【マクロスシティ.新統合軍参謀本部】
新統合軍参謀本部では外縁部にある陸軍基地指揮下の監視トーチカや弾薬庫が破壊された事を受け緊急招集が行われた。
が
参謀らはあんまり、気にせず小さな武装組織の悪あがきだろうと判断・・・・
多少の警戒するようにと言う命令を出す事が決定された。
この会議に参加していた矢吹は不機嫌そうな顔をしながら参謀長の閉会の言葉を聞いた。
望月義仲「あっ大佐・・・・・終わりましたか?」
矢吹一郎「あぁまったく・・・話にならんな、他の参謀らも・・・・」
望月義仲「今回の件は・・・・・」
矢吹一郎「多少の警戒のみ・・・・誰もこれが叛乱の前触れだとは思ってもいない・・・」
矢吹はこの事を叛乱の前触れだと会議で意見したが、誰も信じてもらえず。
参加した参謀400名のうち、叛乱の前触れだと考えているのはわずか21名程度であった。
このため、矢吹の意見は多数決にのっとり見送られる事になる・・・・
望月義仲「しかしどうするんですか?この事が情報部の小笠原さんに言ったら・・・・」
矢吹一郎「嘆くだろうな・・・・、折角収集してくれた情報を生かせないのだからな・・・・」
折角.叛乱の目を詰むために集めた情報が生かされない。
こうした体制に矢吹は内心怒りを感じるが、強行し叛乱の目を詰むための軍事行動に出たら。
軍内部から反発する一派や強行して作戦行動に出る事に反対している同志が離反する可能性があり。
安心して作戦を実行する事ができない・・・・・・・・
まずは軍内部の賛同者を集めなくてはいけない・・・矢吹は義仲を引き連れ参謀本部を後にした。
キィィィィィギギ ガコン
ラッフェル「ここが活動場所ですか・・・・」
「ハッ・・・作戦決行まで、統合軍の戦力を削ぐ工作拠点として機能します。」
ラッフェル「そうか・・・・・・・・・悪くない。」
工作員としてトラックに乗り込んだラッフェルはとある廃工場に入り込む。
中に入ると、工作用の武器や人員が控えており・・・
過半数が男女のゼントラーディ人であった・・・
「どうです、これとラッフェルさんが連れてきた同志と合わせれば工作活動に成功します。下手すれば大統領や国防長官などを拘束もしくは暗殺できます。」
ラッフェル「そいつはいい、例のゲラムと言う男の支援か・・・・」
「それもありますが、イルミナシオン残党や反統合組織のバックアップもあります。」
ラッフェル「勝てるな・・・・・・・少数の兵で大軍を制す・・・・・流石だ・・・・・」
装備も優れ、人員に不測がない・・・・勝てる・・・・ラッフェルは今見ている光景に満足する。
ラッフェル「さて・・・少し様子見と行くか・・・」
「様子見?」
ラッフェル「この街をな・・・・・・・・・」
ラッフェルは廃工場を出て、マクロスシティの街に潜り込む。
久しぶりに見る街だが、ゼントラーディ人擁護する自称人権団体過激派と反ゼントラーディ派のデモの跡が残っている・・・・
自称人権団体は自分達を利用し政敵攻撃にし、反ゼントラーディ派の連中は当然敵・・・・・・
反統合組織の面々もそうだが、今は利用価値がある・・・・
全てはゼントラーディ人の自由を勝ち取るために・・・・・・・・・・
バンッ
星村真理「ちょっと危ないじゃないの!!」
新統合宇宙軍月面方面軍.星村真理.准尉
ラッフェル「申し訳ございません、お穣さん。」
ラッフェルは街かどで一人の女性兵士とぶつかってしまう。
彼女は星村真理.ミリア・ファリーナ・ジーナスの部下モーア・カリダムこと星村絵里と星村和也の娘で、フロンティア船団に参加していたホシムラ・ユイの叔母である。
真理は母に似て勝ち気な性格であり、見ただけで勝ち気だと思わせる美人である。
両親に勧められたわけじゃないが、一般兵として入隊し航空兵として月面アポロ基地に配属された。
現在は出向中である・・・・・・・・
真理の今の様子は若干不機嫌、なんたってラッフェルとぶつかったから・・・・
ラッフェル「じゃあお穣さん・・・・お詫びにお茶でもいかがでしょうか?」
星村真理「お茶?」
ラッフェル「非があるのは私ですから・・・・」
ラッフェルはご機嫌斜めな真理を落ち着かせるためお茶に誘う。
真理は不思議そうに見ている・・・
やはり・・・・・VF-Xの娘・・・・気づいたか・・・・・
真理の両親の事を知っているラッフェルは真理の表情に警戒するが・・・・・
星村真理「少しくらいならいいです・・・」
ラッフェル「それはそうですか・・・・ありがたい・・・・」
真理は受け入れてくれた・・・・・
ラッフェルは安心した表情を浮かべるがその顔には別の素顔がある・・・・
それは真理を利用して統合軍基地に入り込む事・・・・
それがラッフェルが真理にお茶を誘う理由である・・・・・・・・・
すっかりラッフェルに信じ込まれた真理はカフェを探す・・・・
ジュリア「矢吹大佐から街で警戒しろと言われたけど・・・・・・」
警務隊の女兵士であるジュリアは街をパトロールしていた。
叛乱をスムーズに進めるために工作員がいないかを確認するためである。
無論、これは矢吹の要請である。
女性の部下2名引き連れてパトロールしていると・・・・・
「あれを・・・・」
ジュリア「なに・・・・・・あっ・・・・・・・・・ラッフェル・・・・・」
真理と歩くラッフェルの後ろ姿を見る。
まさか・・・・・矢吹の予測があたるとは・・・・・・
ジュリア「後をつけるよ。」
「了解」
ジュリアはラッフェルの後をつける・・・・・・・
何かがあると・・・・新統合軍女性士官といるとは内通・・・もしくは利用か・・・・
この二つを絡めラッフェルの工作内容を予測した。
新統合軍参謀本部では外縁部にある陸軍基地指揮下の監視トーチカや弾薬庫が破壊された事を受け緊急招集が行われた。
が
参謀らはあんまり、気にせず小さな武装組織の悪あがきだろうと判断・・・・
多少の警戒するようにと言う命令を出す事が決定された。
この会議に参加していた矢吹は不機嫌そうな顔をしながら参謀長の閉会の言葉を聞いた。
望月義仲「あっ大佐・・・・・終わりましたか?」
矢吹一郎「あぁまったく・・・話にならんな、他の参謀らも・・・・」
望月義仲「今回の件は・・・・・」
矢吹一郎「多少の警戒のみ・・・・誰もこれが叛乱の前触れだとは思ってもいない・・・」
矢吹はこの事を叛乱の前触れだと会議で意見したが、誰も信じてもらえず。
参加した参謀400名のうち、叛乱の前触れだと考えているのはわずか21名程度であった。
このため、矢吹の意見は多数決にのっとり見送られる事になる・・・・
望月義仲「しかしどうするんですか?この事が情報部の小笠原さんに言ったら・・・・」
矢吹一郎「嘆くだろうな・・・・、折角収集してくれた情報を生かせないのだからな・・・・」
折角.叛乱の目を詰むために集めた情報が生かされない。
こうした体制に矢吹は内心怒りを感じるが、強行し叛乱の目を詰むための軍事行動に出たら。
軍内部から反発する一派や強行して作戦行動に出る事に反対している同志が離反する可能性があり。
安心して作戦を実行する事ができない・・・・・・・・
まずは軍内部の賛同者を集めなくてはいけない・・・矢吹は義仲を引き連れ参謀本部を後にした。
キィィィィィギギ ガコン
ラッフェル「ここが活動場所ですか・・・・」
「ハッ・・・作戦決行まで、統合軍の戦力を削ぐ工作拠点として機能します。」
ラッフェル「そうか・・・・・・・・・悪くない。」
工作員としてトラックに乗り込んだラッフェルはとある廃工場に入り込む。
中に入ると、工作用の武器や人員が控えており・・・
過半数が男女のゼントラーディ人であった・・・
「どうです、これとラッフェルさんが連れてきた同志と合わせれば工作活動に成功します。下手すれば大統領や国防長官などを拘束もしくは暗殺できます。」
ラッフェル「そいつはいい、例のゲラムと言う男の支援か・・・・」
「それもありますが、イルミナシオン残党や反統合組織のバックアップもあります。」
ラッフェル「勝てるな・・・・・・・少数の兵で大軍を制す・・・・・流石だ・・・・・」
装備も優れ、人員に不測がない・・・・勝てる・・・・ラッフェルは今見ている光景に満足する。
ラッフェル「さて・・・少し様子見と行くか・・・」
「様子見?」
ラッフェル「この街をな・・・・・・・・・」
ラッフェルは廃工場を出て、マクロスシティの街に潜り込む。
久しぶりに見る街だが、ゼントラーディ人擁護する自称人権団体過激派と反ゼントラーディ派のデモの跡が残っている・・・・
自称人権団体は自分達を利用し政敵攻撃にし、反ゼントラーディ派の連中は当然敵・・・・・・
反統合組織の面々もそうだが、今は利用価値がある・・・・
全てはゼントラーディ人の自由を勝ち取るために・・・・・・・・・・
バンッ
星村真理「ちょっと危ないじゃないの!!」
新統合宇宙軍月面方面軍.星村真理.准尉
ラッフェル「申し訳ございません、お穣さん。」
ラッフェルは街かどで一人の女性兵士とぶつかってしまう。
彼女は星村真理.ミリア・ファリーナ・ジーナスの部下モーア・カリダムこと星村絵里と星村和也の娘で、フロンティア船団に参加していたホシムラ・ユイの叔母である。
真理は母に似て勝ち気な性格であり、見ただけで勝ち気だと思わせる美人である。
両親に勧められたわけじゃないが、一般兵として入隊し航空兵として月面アポロ基地に配属された。
現在は出向中である・・・・・・・・
真理の今の様子は若干不機嫌、なんたってラッフェルとぶつかったから・・・・
ラッフェル「じゃあお穣さん・・・・お詫びにお茶でもいかがでしょうか?」
星村真理「お茶?」
ラッフェル「非があるのは私ですから・・・・」
ラッフェルはご機嫌斜めな真理を落ち着かせるためお茶に誘う。
真理は不思議そうに見ている・・・
やはり・・・・・VF-Xの娘・・・・気づいたか・・・・・
真理の両親の事を知っているラッフェルは真理の表情に警戒するが・・・・・
星村真理「少しくらいならいいです・・・」
ラッフェル「それはそうですか・・・・ありがたい・・・・」
真理は受け入れてくれた・・・・・
ラッフェルは安心した表情を浮かべるがその顔には別の素顔がある・・・・
それは真理を利用して統合軍基地に入り込む事・・・・
それがラッフェルが真理にお茶を誘う理由である・・・・・・・・・
すっかりラッフェルに信じ込まれた真理はカフェを探す・・・・
ジュリア「矢吹大佐から街で警戒しろと言われたけど・・・・・・」
警務隊の女兵士であるジュリアは街をパトロールしていた。
叛乱をスムーズに進めるために工作員がいないかを確認するためである。
無論、これは矢吹の要請である。
女性の部下2名引き連れてパトロールしていると・・・・・
「あれを・・・・」
ジュリア「なに・・・・・・あっ・・・・・・・・・ラッフェル・・・・・」
真理と歩くラッフェルの後ろ姿を見る。
まさか・・・・・矢吹の予測があたるとは・・・・・・
ジュリア「後をつけるよ。」
「了解」
ジュリアはラッフェルの後をつける・・・・・・・
何かがあると・・・・新統合軍女性士官といるとは内通・・・もしくは利用か・・・・
この二つを絡めラッフェルの工作内容を予測した。
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