奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住まいの設計とデザインに暮らしの奥深さと間取り計画の多様性のあるイメージ、収納計画と連動する暮らし方の価値基準、食品庫(パントリー)と兼ねる収納に繋がるLDK(リビング・ダイニング・キッチン。

2022年09月18日 | 暮らしの事イロイロ

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※LDKで一体化させたリビング・ダイニング・キッチン(25帖)

 

※LDKで一体化させたリビング・ダイニング・キッチン(25帖)

 

よく考えられた住まい、

「家」を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

※ペニンシュラ型対面キッチンレイアウト(半島型)LDKのドライキッチン

 

※LDK・ペニンシュラ型対面キッチンから扉を開けた部屋に続く壁付けI型のウエットキッチン(セカンドキッチン)

 

※セカンドキッチンから続く「ウォークイン・パントリースペース」(6帖)

 

リビング・ダイニング・キッチン。

LDKとつながる空間の

使い方をデザインした場合に

特にキッチンは家の中でも

とても多くの物を

収納する場所になりがちです。

 

※勝手口から廊下・LDKへ続く土間型のウォークイン・パントリースペース(3帖)

 

 

食器や調理器具、

そして食品などもそうですし

一部リビングや

ダイニングスペースで使う

沢山のものであふれかえってしまい、

収納が足りないという悩みを

抱える人の多い場所でもある空間。

 

※LDK全景(キッチン奥、扉の向こう側にセカンドキッチンとウォークイン型のパントリー)

 

※LDK全景(扉の向こう側にセカンドキッチンとウォークイン型のパントリー)

 

そんなキッチンとその周辺。

収納不足を解消するために

多様性のある収納スペースは欠かせなく

そういう意味でパントリーの存在は

不可欠と考えています・・・・・。

 

パントリーとは食品庫として

重宝されるような収納スペースですが

プランの考え方次第で

拡張性のある空間となります。

 

主要な用途としては

収納スペースで「食品庫」ですが。

 

キッチンの収納が

足りないからといって

キッチンをむやみに広く取るよりも、

調理する場所であるキッチンは

それ程広い面積がなくても、

パントリースペースが

しっかりと確保できていれば、

キッチン周辺や、キッチン自体が

ものであふれかえる心配もなくなります。

 

生鮮品はそれ程在庫を

たくさん抱えることは

一般家庭では

あまりないかもしれませんが、

必ず使うような

保存のきく調味料や缶詰、

飲み物などといった食品は、

ついまとめて買ってしまうものです。

 

まとめて大量に買ったのはいいのですが、

それを保管する場所がなくて

キッチンの床面周辺に

どんどん積まれている状態では

見た目にもごちゃごちゃとしてしまうし、

いざという時に

すぐに取り出すことが出来ず、

せっかく買ったものがあるのに

同じものを買い足してしまったり

という失敗をしてしまいがちになりますから。

 

パントリーを計画する事で

食品などのストック用に

見やすく探しやすく

棚等で整理整頓しやすく

ストックもしやすくなります。

 

また近年自然災害に対する備えの充実は

各家庭である程度

しておくことが必要だといわれており、

水や緊急用の食料など

災害時の保存食を

多くストックできる場所

としての役割もとても重要です。

 

パントリーは

キッチンから続いた場所に

壁や扉(建具)などで

仕切り設置することが多いため

リビングから直接

収納物が見えにくい位置にあるので、

物置きとしても

使えるというメリットもあります。

 

食品ばかりでなく

年に数回しか使わないような

季節のもの、

リビングやダイニングで

使うケースもある日用品や

時々は使うけれど

しまう場所を確保するのが

たいへんなホットプレートなどの

大きな調理器具など、

パントリーの使い道は

各家庭の生活文化や

家族の数だけあるといっても

過言ではありません。

 

ただし、

ウォークインパントリーを

計画する時に最も大切なのが、

中に設置する棚を

浅めに設置することです。

 

たくさんのものを

収納できるようにと

奥行きの深い

たっぷりとモノをしまえると

思いがちな

奥行の深い棚にしてしまうと、

結局奥のものを取り出しにくく

死蔵品を生み出してしまう事に

繋がってしまいます。

 

直接出入りが出来るような

パントリーであっても

中のものが見渡せるような

扱いやすい

サイズの棚で計画性が大切。

 

 

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