、今の家も土地も売って、楽しい老人ホームを探して、そこで過ごそうと思っている者の一人です(まだ、10年先のことかなあ?)。


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