マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

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愛姫

2018-01-29 11:12:53 | 戦国武将・戦国姫図鑑
愛姫
【生没】
【父親】
田村清顕
【母親】
於北(相馬顕胤の娘)
【旦那】
伊達政宗
【子供】
五郎八姫(松平忠輝室)
伊達忠宗(仙台藩2代藩主)
伊達宗綱
伊達竹松丸
【解説】
田村清顕の一人娘として生まれる。
名前の由来は愛らしいに由来するらしく。
東北では可愛らしいをめんこいと呼び、めんこい姫と呼ばれていたのが。
愛姫と呼ばれるようになり、別の呼び方では義母である義姫と同じになる。
12歳で伊達政宗に嫁ぐ事になる。
政宗とは又従兄弟の関係にある。
しかし政宗自身に毒殺事件が起こり。
政宗が田村家が送り込んだ内通者だと思い、乳母を始め愛姫付きの侍女を処断した事から夫婦仲はこの頃良くなかった。
その後、夫婦仲は改善されたようで。
京都聚楽第の伊達屋敷に移ると、長女五郎八姫(松平忠輝室)を出産した。
それから仙台藩2代藩主となる忠宗を始め宗綱・竹松丸と、政宗との間に計4人の子宝に恵まれる。
後に後継者を定めで忠宗に決まる事になる。
その一方で、先に生まれた秀宗は事実上の廃嫡され政宗と関係悪化する事になるのだが。

愛姫は伊達家の外交官的役割を持っており、ある時に政宗に


天下はいまだ定まっておりませぬ。殿は天地の大義に従って去就をお決め下さりませ。私の身はお案じなさいますな。匕首を常に懐に持っております。誓って辱めは受けませぬ

と言う書状を送っており。
娘婿で徳川家康の6男松平忠輝の高田城築城中の政宗に春秋の季節感や天然自然の草木、花鳥風月について、仏教の無常感を表した書状を送っている。
政宗の死後に出家し、1653年に86歳の長寿で亡くなる。

死後、奥州仕置きで改易され一族を出て片倉姓を名乗った田村宗顕に代わり
孫で忠宗の子宗良が田村家を相続し、一関藩主となり。
明治維新後は子爵に任ぜられる。(~1945年の大日本帝国憲法下)
本来の田村家の一族で片倉姓を名乗った一族の方は、子孫にイラク戦争時の外交官片倉邦雄がいる。

【先祖】
征夷大将軍坂上田村麻呂が先祖で有名だが、坂上氏は中国系の渡来人で。
遡ると後漢王朝霊帝に繋がれるとされる。

【エピソード】
伊達政宗は晩年期、愛姫の見舞いや世話を断っている。
理由は、死に近づく自分の姿を見せるわけにはいかないと言う理由から。
最終的に政宗は愛姫に会う事なく、死んでいくが。
恨みはせず、政宗の片目像と政宗の命日と同じ日に死ねる事を祈った。
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