じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

人事担当頑張れ

2013年12月02日 | 社会・経済

就職活動が解禁になった。
新採一括採用や就職浪人の方の入社時の不公平など、本件については様々な課題提起がされています。
ナンセンスなのは、新卒しか採用されないからわざわざ留年するという話まで聞いたことが。
終身雇用自体が崩壊しつつあることや、起業ニーズの高まり、コネ入社の減少、企業のグローバル化などを考えると、もっと自由な採用があっても良いのでは。
受け入れ側の検討が遅いという気がします。
そして一番私が気になるのは、せっかく大学に入学したのに、約1年以上も授業を棒に振って就職活動をすることの問題です。
私は文学部だったのですが、2回生から専門課程に進み、10人単位の講義が始まり3~4回生の時は卒論に向けて一番重要且つ大変な時だったと記憶しています。
その時間を就職活動に割かざるを得ないというのは本人にとっても、指導教官にとっても不幸だし、直接会社の仕事とは直結しなくても、とことん勉強したことは活きていると思う。
現に企業では定期の人事異動だけではなく、かなり不定期な異動も多く存在するので、新人も色んな時期に採用しても良いのでは。
他社より少しでも早く良い人材を採用したいという気持ちも理解できますが、人間のポテンシャルは多少の差はあれ、入社後の修行でいくらでも取り返せるのではないでしょうか。
私は幸いなことに、教員採用試験の不合格通知を9月末に受領した後、4回生の秋から諸職活動をして今の会社に入社できました。
一社しか受けなかったのですが、本当にラッキーだったと思います。
今の制度では長丁場の活動になりますが、頑張って欲しいですね。


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