マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

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前田利常

2017-12-25 16:05:00 | 戦国武将・戦国姫図鑑
前田利常
【諱】
利常
【苗字】
前田
【朝臣】
菅原
【生没】
1594年ー1658年
【別名】
松平筑前守利常
【父親】
前田利家
【母親】
寿福院
【養父】
前田利長
【兄弟】
幸 - 前田長種室
蕭 - 中川光重室
豪姫 - 宇喜多秀家室
摩阿姫 - 万里小路充房室
与免 - 浅野幸長婚約者
千世 - 細川忠隆→村井長次室
菊 - 豊臣秀吉養女
保智 - 武田信吉婚約者、篠原貞秀室
福 - 長好連→中川光忠室
前田利長 - 加賀藩初代藩主
前田利政 - 前田土佐守家祖
前田知好 - 前田家分家
前田利孝 - 七日市藩初代藩主
前田利貞 - 前田家分家
【正室】
珠姫
【子息】
亀鶴姫 - 津山藩主森忠広室
前田光高 - 加賀藩3代藩主
小媛
前田利次 - 富山藩初代藩主
前田利治 - 大聖寺藩初代藩主
満姫 - 広島藩主浅野光晟室
富姫 - 八条宮智忠親王妃
夏姫
春姫 - 家臣本多政長室
前田利明 - 大聖寺藩2代藩主
松姫 - 桑名藩主松平定重室
龍姫
前田鶴丸
久万- 会津藩主保科正経室
【解説】
前田利家の子として生まれる。
母親はまつではなく、側室の子であるため加賀前田家はまつの血を引いてない。
そもそも利常の誕生の経緯は元々母は下級武士の娘で文禄の役で肥前名護屋城に布陣していた利家の元に派遣された侍女であるが。
利家が手を出して、利常が生まれる事になる。
父の元で育てられず、姉が嫁いでいた前田長種の元で育てられ拝謁したのは利家の死の前年であったと言う。
嫌っていたわけではなく、むしろ気にいり太刀を与える程である。
関ヶ原の戦い直前の浅井畷の戦いで戦術的敗北を味わった前田家は利常を丹羽長重に人質として預けられた。
長重が利常に自ら梨を剥き与えられた事が利常に強く記憶に残り。
晩年まで梨を食べる度にこの出来事を思い出していた。
戦後、利光と改名し徳川秀忠の娘・珠姫を正室として迎え入れる。
同じ母親の兄弟がいない利常は常に家族の間で問題を抱えた。
利好や利貞とは不仲であり、甥の前田直之の処遇をめぐりまつと母が対立するなど利常を苦しめた。

大坂の冬の陣に徳川方として参戦し真田丸の戦いで真田信繁と対峙するが。
独断行動もあり井伊直孝や松平忠直らの軍勢と共に大被害を被ってしまう。
大坂夏の陣では先鋒として出撃し大野治房の軍勢と戦い苦戦しながらも勝利する。
討ち取った首は3200と言われている。
四国全土の褒美を与えると徳川家康に言われるが利常は加賀・能登・越中の3か国の安堵を望んで認められた。

利常に改名し、金沢城を補修したりするが。
謀反疑惑もあり、家臣が釈明する事態になっている。
そして、光高に家督を譲り小松に隠居する。

娘が八条宮智忠親王の妃になり後水尾院(後水尾天皇)と親交を結ぶ。
妻球の妹は後水尾院の妃である和子であり、義兄弟ともあった事からだと言う。
その関係で京文化を導入し「加賀ルネサンス」と呼ばれる華麗な金沢文化を開花させた。

光高が急死し息子綱紀が幼い事もあり、後見人として復帰し。
綱紀の周りに戦国時代を経験した生き残りの家臣を置き徳川家光の弟である保科正之の娘・摩須姫を正室に迎えるなど奔走した。

66歳で亡くなる。

【人物】
たくましい体格
前田利家のたくましい体格を引き継いでいた利常は子のいない利長の後継者として選ばれる。
それが故か、徳川家康から警戒されていた。
歌舞伎者
利家や従兄弟の利益と同じように歌舞伎者であった。
小便禁止。違反者には黄金一枚の罰金の江戸城の立て札にワザと小便している。
愛妻家
正室珠姫と仲がよく、参勤交代で江戸にいる利常には早く帰ってくださいと手紙を送る程である。

ところが乳母が徳川家の情報漏えいを恐れ、利常と珠を引き離し。
珠はショックで衰弱死する。
それを知った利常は激怒し乳母を蛇攻めにして殺害した。
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