奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

人の仕事としての建築家の立ち位置と未来の「カタチ」・人がつくるという事の大切さがそこに存在するのかどうか?という事での違い・・・・・。

2016年11月30日 | 日々・・・思考

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人がつくるという過程の大切さのある部分。

 

住まいにも建築にも

それは「あるもの」だと思いますよ。

 

技術が進歩しても・・・・・・・。

 

未来では、今ある職業のいくつかは

コンピューター(人工知能)や

ロボットに代用できるようになると

言われていますよね。

 

 

ある経済誌では

将来・・・・・人がいらなくなる職業の

ランキングなどが掲載され

各業界の仕事へのありかたが

問わる時代ともなっています・・・・・。

 

 

記事によればですが、

ロボットやAI(人工知能)が

あらゆるサービスを

代用するようになり、

人件費の削減やミスの減少、

あらゆる面で合理化ができるとともに、

これから超高齢化社会を迎える

日本の産業の人手不足にも役に立つということが

書かれていました。

 

 

僕は建築家としての立場で、

建築・住宅分野に身を置いているので、

やはり住宅分野のことが気になります・・・・。

 

 

そのような時代を迎えたときに

私たちの職能は

一体どのようなっているでしょうかね・・・・・。

 

 

特に住宅メーカーでは

今後このような動きが

顕著に現れてくるでしょうね。

 

 

営業、設計、施工のシステムは、

コンピューターで管理され、

コンピューターシステム上で

住まい手さん(施主)の要望をプログラム化し、

多様なパターンの中からプランを抽出し、

見積書とともに

施主にプレゼンテーションが

できるようになるようなイメージかな・・・・・・。

 

 

もちろん営業マンは必要ないですし、

メンテナンスや保証についても

システムで一括管理するような・・・・・。

 

 

現場作業はほとんどなくなり、

工場で部品化したものを

現場で取り付けていくので、

現場の人件費も削減できますよね。

現在もそのような「工業化製品」の家づくりは

実際にありますし・・・・・・。

 

 

それも踏まえると、

きっと「そのような時代」になるのは

そう遠くないような気がしますよね。

 

 

そのような時代を迎えたとき、

丁寧に住宅を設計をしている建築家は

果たして世の中に存在しているでしょうか?

 

 

結論を言えば、

僕は・・・未来も確実に「建築家」は存在「できている」と

思っています。

 

 

勿論・・・・決して楽観的には言えませんが、

自らの仕事の意味をどこに見言い出すかによって

生き残っていく可能性があるのではないでしょうかね。

 

 

僕は・・・建築家という仕事を通じて

住宅の主役は「人」であると思っています。

 

住い手さん家族が主役であることは

言うまでもありませんが、

その住い手、家族のために

働く人々もまた大切な「脇役」であると言えます。

 

 

建築家は住まい手さんやご家族、

そして現場をつなぐコーディネーターとしての役割を果たし、

職人の丁寧な仕事は、

その家に住む家族、使う人たちに

大きな喜びを与えます。

 

 

勤務していた設計事務所から独立して

建築家としての活動を始めて

この11年・・・住宅の設計してきて思うことは、

当たり前のことですが、

一人として同じ住い手はいないですし、

暮らしや生活の中で「かかえる事情」も本当に様々です。

 

 

その結果としての「家」も決して同じものにはなりません。

家を建てるということは、

住い手、ご家族・・・・・「施主」の人生の物語の

一部を描いていくことです。

 

 

そんな「アナログのかたまり」のような仕事は、

「人」しか向き合うことはできないでしょうし、

「人」しか解決できないのだとも思いますよ・・・・・。

 

 

家ができた喜びが

「よい家づくりの総合的な結果」で

現れるものだとすれば、

それは決して「デジタルだけ」では

実現できないものだと思いますよ。

 

 

そんな時代がやってくると、

自分の職業や仕事が

将来なくなってしまうのではと

心配になることもあるでしょう。

 

でも・・・・・「人のために役に立つ」という思いは

どんなサービスでも

原点としてあり続けなければなりませんよね。

 

 

考えないでできる職能や

仕事はいつかシステムに

代わっていく事もあるかも知れません・・・・・。

 

 

でも考え続けることができれば

未来を切開くための

必要な仕事になるはずです。

 

 

建築家という職能も、

そのようなものとして

「意味のあるモノゴト」であれば

必然的に残るんだろうな・・・・・・・。

 

 

どのような「建築家」なのかが

課題のような気がしますね。

 

 

 

 

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