日本の心・さいき

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当番医

2018-11-06 06:47:21 | Weblog
 平成30年11月4日(日)、9:00~18:00までの小児科当番医でした。
 午前中、30人ほど来て、正午過ぎには、普段通りに昼食が摂れました。午後は、ゆっくりしていて、午前と午後で、総計45人で、ここでの私の今までの当番医で、一番少ない数でした。
 延岡市の当番医は、小児科医が少ない関係で、日向市と一緒になっています。
 10年以上開業されている延岡市のある小児科医の話だと、かっては、少ない時は、9カ所だけでしていて、約20万人の人口での1カ所の当番医なので、多い時は、120人を越え、そんな当番医が直ぐに来る感じで、大変だったとのこと。
 今は、当院(井上病院)に小児科が出来、共立病院に小児科が出来、又、日向市にも小児科が今年新しく出来て、少し、楽になっている感じですが・・・。
 流行病が今は少なくて、ノロウイルスやロタウイルスでないウイルス性の急性胃腸炎が少しあるのと、気管支喘息の発作が、少しあるだけって感じで、一番、患者さんの少ない時期でしょうか・・・。
 頭を打って、1時間後に来院して、顔色が悪くて、嘔吐している女児と、17時半前に来院して、嘔吐が止まらない男児を、県病に紹介しました。
 急性胃腸炎で点滴したり、喘息発作(急性増悪発作)で、吸入したり、それなりに、急ぐ救急疾患も少なからずありました。
 延岡市の場合、小児科に関しては、日祝日は、当番医が小児科医により、しっかりとされていて、入院が必要であれば、その多くは、宮崎県立延岡病院に紹介し、又、365日、19:30~23:00まで、医師会にある「急病センタ-」で、小児科医による小児科診療がされているので、ホント、恵まれていると思います。
 ただ、大学の(小児科の)先生方、宮崎大学から月に10回、大分大学から2回、来られています。(←遠方から、遅くまで、大変ですね!)
 お陰で、小児科の開業医の先生、夜、起こされることなく、人間らしい生活が出来ています。
 延岡日向では、小児科当番医の中でも、急病センター小児科の中でも、私が一番高齢です。後、もうちょっと頑張れそうかな。無理をすると、身体が壊れるので、もう、無理は出来ません。

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