ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「ミヤギノハギ(宮城野萩)」 マメ科 

2018-09-20 19:55:56 | 日記
    「ミヤギノハギ(宮城野萩)」 マメ科 ☆9月24日の誕生花☆
       花言葉は… 想い・思案・前向きの恋・柔らかな心



 今朝の最低気温は午前6時の20.4℃。 最高気温は午後5時の23.3℃。
今日は終日小雨が降り続き、肌寒い一日でした。

 と、云う事で、散歩は無し。 妻と一緒に映画 “きみに読む物語” を見て過ごしました。
何年か前にNHKプレミアムで見て、とても感動した映画ですが、つい最近、民放でも放送され、
録画しておいたのです。 忘れていた場面も有り、あぁそうだったと思い出しました。
良い映画は何度見ても感動しますね。
たしかブログに感想文を書いていたはず… と過去のブログを検索して見ると、
2015年1月6日(火)に見た映画でした。
今日はこれから 広島×阪神 を見にゃならん。
と云う事で、“きみに読む物語” の感想文を貼り付けて手抜きのブログとします(汗。


 “きみに読む物語”… ある老人ホームに認知症のお婆さんが入所しています。 
そのお婆さんに物語を読み聞かせする、同じ入所者のお年寄りがいます。
その老人がお婆さんに読んで聴かせる物語とは…

ある田舎町に都会から避暑に訪れた富豪の娘と、木材加工所で働く貧乏青年が
出会い、恋に落ちます。 
青年はある大きな廃屋に娘を連れて行き、“この屋敷を改装して君と一緒に暮らしたい”と
熱く将来の夢を語ります。
この時、娘は両親が敷いたレールに乗る事に嫌気が差していたのです。
当然のように娘の両親は身分の違いを理由に反対します。  
…映画は老人がお婆さんに物語を読み聞かせる現在の場面と、その物語の映像が
織り交ぜて 描かれています。
ここまで物語を聞かされたお婆さんは、娘の両親に 「くそったれと言ってやって」 と(笑。

やがて短い夏は終わり、娘たち母娘は元の都会の暮らしに戻って行きました。
青年は1日に1通、365日間、愛する女性に手紙を書き続けますが、
青年との交際に反対するお母さんはその手紙を娘に手渡す事は有りませんでした。
時は経ち、娘は大富豪と結婚する事になります。 
その間、青年はあの廃屋を改装すれば、必ずあの子は帰って来ると信じて、
一人で立派な大邸宅に改装します。
娘の結婚式の日、その改装した邸宅と彼の写真が新聞に載り、彼女は彼がまだ自分を
愛している事に気付くのでした。

…お婆さんは読み手の老人に 「それで、彼女と彼は会えたの?」 と訊きます。
また 「その話どこかで聴いた事が有るような… しかも何度も…」 とも言います。
その時、老人の子供たちが孫を連れて老人を見舞いに来ます。
その場面の背景に映っていた老人ホームの建物は、あの青年が改装した大邸宅…
そう、物語を読んでいる老人はあの青年。 そして認知症のお婆ちゃんはあの娘。
そして会いに来た老人の子供たちは、お婆ちゃんの子供でも有ったのです。

老人は、何とか自分たち(物語の中の青年と娘)の事を思い出して欲しいと願って、
この物語を読んであげていたんですね。     
まだ映画は30分位残っています。 この物語は誰が書いたのでしょうか? 
そして、お婆さんは過去の記憶を取り戻すのでしょうか?
大富豪と結婚したはずの娘が、どうして青年(読み聞かせをする老人)と一緒に
いるのか? まだ一山二山ありそうです。

2015年1月7日(水) 昨夜遅く “きみに読む物語” の続きを観ました。
娘と貧乏青年の交際に反対したお母さんにも、若かりし頃に同じ経験が有ったのです。
娘が大富豪と結婚した後も、あの貧乏な青年に逢いに行っている事を知ったお母さんは、
昔好意を寄せていた男が働く現場を娘に見せます。 その男は砂利を運んでいました。
「見てごらんなさい、もし私があの男と結婚していたと思うと…  私は今、幸せよ」 と。
とは言うものの、お母さんにも後悔が有ったのかも知れません。 
お母さんは娘にあの青年から届いた365通の手紙を渡し、こう言います 
「あなたは正しい選択(貧乏青年を諦める)をすると思うわ」

…お婆さんは読み聞かせをする老人に訊ねます 「結局、その娘はどちらを選んだの?」
老人は笑顔で答えます 「ハッピーエンドだったよ」 と。
お婆さんは言います 「…その物語…私たちだったの? 思い出したわ…あなたがあの青年…」

その物語は彼女(お婆さん)が、記憶が薄れゆく事を自覚して自分で書いた物語でした。
その物語の最後に “あなたがこの本(物語)を私に読んでくれたら、
(認知症で有っても)私は必ず思い出し、あなたの元に帰って来ます” と書かれていました。
記憶を取り戻した彼女は、暫らく二人が若かった頃の思い出に耽りますが、
それも一瞬の出来事…  「あなたは誰? どうして私の部屋に居るの?」

この後の結末は、私には蛇足のように感じました。
老人は持病の心臓発作に倒れますが、何日か後に回復し、お婆さんの部屋を訪ねます。
この時、お婆さんはどちらの世界に居たのか分かりませんが、
お婆さんのベッドでお爺さんが添い寝して… 翌朝、看護婦が部屋を訪れると… 二人は帰らぬ世界に…
見終わったあと、面白かった、楽しかったというような映画ではありませんが、
身につまされる映画でした。 素敵な二人だったなぁ。


 今日の花は散歩道のあちこちで咲く 「ハギ(萩)」 です。





似た萩が多く有り、品種の特定は難しいのですが、「宮城野萩」 の特徴は
【花の咲く頃になると、滝のように枝垂れるのが特徴です】 とあるので、
「ミヤギノハギ(宮城野萩)」 としておきます。 間違っていたらごめんなさい(汗。

 




【宮城野萩は別名を 「夏萩」 ともいい、夏のうちから美しい紅紫色の花をつける。
花つきがよく、開花期には枝が地面に付くほど垂れ下がり、その優美な姿から
ハギの中ではもっとも人気が高い】 …のだそうです。
「宮城野…」 の名前は、宮城県(宮城野という地区がある)に多く自生していて、
和歌の歌枕 “宮城野の萩” に由来しているそうです。
また、「ハギ」は、生える芽(キ)」を語源とし、株元からよく芽を出す性質を示すそうです。




 宮城県の県の花はこの 「宮城野萩」。 そして仙台市の市の花は 「萩」 です。
山口県の萩市も当然 “萩” だと思って調べてみると、“ツバキ(椿)” でした(笑。
【萩市の地名の由来としてツバキがつまってハギになったとの説がある】 だそうです。
万葉集で一番多く詠われているのが 「萩」 だそうで、花数も多くて豪華ですね。


   「ひげ爺の子供見守り隊日誌」 5,266歩 3.7km 1時間15分
今日の見守りは2時半(1年生)と3時半からの2回。 雨の中3時から見守って来ました。
雨の日は父兄が車で迎えに来られるんですよね。 下校して来る子供が少ないです。
6年生の男の子が帰って来ました 「おかえり~」 「ただいま~」
「今日は何か面白い事は無かったか?」 「あるよ~、今日家を設計した」
「家を設計した?」 「あんなぁ今日建築士の人が来てなぁ、描き方を教えてくれた」
「へ~、ほいで上手い事描けたんか?」 「今持ってる。 見せたろかぁ」

「おうおう、チョコ一個で見せてくれ。 おぅ~こりゃ凄い! 本格的じゃのぅ」
「まだ2階は描いて無いねんなぁ、全部描いたら建築士が批評を書いてくれるって」
「へぇ~、お前、韓国ドラマの冬のソナタって知っとるか?」 「知らん」
「ほうかぁ、愛する人のために理想の家を建てたるんじゃ。 お前も結婚したら
奥さんにこの家を建てたれや」 「おれ、マンションでええねん」 なんだかなぁ(笑。


今日の歩数      5,266歩 (家を設計する子供見守り)
今月の歩数    139,703歩=  97.8km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   2,310,182歩=1617.1km
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6 コメント

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ひげ爺さんへ (chidori)
2018-09-21 07:18:23
昨日はいろいろありがとうございました。

自分の問題点ってわかっているのになかなか乗りこえら

れないものですね。でもああしてはっきり言っていただくこ

とで少しでも乗り越えていかねばなりません。

髭さんはピュアで、少年みたいな純粋な心がいっぱい

あるので、私のようないい加減な、あいまいな性格は

「みちゃあおれん・許されん」はずなのに、いつまでも

気長くお付き合いくださっていることに感謝しています。

多くの人は仕方なく目をつむっているに違いありません。

でもそれをしっかり言ってくれることがとてもうれしいです。

いつも誤字もなく、しっかり長い文章をupされるひげさ

んに、脱帽です。
ミヤギノハギ (屋根裏人のワイコマです)
2018-09-21 09:26:25
この ミヤギノハギ かどうか判りませんが
信州でも山に沢山萩の花が咲いていますが
これほど綺麗ではないので・・種類が違いますかね
きみに読む物語・・・これは何度か見ました
DVDだったと思いますが・・認知症の妻に
なんとか昔の記憶を・・と読みかせる夫の
健気な思いに・・感動しました。
今の私の母と同じ・・息子もわからない親子
なんとなく共通するものを感じます。
因果な性格です (ひげ爺さん)
2018-09-21 20:35:51
chidoriさん、こんばんは。

昨日は皆さんが楽しみにされていた川柳のブログを汚す結果になり、
申し分けなく思います。
ひげの性分と言ってしまえばそれまでですが…
間違った事が書かれていると正してもらいたくなるんです。
所詮他人のブログ… 見過ごしておけばいいのに… 因果な性格です。
書けば書くほど自分の了見の狭さを曝け出す…
物言えば唇寒し秋の風 ですね。
たまりませんね (ひげ爺さん)
2018-09-21 20:48:50
屋根裏人のワイコマさん、こんばんは。

きみに読む物語・・・ 心に沁むいい映画でしたねぇ。
そうですかワイコマさんも何度かご覧になった。
1回目より2回目、お爺さんお婆さんの気持ちが汲み取れますよね。
あの日記は薄れゆく記憶をたどり、お婆さんが書いたという
ストーリーに感動しますね。
“あなたがこの本(物語)を私に読んでくれたら、 (認知症で有っても)
私は必ず思い出し、あなたの元に帰って来ます”
…たまりませんね。

>今の私の母と同じ・・
一時でもワイコマさんの事を分って下さればいいのですが…
わたしこそ” (chidori)
2018-09-21 22:20:41
いい加減な私と、間違いを許せない性格が、‥でもそ

ういう人はいくらでもいます。

というか私もかってそんなとこらがありました。挙句自

己嫌悪に陥ります。

でも「よく言ってくれた」という人もいました。

年を取るといい加減になっていく・・・。

髭さんにつらい思いをさせてしまったけど、

でも最初のコメント早く消去したので、成り行きがわか

らない人もいるでしょう。

カエルさんも青くならないままでした。(忙しくて見てい

ませんでした)

ひげさんには、たくさんファンがいます。ひげさんがど

んなかたかみなさんよく理解しています。

丸ごとひげさんのファンですから、別に不愉快には

思っていないと思いますよ。「どうしょうもないちどり」だと

共感していると思います。

それだけひげさんの人望は厚い。終わり。
終わり (ひげ爺さん)
2018-09-22 21:09:33
chidoriさん、こんばんは。

>終わり。
了解!

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