日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

周囲の理解

2007-02-11 07:48:42 | Weblog
宮崎県の東国原英夫(そのまんま東)知事が、副知事として、選挙で対立候補だった元経済産業省課長の持永哲志氏(46)を選んだ。しかし、やむなく、周囲の圧力に負けて、断念。代わりに、県総務部長の河野俊嗣氏(42)を、副知事として、起用?

 持永氏について「県にとって必要な人材」と述べた上で「彼は政治家には向かない。事務方で能力を発揮すると思っている」との考えを示していたが。

 私は、相手の人材を使用するなんて、これこそ、今からの政治をする上で、新しい流れの仕方と思って期待していただけに、残念。無党派層の党首が、党を超越して、いい人材を選んで行く方法、賢明な仕方だと思っていた。それを宮崎県民は、もっと暖かく見守って行くべきだと思う。

 オスマントルコがあれほど大きな勢力となったのは、異文化を上手に自分のものにして行ったからだ。敵を自分の見方にして、敵の知恵も借りて、どんどん大きくなって行ったのだ。

 今の与党と野党の様に、いつまでも対立ばかりするのが政治ではない。本当に、大衆のことを考えて行くのが、真の政治だ。

 選挙の時は、一番の敵と思われてた人を副知事にして、その知恵を借りて行政をしようとして行くと言う、大きな器を、多くの人が、もっと理解するべきだ。

 宮崎県は(私は4年間いたが)保守王国だ。しがらみに更にしがらみを重ねた感じで、政治家が気ままで選ばれてきた感じを持っている。だから、黒田知事の時の様な賄賂事件が起きたと思う。

 東国原知事は、目に見える形で、突然の新型トリインフルエンザウイルス出現の中で、宮崎のピーアールに努めた。そして、自分の給与カットをしたり、自動車を安いのに換えたりもしている。

 本当の政治家になりつつあるなあ・・・。今のそのまんまの姿で、8年間、頑張って欲しいし、周りも、大きな視野で見守って欲しい。そして、日本国民の今の意識を変えて欲しい。



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