<1664> トンボのいる風景
トンボ トンボ
トンボがとまっている風景
川筋 池の辺 田んぼの周り
私の心のふるさとの
長閑な 長閑な 風景に
何を眺めているでなく
何を思っているでなく
トンボ トンボ やさしいトンボ
トンボは誘う 私を招き
トンボは何故に物の先っちょにとまるのだろう。掴まりやすいからか。見晴らしがいいからか。安心して休んでいるときは翅を少し下げて止まっている。トンボの種類にもよるけれど、シオカラトンボなどは結構長くとまっている。チョウやアリのように動き回る忙しないところがなく、ときを過す。
トンボのいる風景はそれゆえに穏やかでやさしく見える。ものぐさな私には忙しなく気ぜわしいチョウやアリよりもトンボの方に気心が馴染む。それでは、トンボの姿を幾つか写真で紹介することにしよう。いよいよ梅雨が明けて、本格的なトンボの季節である。 写真は左からギボウシ、ハスの実、ハスの花、枯れたノアザミの花などにとまるシオカラトンボ。枯草にとまるショウジョウトンボ、枯れ枝にとまるウチワヤンマとナツアカネ。