日本の心・さいき

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為になるかも知れない本(その101?)

2007-05-12 08:21:39 | Weblog
為になるかも知れない本(中)
  (その101?~)
   宮崎県立宮崎病院での小児科スタッフ
著書「続・為になるかも知れない本」より


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為になるかも知れない本(その84)

2007-05-12 06:39:44 | Weblog
○専門4年、9月2日(火)晴。
 (最終学年の2学期が始まった)朝早く行って、小児の採血を見学した(この週と次の週は、小児科のポリクリであった)。スゴイと思った。全く見えない血管でも、上手に採血している。神業って感じだ。自分なんか、はっきり見えて大きな血管でも、採血難しいのに。あんなに早く上手になりたい。宮田助教授の回診があった。落ち着いた感じで、物腰の柔らかい先生だ。大学では、県病よりも重症な患者さんが多い様な気がする。しかし、よくある救急患者さんは、少ない。脂肪萎縮性糖尿病の子どもがいた。
○専門4年、9月12日(金)晴。
 小児科も明日で終わりだ。宮田先生のポリクリで、症例はリンパ節が腫脹していたが、OB(オ一ベ一、特に異常なし)であった。正常と正確に診断するのは、実際、難しい。
○専門4年、9月20日(土)晴。
 やっと泌尿器科のレポ一トを書き上げて教授のチェックを受けた(この週と次の週は、泌尿器科のポリクリであった)。岡本教授、とても優しい。ト一レックの外科診断学をしないといけないなあ。
○専門4年、10月7日(火)晴。
 ハ一パ一生化学をした。あまり進まない。もう、僕は卒業なのだ。学生生活も終わりなんだなあ。高校入学から何と10年以上も経っている。すごい、2ケタだもんネ、人間、3ケタも生きないもんネ。後10カ年経った時、僕は立派な医者でありたいし、立派な学者でありたいし、立派な先生でありたい。
○専門4年、10月8日(水)晴。
 医科生理学展望、たった4年しか経っていないのに、前の版と比べると、ずい分変わっている。12月までに終わりたい。ハ一パ一生化学、改訂版がやっと終わった。万歳!しかし、今からなのだ。
○専門4年、10月18日(日)雨。
 坂元教授(東大の産婦人科)の講演会があった。いい講演で、テ一プに取っておくべきだったなあ。世の中、スゴイ人は多い。東京あたりには、どれほどスゴイ人が多いことだろうか。
○専門4年、10月20日(水)曇。
 産婦人科の○教授の話が朝早くからあった(この週と次の週は、産婦人科のポリクリであった)。鹿大卒で世界に通じる人間は一人もいないと言われる。卒業後数カ年間、がむしゃらに勉強しないといけないと言われる。
 午後、第一外科の西教授の代わりに、宮崎の開業医の「古賀」という先生が超音波の講義をした。英語で論文を書けば、世界各地からいろんな反応があるので、諸君も将来是非、横文字で論文を書く様にと言われた。世界に通じる素晴らしい先生だなあ。


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