日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

為になるかも知れない本(その235)

2007-12-10 10:59:27 | Weblog
○昭和60年4月4日(水)晴。
 3児の父親になるんだなあ。信じられない感じだ。しかし、考えてみるともう36歳にもなるのだ。本当かなあって思うが、本当なのだ。4月になって、患者さんが少なくなった。少し心配。医療っておかしな所、確かにあるなあ。医療側は、患者さんが来ないとやっていけないのだ。病気にならない方がいいけど、それでは病院が潰れてしまうのだ。弁護士も、裁判沙汰がないとやっていけない。土木業界も、災害がないとやっていけない。
○昭和60年4月6日(土)晴。
 MRの人から、ポーランド人が歌うクラブ(大分の都町)に連れて行ってもらった。とても歌が上手だった。10分程、そのポーランド人と英語で話した。もっと英会話の勉強をしないといけないなあと思った。(翌日、小児科の地方会が大分であり)
○昭和60年4月13日(土)曇。
 110人ちょっとしか来なかった。今月は少ないなあ。2.000万行くかなあ(小児科だけで、多い時、小児科自分一人で売り上げが3億円を越えていた)。体が少し疲れている。月報の原稿も書かないといけない。英会話とハングルの勉強、何とか行けそうだ。
○昭和60年4月17日(水)晴。
 久し振りに小児科スタッフで単球大会をした。一番上手な人としなかったこともあり、一応、全部勝った。こんなことも珍しい。皆で回転寿司に行ってたらふく食べた。皆、食べたいモノを遠慮なくどんどん食べていた。15人で2万4.000円、まあ安いかなあ。皆、楽しそうだった。
○昭和60年4月28日(日)晴。
 ビデオを(鹿児島の)お父さんに買ってあげた。とても喜んでもらえた。これで、時々、孫のビデオを見て、暇つぶしになるかな。お母さん(大学病院に入院中)、元気になってくれると思う。黄疸は、輸血の副作用かなあ。久し振りに、我が母校に来て、懐かしかった。(麻酔科の)原口には会えなかった。(内科の)片岡は、大分医大に帰りそうだ。高岡病院の高岡、相変わらず精力的に頑張っている感じだ。


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熊本をどげんかせんといかん。

2007-12-10 08:36:06 | Weblog
 平成19年12月7日(金)に、NHKでの19:30からの「くまもとの風スペシャル」で、熊本県知事や熊本市長などの有識者が集まって討論をしていた。
 九州での調査では、又、訪れてみたいとの県では、鹿児島や宮崎は上の方にあるのに、熊本や大分は、下の方にあって、人気がない。なしか?
 鹿児島に私は学生時代6年間いた。さすがに桜島は圧感だった。磯公園や素晴らしい城山(医学部がかっては城山の麓の鶴丸城の跡にあって、医学部のテニス部に入っていた関係で、その練習の時にしばしば頂上まで走っていた)、動物園も水族館も、素晴らしかったかな。
 しかし、生粋の鹿児島県人の家内に言わせると、「鹿児島なんて、たいしたことない。大分の方が、よっぽどスゴイ。鹿児島市何て、磯公園ぐらいで、指宿に行っても、砂風呂以外たいしたことないよ、桜島の灰には悩まされるし・・・」何て言って、全然よく言わないのだ。
 しかし、私は、鹿児島の魅力は何と言って、人がとても親切と言うこと。道を聞くと、近くまで付いていってくれる。こんなに優しい人、他の県でもあるのかなあと思う程。桜島を夜間行軍で一周したり、天文館でコムラサキのラーメンをすすったり、それに、開聞岳で夏に花火を見たり、えびの高原に山登りに行ったり、家族で霧島に行ったりと、周辺にも魅力的な所が多い。
 (私の場合は、宮崎には小児科医として4年間いたが)宮崎から来た人(佐伯に1年間来てもらって、一緒に仕事をしたが)が言っていた、「大分は宮崎と違って凄いなあ、ちゃんとそれぞれレジャーで楽しむ所がしっかりとしている。別府のマリンパレス、城島高原、国東方面、湯布院もすごいし、臼杵の石仏も、それに県南のマリンカルチャーセンターなど、目白押し」と。
 宮崎もいい所が大分県に負けずに多いと思われるが、その魅力の一つに、空港が宮崎市の中心から近いと言うことがあげられると思う。大分にしても、鹿児島にしても、空港が中心地から実に遠い位置にある。
 熊本の人に地元のことを尋ねても、「熊本は、大したことない、天草は遠いし、阿蘇も熊本城も、何度も行こうと思わないし・・・」何て、あまり高い評価を与え様としないのだ。
 しかし、私は、熊本はどこにもない魅力があると思っている。夏目漱石などの文化人がここで育っているし、熊本城を見ると何故か落ち着くし(もう、3回ほど天守閣まで上がって、その都度感激している)、天草にも阿蘇にも行って感激し、又必ず行こうと思っている(天草も阿蘇も広くて、一度に回り切れない)。
 思うに、地元の人は慣れっこになっていて、他がいいと思う様になっているのではないだろうか。
 阿蘇に行っても、熊本城に行っても、観光客としては、ウォンが高くなっているせいか、韓国からの人が実に多いし、年毎に確実に増加している。
 九州では、小倉や大分では、駅前が賑わっているが、必ずしも駅前が栄える必要はないと思うが、最低限の整理は必要であろう。
 思うに、もっと自分の住む所の魅力に自信を持つことだと思うし、その土地の一人一人の態度(観光客とそこの土地の人との出会い)が大切だと思うし(強引な客引きなどは、もっての他)、目を(韓国や中国からの観光客にも配慮して、それなりの便宜を図る)国際的なことにも向けるべきだし、自然の魅力をもっと多くの人に知ってもらい、そこ以外の周辺(とも連携を取り合って)の魅力をそれ以上にピーアールする必要があると思う。
 ある所に行って、観光客の少ないのに驚くと共に、これでは当然だと思ったことの経験を一つ。
 ある駅に着いて、お腹がすいていたので、取り敢えず食事をしようと思って、駅にあった分かりにくい地図を見てタクシー乗り場に行って、行き先のレストラン名を行って乗った。駅との道路を挟んでのすぐ前のレストランだった(乗る前に気が付かなかった、それこそ、乗った時間、30秒もなかったかな)。で、思った、・・・こんなに近い距離でも商売をしようとするせこい地域、もうこんな所には来たくないなあ。

*外国に行くと、多くの場所で、いかにして(特に金持ちの日本人に)高く売りつけようかとやっきになっている商売人が多いことに気が付く。一元客的商法だ。しかし、日本では違う。外国の人には優しいし、日本人以上にまけようとする場合が多い。日本への外国からの観光客が多くなっている理由は、この日本人の優しい思いやりの精神が大きいと思っている。


*昨日、八代小学校の50m走30人31脚全国大会、凄かったですね。最後まで、飛び抜けて強かったですね。熊本人、ガッツありますね。優勝、おめでとうございます。

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