じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

いのちの授業2

2008年11月29日 | 本と雑誌

「生きることは人のために尽くすこと」
先日大分県の養護教諭の山田泉さんが亡くなられる12時間前に突然口にされた言葉だそうです。
以前にも書きましたが、私は元々先生になることを小学校の頃から目標にしてきました(ただし努力不足)。
そのためこういう教育関係者の本には特に感銘を受ける傾向があります。
この時あの時もそうでした。
山田泉さんがお好きだった永六輔さんの詩をご紹介します。

▶生きているということは 誰かに借りを作ること
 生きていくということは その借りを返していくこと
 誰かに借りたら 誰かに返そう
 誰かにそうしてもらったように
 誰かにそうしてあげよう

講演会では、「毎日が砂時計みたい。砂がどんどん落ちていく感じです」と話されていたとか、恐らく山田さんご自身がギリギりの状態であることをわかっておられたんでしょうね。
とても真似出来ませんが本当に素晴らしい!!
ご冥福をお祈りいたします。

「いのちの授業」をもう一度―がんと向き合い、いのちを語り続けて 「いのちの授業」をもう一度―がんと向き合い、いのちを語り続けて
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2007-05
いのちの恩返し―がんと向き合った「いのちの授業」の日々 いのちの恩返し―がんと向き合った「いのちの授業」の日々
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2008-05