「今日は1回きりしかない初めての49歳。」
とこんな風に迎えてみたいと思っていましたが、なかなか難しい。
「初めての95歳、楽しみだわ」
この言葉の主は、このように言った後、95歳で亡くなられました。
死の直前まで、未来の人生を楽しむという考え方で生き、老いの中での誕生日を、わくわくする気持ちで迎えられているのが素晴らしいです。
老いも、がんも、考え方ひとつで、幸せの種となるんだなぁと考えさせられました。
この言葉の主は、「橋のない川」を書いた作家の住井すゑさんです。
住井すゑさんがおっしゃっている言葉に、
「自信を持てば勝てる。自分が弱虫になったら負ける」
というのがあります。
この自信によって、巨木のような強さを示し、死の直前まで未来を見て生きられたのでしょうか。
誰でも、弱いと思われる自分の中に、自信につながる強みを発見できる筈なんでしょうね。
< 「CALVA」のケーキで祝ってもらいました。
このお店、パンが目茶美味しいのですが、ケーキもグッドです。
スポンジにシロップを塗りたくってないところに好感が持てます。
この一年、食べること以外の強みを発見してみたいと思います。
橋のない川〈1〉 (新潮文庫) 価格:¥ 860(税込) 発売日:2002-06 |