日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

英語漬け・・・

2012-01-27 10:29:01 | Weblog
 小学校5年生から英語が必修科目になり、中学では、英語で習う語彙数が900から1.200に増加、高校では、25年度から原則英語で授業が行われることになっています。
 日本国内でも、ユニクロや楽天の様に、企業内では日本語御法度で、全て英語でって感じの会社が増加傾向にあります。
 世界の人口が70億人だとすると、その内、英語を母国語として使っているいる人約4億人、(インドの様に)英語を公用語として使っている人約14億人、(日本の様に)英語を勉強している人2億人、総計約20億人が英語を使っています。
 マレーシアのタクシーの運転手さんが言われていましたが・・・「英語が出来ないと、仕事がない。ここでは、英語が出来るのは当たり前になっている・・・」と。韓国の人も中国の人も、英語が上手な若い人、多いですね。英語学習が仕事に直接結び付くことが多いからだと思います。
 東南アジアの人やヨーロッパの人が話す英語は、日本人にとっては、聞き取り易いですね。それに、下手な日本人の英語の発音も、英語が母国語の国では、全然問題にならない感じで聞き取ってもらえますね・・・!
 実際に体験してみると、アメリカ人の英語よりもカナダ人の英語の方が聞き取り易いですね(地域差もあるとは思いますが)・・・オーストラリアのオージーイングリッシュやニュージーランドのキーウィーイングリッシュとなると、聞き取り難いですね。
 イギリスの人に直接尋ねたら・・・「キーウィーイングリッシュは、イギリス人をもってしても、聞き取り難い・・・」とのことでした(ニュージーランドの英語の語学学校の先生は、イギリス人が多くて、実際には、そこでクラウンイングリッシュを学んでいる・・・)。
 語学の勉強で一番大切なことは、楽しく勉強できることだと思います。英語を通じて、相手とコミュニケーションが上手く取れた時の喜びは、体験者しか解らないことだと思います。
 独りポツンと海外へ行って、あまり通じなくて、難儀して、自分なりに何とか少しずつ、進歩が毎日自分で目に見える形で覚えていって・・・→実は、これが語学を覚える上での一番の近道だと私自身は思っているのですが・・・。
 イタリアのフィレンツェで、イタリア語の語学学校に(1カ月間・・・←こんなに短い人、自分の他にいなかったですが・・・)通っていた時、そこに来ていた多くの(志を高く持った)若い日本人・・・日本ではイタリア語が(殆どの人が1年以上勉強しているのに)ものになってなくて、現地に来て1年も経たずして、例外ない感じで、生活に支障なくイタリア語を話していましたが・・・?!
 2.003年の国立教育政策研究会の調査では、中学1年生では、英語が好きと答えた生徒が61%にも達するのに、中学2年生で51%、中学3年生で49%で、半分を切った感じになっています。これは、無視できないゆゆしき問題だと思います。
 受験英語をしたせいで、「語学アレルギー!」に陥っている人(英語以外に、興味を示そうとしない感じの人、語学に自信を失くしている人・・・)、多いと思います。いろんな外国語を話すことで人生がより豊かになると言うことを出来るだけ早く体得させることが必要だと思うのですが・・・(インドネシア語だと、夏休みの1カ月半を利用して現地でホームステイすれば、子どもだと直ぐに覚えられると思うのですが・・・)。
 かって、教育テレビで、(東京から関係者が来られて、2日間、取材されて・・・→実際の放映はわずか3分間でしたが・・・)取材を受けたことがありました。その時に、関係者に、「語学講座がヨーロッパ言語に偏っている。今の時代、インドネシア語やタイ語などの東南アジアの言葉も必要です。是非、それ等も取り入れて欲しい。」と言いました。「上の人に、しっかりと伝えておきます。」と言われました。すると、間もなく、(その早さに信じられない感じで)数ヶ月後には、それが実現されていました・・・(今では、東南アジアの言語中心にヒンディー語やトルコ語やベトナム語など多言語が・・・←私の意見が通ったのかな?!)。
 英語英語英語って感じで、英語漬けになっているケース、多いと思います。それも、受験英語が中心だとしたら、もったいない感じです。もちろん、英語は必要ですが、英語を通じて、更に、(私がAPUの学生さんを通じてベンガル語・インドネシア語・タイ語・アラビア語・トルコ語を勉強してきた様に)他の言語の教育もしてみること、如何でしょうか?
 世界には、英語を話せない人の方が多い訳で、英語以外の言語にも興味が抱ける語学教育もして欲しいと願うのは、今の現場では、極めて少数派でしかないのでしょうか・・・?!
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/categories/145
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グーテンベルク・リヒターの法則・・・

2012-01-27 09:11:12 | Weblog
 1月26日(木)のNHKの「あさイチ」で、首都圏の大地震が4年以内に起きる確率が、70%って感じで言われていましたが(死者が11.000人!)・・・。
 ・・・3・11で、立派な肩書きの先生方が、福島の原発に関して間違った説明をしてきているので、これも信じ難いなあと思っている人もいるのでは・・・?!
 何せ、日本は、政府の説明に懐疑的で、自分で放射能を測定しているケースもあるぐらいですから・・・政府も東電も、原発事故に出来る限りのことはしますって感じで言われてきていた様なのですが・・・→実際には、なかなか行動が伴わない感じで・・・今まだ苦しんでいる方々に深くお悔み申し上げます・・・。
 「グーテンベルク・リヒターの法則」によれば・・・現実に、南関東では、M3の規模の地震が100回、M4の規模の地震が10回、M5の規模の地震が1回の割合で起きているそうで、小さな地震が起きれば起きる程、大きな地震も、頻度はグッと少なくなりますが、統計上も、それに伴って起きる可能性があるとのことです。
 で、いろんな考察があって・・・
1、大地震の後でも、それが成り立つのか・・・?
2、今の様に頻回に地震が続いて行くのか(ずっと続いて行った場合の話で・・・)・・・?
3、今回の様に、超大地震の後でも、それが成り立つのか・・・?
 と、まあ、未知の問題も多い様ですが・・・。
 今まで、多額の予算を使って地震予知がされてきましたが、正直、当たってこなかったですね・・・古文書や地殻を深く調べて実際の経過を見て、それも参考にすべきだと思うのですが(政治家の中には、それを無視する人もいたり・・・)・・・数百年前のことだと、無視しがちになって、又、危ない所に多くの人が住むケースもあるみたいで(日本人気質の・・・皆で渡れば怖くないって感じで?!)・・・。
 被害を少なく方法は、いろいろあると思うのですが・・・例えば、死因の原因で最も多いのは、家具や建物が倒れてきて起きているので、それを前もって補強したり・・・1981年6月1日以前は、旧耐震基準なので、その基準で建てられた建物には、今から積極的に補強するとか・・・。
 この「グーテンベルク・リヒターの法則」によれば、M7程度(具体的には、M6.7~M7.2)の地震の発生確率、今後30年間に98%(!)となり、発生確率が70%に達するのは、この先4年となっています。

http://outreach.eri.u-tokyo.ac.jp/eqvolc/201103_tohoku/shutoseis/

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