奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

家を建てるという事、新築でもリフォーム(リノベーション)でも大切な暮らしの環境を設計でデザインするという事、理想だけでは無く暮らしを見直した環境設計が暮らしの質を変えますよ。

2020年02月02日 | 家 住まい 間取り プラン

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ

※一階間取りデザイン鳥瞰図

 

マイホームを考える・・・・。

暮らしの場所は大切ですよね。

 

その環境は全ての基本となる場所ですから。

※二階間取りデザイン鳥瞰図

 

注文住宅は、

メーカー製の住宅や建売住宅とは異なり、

細部の仕様などをゼロべーから

デザインしていくもの・・・・・。

 

オーダーメイドのスーツや仕立て。

それと同じく。

 

自由設計と名ばかりの住宅とは異なります。

 

外壁の色や内装など素材からイメージは

もちろんですが、

間取りについてもオーダーが

良い方向へ進む事も有りますが

その逆も・・・・・。

 

そのように考えるのかによって

それらの方向性も変わりますよ。

 

家族でじっくり「今」を見つめ直す時間を

冷静に考える時間を持つ事が大切。

そして自分達の価値観と

その外側の価値観を見つめながら

知らない世界観を知り取り入れる事も

環境を根本から整理する手助けにもなりますよ。

 

知ることの大切さは生活を質的にも

改善しますからね・・・・・。

 

注文住宅における間取りの考え方や

注意点として、

先ずは家族の部屋の必要の有無があげられます。

 

多くの場合お子様には

子供部屋を与えたいと

考える方が多いのではないでしょうか。

 

賃貸住宅や既成の住宅を購入すると

部屋の数が足りず、

兄弟で1つの子供部屋を

共有することも多いかも知れません。

 

せっかくの注文住宅ですから

家族の人数に合わせて・・・・・。

そう考えがちですが、

それだけがすべてではありませんよ。

 

部屋をどのように「設定」して

使い方をデザインするのか?

それによって、部屋の役割も

人の居場所も変わりますから・・・・・。

 

子供は成長の過程で

生活の習慣も家に居る時間も

変化しやすいという事。

 

子供部屋として固定してしまうのでは無くて

フレキシブルに変化を加味した

間取りと空間構成を考えることも

大事な考え方ですよ。

 

例えば、勉強する部屋、日中過ごす部屋

夜寝る部屋・・・・・。

 

これが全て「同じ場所」として

考えるのかどうか?

 

過ごし方の過程をどのようにデザインするのかで

個室の使い方も意味も時間も

全てが変わるんです・・・・・。

 

それは子供だけの事では無くて

大人もそうですよ。

 

そういう意味でご主人の部屋や

奥様の部屋についても、

必要があれば「そういう意味」を

検討するように・・・・・。

 

ただし家族それぞれの部屋を

設定するためには

家全体がある程度

大きいことが必要になりますし、

無理をするとリビングなど

肝心な場所に影響する恐れがありますので、

あまり必要性を感じないようであれば

省略するのも一つの考え方になります。

 

一方で近年ではあえて個室を設定せず、

リビングを広くしたりワンルームに設定する

ケースもあります。

 

広いリビングは家族の居間や応接間、

さらに奥様の作業スペース

子供の勉強スペースなど

様々に活用することができます。

 

個室を作ると家族それぞれが孤立して、

家族の交流が減少するという考え方もあり、

広いリビングに家族全員が集まるようにすれば、

家族同士が自然に交流しやすい環境にも

近づきますし、

その分・・・個室を単独で必要最低限に

留める事も考えやすくなりますからね。

 

その他の間取りの考え方や注意点としては、

人の動き方・・・「動線」を意識した

部屋や移動スペースの配置が重要になります。

 

例えばトイレや風呂を利用する際に

客間の前を通る配置では、

お客様が来た際に

不都合を感じることが多くなりますよね。

 

またキッチンと食事をするダイニングスペースは

場所として近くにあった方が

便利になりますし、

クローク等と洗濯物を干す場所なども

近い方が使いやすいケースも・・・・・。

 

いろいろな家族の価値観と

生活習慣がカタチとなる住まいの計画。

 

暮らしの基本がそこには詰まっています。

 

住む場所、暮らす時間で変化する

気持ちよさの違いを

実感するように「暮らし」の原点を

大切に・・・間取りと環境の設計デザインです。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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