日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

今のアメリカの医療の実態・・・

2012-02-02 12:31:12 | Weblog
 今のアメリカの医療の実態は、どうなっているのか・・・。
 実際にニューヨークでつい最近かかった人の話だと・・・
 ・・・ニューヨークは、医療費高いけど、実際は、ニューヨークも不景気で、取れない人からお金もらえないので、現実は、それなりにいろんなことになっている・・・?!
 保険も実にいろんな種類がある。掛け金が高く、普通に入る感じの安いのでも、(地域差があり、ニューヨークは高いけど・・・)一人当たり月600ドル(円高でも日本円だと4万円程で、5人家族だと20万円程にもなるけど・・・)。月1.000ドルとか、それ以上払っている人もいるけど・・・。しかし、実際には、医療費が高額でないと、保険での恩恵受けれないこともしばしばらしい・・・?!
 保険に入っていて、お産は、3万ドル。帝王切開は、5万ドルが相場の値段?!
 で、実際は、安い医療機関もあって、そこだと、自費でお産8.000ドルだったとのこと(直ぐに払うか分割で払うかでも、金額が違ってくるけど・・・)。(・・・←と言うことは、保険に入っていると、高くなって、それで、保険会社と医療機関側で、かなりのバトルがあって、それなりの値段になる感じかな・・・?!)
 朝、小児科開業医を受診した時、6人の小児科医が同じビル内で開業している所があって(検査やファックスなどは共同で使える感じにしていて)、受診は予約となっているが、平日の早朝7:30~8:30まで、6人のその小児科開業医が交代で、予約なしで救急の診察をしていて、それで直ぐに診てもらえて、病院に紹介されたとのこと。
 病院では、若い先生が沢山いて、看護学生もいて、(公的な総合病院)皆、親切に対応してくれたとのことでした。(・・・←日本もこのままの財源不足では、外来は開業医、入院は病院とはっきりと区分けされ・・・開業する場合も、集まって同じビル内で開業・・・往診は、ベテラン看護師・・・医療費は、条件により、小額払いはあっても、無料はなし・・・それに、今までの様な老人施設に代わって、ホスピスの増加って感じになるのかな・・・?!)
 日本の小児は、アメリカとの比較では、診療所受診は約2.5倍、病院外来は約11倍にもなっているけど・・・。それに、小児の受診率は年齢が低いほど高いが、親の収入や地域による差はあまり見られなとのことらしい……。(コンビニ受診なんて、欧米ではあり得ないことですね・・・!)

 

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江戸しぐさ・・・

2012-02-02 09:03:46 | Weblog
 江戸時代、日本人としての振る舞いとして、「江戸しぐさ」が産まれました。これ、正に、日本人があるべき姿としての日本文化の教科書的なもの・・・。
 今の時代も、この「江戸しぐさ」、充分に通じます・・・?!
 江戸時代、江戸は、日本の中心地、その人口は、100万人に達していて、当時、ニュ一ヨ一クは、17万人でしかなかった。士農工商の時代であったが、江戸の中心には、農民や職人はいなくて、武士と商人の町であった。
 武士は、通行人の様なもので、しばしば、移動があった為に、江戸の本当の住人は、商人でしかなかった。そこでの商人の世界では、江戸に三代住み込んで、やっと、その子どもに江戸の気質が育つ、つまり、「江戸っ子」になれると言われていた。
 商売人の父親や母親は、忙しくて、子どもの教育が出来ない。それで、親の代わりとして、寺子屋での子どもの教育が生まれた。そこでは、先生は、親の代わりとなって、尊敬された。つまり、親が尊敬されるのは当たり前で、その親の代わりなので、先生も尊敬された訳である。
 寺子屋での主旨は、「三つ心を、六つしつけを、九つ言葉を、文12、理15で、末決まる」とあった。・・・つまり、3歳までにたっぷりと愛情を与えて心を育てなさい、6歳になるまでに、しっかりとしつけをしておきなさい、9歳で、相手の心に響く様な言葉使いが出来る様に、12歳で読み書きが出来る様に、15歳で、世の中の理屈がわかる様に、そうしないと、取り返しがつかなくなる、つまり、手遅れになりますよ、との主旨であった。
 又、「江戸しぐさ」として、言葉使いの作法、付き合い方の作法、往来の作法の仕方が、そこでは、強調された。
 言葉使いの作法として、例えば、どんな場合にも、相手に、「殺すぞ」とか、「その考え方古いよ」とか、言ってはいけないなど。
 付き合い方の作法として、相手と話す時に、足を組んだり、腕を組んだりしてはいけない、目付きは大切なので、相手を見る目付きに気を配りなさいなど。
 往来の作法として、集会場での履物の配慮など、とくとくと教えられた。
 又、そこでの言葉の意味として、「すみません」は、仏様が見た時、道理にかなっていので、澄んだ目で見れない意味。「ありがとう」は、めったにないが出来た意味なので、してもらった時には、必ず、ありがとうと言うべき。「つまらないものでけど」は、貴方の価値と比較すれば、とるにたらないも、貴方からしてもらった恩と比較すれば、つまらないものの意味だと教えられた。
 又、「三脱の教え」と言って、年齢を気にして生きるべきではない、職業を離れても気軽に付き合える友達を持ちなさい、地位を離れても気軽に付き合える友達を持ちなさいなどとの教えもあった。
 これらの「江戸しぐさ」の教えは、今も、充分に通じるし、又、日本人の文化として、世界に誇れるものではないでしょうか。

*かっての「テレビ寺子屋」での内容を元に、私なりに、まとめました。多少、私の記載に間違いがあるかも知れませんが、御容赦下さいませ。
 

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