日本の心・さいき

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為になるかも知れない本(その75)

2007-05-03 03:56:49 | Weblog
○専門4年、5月16日(金)雨。
 皮膚科の助教授の回診があった。又、瀬戸山先生の皮膚の病理の講義があった。皮膚科医にとって病理は大切だ。又、内科をよく知らないと皮膚病変が理解できない。基礎は、やはり内科だ。
○専門4年、5月17日(土)曇。
 桜島一周の夜間行軍に参加した。夜8時50分に出発した。最後までちゃんと歩けるかどうか心配だったが、朝になって周りがうっすら見え出した時には、もう大丈夫だと思った。着いてから、足がひどく痛くなった。180人中20番目ぐらいに早く着いたかな?着いてすぐにもらったおしるこ、とても美味しかった。
○専門4年、5月21日(水)晴。
 金曜日の学習会のプラカン(プラクチカント)になっていた為に、○代忠(現在、大学で心臓外科の教授として活躍している)と一緒に勉強した。その患者さんのことで高岡病院まで行って○○先生と話した。そこでとても勉強になった。
○専門4年、5月20日(金)晴。
 ○木先生(精神科)による脳波の講義があった。精神科の患者さんって、我々をすごく怖がっているということを知って驚いた。我々が精神科の患者さんを怖がるのではなく、患者さんが我々を怖がっているのだ。精神科の病棟の入り口のドアが開いている時、患者さんは、外から変な人が入って来るのではないかと思って、不安になるとのこと。
○専門4年、6月3日(火)晴。
 ○本教授(精神科)の回診があった。○○○○などの進学校の生徒もいる。腹にパイプが入っていると信じている人、自分が天皇の家系だと言う人、何度も丁寧に挨拶をする人、いろんな精神病の患者さんがいる。甲状腺機能低下症や頭蓋内血腫でも、精神病の症状を呈するから、精神科医こそ、内科をしっかりと知っておかなくてはいけないと思う。自分の受け持った分裂病の女の娘のレポ一トを提出しないといけない。
 自分の受け持ちの患者さんは、自分が受け持った時には、かなり良くなっていて、「田舎だから、もう、皆の噂になっているので、帰りづらい・・・」と言う。

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