大和だより ~写詩 写歌 写俳~ 小筥集

日ごろ撮影した写真に詩、短歌、俳句とともに短いコメント(短文)を添えてお送りする「大和だより」の小筥集です。

大和だより ~写詩 写歌 写俳~ 小筥集

2021年01月20日 | 写詩・写歌・写俳

<3293> 余聞 余話 「大 寒」

    大寒や越冬組みな元気よし

 今日、二十日は大寒。小寒の寒の入りから十五日目、一年で一番寒い時期とされる。その今日、大和地方は朝方雲が多かったが、昼ごろから回復に向かい、午後はよく晴れた。朝方は冷え込んだが、昼は寒の緩みで、風もなく、穏やかな大寒になった。それにしても、野鳥たちは活発で、カモなどの越冬組はみな元気がよく、動きがいい。

                   

 ここでは、私にとって初見参の野鳥に揃ってもらうことにした。まずは、イソヒヨドリのメス。斑鳩の里の法起寺で見かけたもの。オスも見られる。次に、オシドリのオス。氷が張り広がった奈良市の水上池。氷のないところで元気よく泳いでいた。独特の姿で、遠くからでも見分けがつく。

                                      

   三羽目は馬見丘陵公園で見かけたミヤマホオジロのオス。草叢からエサを求めて表の芝地に出て来たところを目撃。同公園では珍鳥に属し、愛鳥家の人気の的になってカメラの放列が出来るほど。ほかにも、例年通り、アオバト、ジョウビタキ、オジロビタキ、ルリビタキ、イカルなどが姿を見せている。これに加え池では水鳥たち。 写真上段は大寒の曙の空。写真下段は左からイソヒヨドリのメス、オシドリとミヤマホオジロのオス。