マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。最近の政治的問題や最近の出来事も更新します。

新統合宇宙軍大佐.黒田高孝と新人女性管制官.櫛橋光

2017-11-27 23:52:00 | マクロス短編
第1次星間大戦が終結して15年の月日が経った。
宇宙軍艦隊の再編が完了、地球を最終防衛線とし・・冥王星ー火星ー月面と続く防衛網の構築が完了した。
既に最新鋭空母であるウラガ級やステルスフリゲート艦などの最新鋭艦が就役。
オーベルト級やARMD級などの空母はどんどん第2線へ追いやられていた。

そんな情勢下のある空母があった。
ARMDー578ハリマ、ARMD級578番艦であり地球本国軍に所属している。
ウラガ級空母に押されつつあるが、今も現役空母として活動中である。

                       【西暦2025年.月面コリンズ基地】

黒田高孝「ハリマ準備。」
新統合宇宙軍ハリマ艦長.黒田高孝.大佐

艦長である黒田高孝は少し変わり者であった。
艦橋にはいろんな薬が置かれており、隙あらば乗員に勧める。
軍医や衛生兵も困惑する程である。
そこまで薬に拘るのは元々軍医志望であったからであり。
士官学校時代に指揮の論文を上が読み艦長にならないかと言われ艦長に抜擢された。

栗山安利「艦長ちょっと待ってください。」
新統合宇宙軍ハリマ副艦長.栗山安利.中佐

黒田高孝「なんだ?」

栗山安利「今日は新しく配属する乗員を迎えてからの出港です。」

黒田高孝「そうだっけ?」

栗山安利「そうですよ!!」

少しお惚けな部分があり、副艦長であり同期である栗山が支える。
戦闘時は頼りになるのだが、平時は頼りにならない駄目駄目軍人である。

櫛橋光「失礼します。」
新統合宇宙軍.櫛橋光.准尉

黒田高孝「君は?」

櫛橋光「本日、ARMD級ハリマ配属になりました櫛橋光.准尉であります。」

ターニャ「同じくターニャ・フランコー.准尉であります。」

黒田高孝「えぇ・・・・・と・・・・・」

栗山安利「今回配属になる女性兵です。」

ハリマに二人の女性兵士が配属される。
櫛橋光と言う名の日系兵とターニャ・フランコーと言うウクライナ系兵の2名であり両名とも女性兵士である。
どちらも美人であるが・・・・・・・・

黒田高孝「櫛橋准尉って・・・・フランコー准尉より胸が小さい・・・・」

櫛橋光「な・・・・失礼な・・・・一応バストは80cmあります、ていうかいきなり初対面の部下に胸が小さいと言ってセクハラなんて・・・」

ターニャ「まぁまぁミッちゃん、落ち着いて・・・」

高孝はいきなり光に胸のサイズに関する話をし光は激怒する。
普段冷静な性格している光はこの話題は流石に耐えきれなかったようである。
穏やかな性格であるターニャはそれを諫める。

イト「艦長流石にそれは・・・・」
新統合宇宙軍イト・フラーベン.少尉

池田栄「天然でも言わない方がいいと思います。」
新統合宇宙軍.池田栄.中尉

黒田高孝「そうか・・・・」

レイラ「特に新人わね。」
新統合宇宙軍.レイラ・バジックス.少尉

無論、ブリッジのオペレーターの女性兵士達から叩かれる。
高孝は制帽をずらし頭をかきながらそうかと答える。

櫛橋光「・・・・・」

黒田高孝「なんだ・・・櫛橋准尉・・・・」

光はジト目で高孝を見る。
一体なんだと身を構えるが・・・・・

櫛橋光「私の席は何処でしょうか?私に渡された資料では航宙官制と・・・・」

黒田高孝「あぁ・・・それね・・・・・俺の背後のCICにある、そこで荒木大尉の指揮下に入ってもらう。無論、フランコー准尉も・・・」

『了解』

光が求めているのは自身の配置先の席は何処かである。
それに気が付いた高孝はファイルを見てCICの席だと言う。
無論、ターニャも一緒で・・・・

黒田高孝「さてそろそろ出港準備と行こうか・・・・」

池田栄「待ってください、前方にウラガ級空母スルガとオーベルト級2隻がいます。」

黒田高孝「っ・・・いつになったら出港できるんだよ。」

ようやく出港できるようになったのに別の艦が出てくる。
最新鋭空母であるウラガ級空母2番艦スルガである、更に横切るように3番艦ハコネが航行している。
出港できると思ったら別のお客さん・・・・高孝は頭を抱える・・・・・・・・
そして・・・・・

『こちらコリンズ管制室からハリマへ、速やかに出港せよ!』

黒田高孝「ハッ」

『目的地は司令部の決定通り、惑星エデン.資源衛星ヒューパの警備・・・・そこまで到達しエデン防衛軍から補給受けるように・・・・以上』

黒田高孝「了解しました。」

中々出港できなかったがようやく出港できる・・・・
目的地は地球から10光年離れた惑星エデンの資源衛星ヒューパ。
エデン防衛宇宙軍が大規模軍事演習を行うため余剰艦艇がなく、本国軍に応援が要請した。
そこで選ばれたのがハリマと言う事である。
単艦で行くのではない・・・・

イト「アルタミラ.オリンポスの2隻とアドバンスト・オーベルト級ナダ.エドガワ.ナイル.ニューメキシコ.カープル5隻がランデブーゾーンに集結中。」

黒田高孝「そうか、全速前進・・・我々はアルタミラ艦隊と合流する。」

アルタミラを含む2隻とナガを含むアドバンスト・オーベルト級5隻と行動を共にする。
流石に巡洋艦は合流しなかったようである。

ターニャ「でミッちゃん。」

櫛橋光「何?」

ターニャ「あの艦長はどう思う?」

櫛橋光「どうって?」

ターニャはモニターとにらめっこしている光に高孝をどう思うか質問する。
衝撃的な初対面であり、光は高孝をどう思っているのか気になった。
答えは・・・・・

櫛橋光「ないない・・・セクハラ兄さん艦長だけど、タイプじゃないから。」

ターニャ「えぇぇかなりの名将らしいわよ。」

櫛橋光「名将でも好きにならないわ、それに(以下省略)薬をブリッジに置くのは変よ・・・」

ターニャ「ん・・・・まぁ確かにね・・・・」

タイプじゃない・・・・それが光が出した答え出る。
なぜかと聞いてもいろいろと言ってくるのでまぁ確かにとターニャは思った。
アルタミラと合流したハリマは10光年先の惑星エデンに向かう。

そして1時間後、フォールドを実施2時間後にはエデンに到着した。
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第39話 ヌージャデル・ヴァリアブル・ドック・ファイト 後編

2017-11-27 21:35:44 | マクロス外伝戦場の遺産
メガロード02船団を強硬偵察を行い祐と交戦するべリル。
クレアとケイルは1機撃墜しつつ、ヌージャデル・ガーと交戦し。
祐はべリルと一騎討ちになる・・・・・・・

キャノン砲で攻撃し岩を破壊しその破片で祐を殺害しようとするが、祐は回避する。
その行動にべリルは笑う、面白い相手だと・・・・・・

べリル「キャノンで遊ぶのもいいが、接近戦ならばどうだ!!」

べリルはキャノン砲で詰まんない策で裕を追い詰めるより自身の得意な接近戦でしかける。
短射程荷電粒子ビーム突撃銃を使い、銃撃戦を展開・・・
小惑星が若干多いこの地域では白兵戦が有利・・・・べリルはそう読んだ・・・・

新条裕「くっファイターでは対処できない・・・・・ここはガウォークで機動戦を制す。」

裕はべリルの動きに呼応してガウォーク形態に変形する。
ファイターで使っていたら、スピードの出しすぎで激突する危険性がある。
更に言ってしまえば、ミサイルを使用すれば破片が出る・・・・

ガンポッドを使用した白兵戦をするしかない・・・・裕もべリルと同じ事を考えた。

                           ズドドドドドドドドドドドドドドド

新条裕「おわっ!?」

べリル「なんだその間抜けは回避の方法は?もっとよく回避してみせろよ・・・あぁ?」

べリルは裕に目がけてビーム突撃銃の弾を放ち、裕はそれを回避する。
攻撃が正確、一歩間違っていたらやられていた。
裕は今の攻撃を受けて革新した・・・
だがここで反撃しないわけにはいかない・・・・
リスクはあるかもしれないが、こいつを使い隙を作る・・・・

                          シュバァァァン

べリル「ラック・・・・・・・・・・・なっ・・・・ミサイル・・・・この距離でか!!」

ズガァァァァァァン

べリル「さっきと俺と同じ戦法か・・・・・・俺もテメェと同じみたいにできるぜ・・・・」

                            ズドドドドドドドドドドドドドドドドドド

べリル「馬鹿な!!」

ミサイルで岩を破壊する、べリルが先ほど取った戦法を裕が実行する。
べリルは先ほど自身が行った攻撃であり、このような戦闘には慣れており回避する。
だが、裕はそれを狙っておりバトロイドに変形しべリルのヌージャデル・ガーに向けてガンポッドを発砲する。

                                      ガチョン

べリル「まさか・・・・・・・・一度も監察軍でも当てられなかった俺が傷を負うだと!テメェェェェェェェ少しはやるじゃねぇか!いいぜ、俺が直々にぶっ殺してやるぜ!!!」

裕の放ったガンポッドの銃弾はべリルのヌージャデル・ガーの一部を破損させた。
べリルの感情を興奮させ激怒させるのには十分であり。
ますますとべリルは闘争心と裕への殺意を強めた。

お返しと言わんばかりに突撃銃で裕を攻撃する。
攻撃は当たらないが、正直これはいらつく攻撃と言ってもいい。
ここまでやられた結果・・・・・・・

新条裕「こいつ攻撃が激しくなって・・・・」

裕はべリルの攻撃に苛立つ・・・・本当に腹が立つ程の・・・・・・
尋常じゃない攻撃、いつやられるか分からない・・・・

新条裕「なんとかしてミサイルを撃てる宙域に向かわねば・・・」

ミサイルを撃っても安全宙域に引き込み戦況を有利にしたいがそうはいかない。
そんな簡単に上手く行ったら、苦労しない・・・・
それが戦場の常識である・・・・

このまま苦しい戦いが続くかと思われたが・・・・・・・・

クレア「ブレード2からブレードリーダー。」

新条裕「クレアか・・・それにケイルも・・・」

クレア「無事に残りの2機の撃破完了しました援護します。」

ヌージャデル・ガー2機を撃破しケイルを救出完了したクレアが戦場に到着する。
既にべリル以外には生き残りはいない・・・・
これで1:3と裕率いるブレード小隊が優勢になる。

べリル「まさかな・・・・戦場に集中しているときに配下が全滅するとはな・・・それに・・・」

「アシカリーダーからブレードリーダーへ、これより援護する。」

更にARMD級宇宙空母オダ・ノブナガから発進したアシカ中隊などの友軍部隊が到着。
一気にべリルは追い詰められてしまう・・・・

べリル「まぁいい・・・・撤退してやるか・・・包囲されたんじゃ意味がねぇ・・・・」

べリルは負けを悟り撤退。
追撃する部隊もいたが、べリルに1機撃墜される損害を出し追撃は中止。
これ以上の深追いは危険と判断・・・・・・

一連の戦闘はベリル追撃を中止となった結果・・・・・・・・
戦闘終了となる・・・・・・・・・・

新条裕「あいつ・・・・・退くのか・・・・」

クレア「まぁ何がともあれ無事でよかったです・・・ただ・・・」

新条裕「また近いうちにやってくるだろうな・・・・」

これで終わるわけじゃない。
近いうちに再び自分たちの前に立ちふさがるだろう・・・・
その危険性が祐達を再び襲ってくる・・・・・

そう感じた・・・・

「親分の到着だ・・・」

「迎えてやれ!」

べリルは自分の艦隊に帰還する。
すぐさま戦力を編成しメガロード02を襲撃する・・・
このまま何も対策を取らなければ勝ち目はない。
そうベリルは判断したのであろう・・・・・・

そしてもう一つの目標・・・・・・・

べリル「あの俺に傷を負わした奴・・・・・・・・・必ず次の戦いで必ず俺の手でぶっ殺してやる。」

裕への逆襲。
それがべリルのもう一つの目標である。
あいつを殺さなければベリルの気が晴れない・・・・・

必ず殺してやる・・・・・・・・・・・なんとしても
いかなる手段を使ってでも必ず・・・・・・・・・
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マクロス⊿外伝カナメ2072の夢 白熱の終幕

2017-11-27 15:43:47 | マクロス各種作品派生外伝
カロットとの戦闘で多くの人間が死んだ
爆発とそれに伴う炎上の中で多くの人の亡骸と攻撃で破壊されたVFとデストロイド.バトルロイドの残骸が転がる。
戦術音楽ユニットヴァルハラはナナとメネを残し壊滅した・・・・
もう手段はない・・・・一度絶望しかけた・・・・・

でも希望は消えない
今は亡き愛したメッサーの声・・・

それに自身の歌声を大切に思う人がいることを知った事・・・・・
美雲やフレイアにも負けないくらいに強く歌い続けることを誓った事を思い出す。
絶望しかけたけど、このままではいかない・・・
声が潰れようが、戦いを終わらすために私は歌う・・・

カナメは瓦礫の中、一人前へ出る・・・・・

カロット「こいつ・・・追い詰めたぞ・・・・」

アメリア「くっ・・・・」

アメリアはカロットに追い詰められていた。
バトロイド形態だが、頭部は若干へこみショートで火花を散らし左腕は破壊されている。
既にアメリアは疲労が限界を迎えている・・・・

カロット「いい気味だな、ジーナス一族であり多くの同胞を殺して女がここで無残に死ぬとはな・・・」

アメリア「あらそうかしら・・・・まだ戦いはこれからよ。」

カロット「強がりを言う・・・・・お前が疲労の限界を迎えているのは俺は知っている・・・・」

疲労の限界を強いられているが、アメリアから闘志が失われたわけじゃない。
何処かに勝機はあるはず、それに他で対処している仲間の戦況が有利になれば自身を援護してくれるかもしれない。
アメリアはそう思っているが、その気配はまだない・・・

カロット「いい加減に死んでもらうぞ・・・・・・・・アメリア・・・キザキ中尉殿・・・・」

カロットが駆るSVF-12はアサルトナイフを取り出す・・・

アメリア「これで終わるんだね・・・・」

アメリアはカロットがアサルトナイフを持ち自分に迫る光景を見て誘った。
あっけない最期・・・・・・・・アメリアは武人らしく死のうと死を覚悟する・・・・・

カロット「これで死ねぇぇぇぇぇアメリア・キザキィィィィィィィィィィィ!!」

カロットはアメリアのVF-31にナイフを突き刺そうとする・・・
アメリアは目を閉じながら自身の最期を悟りながら、突き刺さり死ぬ事を素直に受け入れる・・・

アメリア「あれ・・・・・・・・・・動いてない・・・・それにこれは・・・・」

突然、カロットの動きが止まる。
一体何が起きたのかとあたりを見渡すと歌が聞こえる・・・・・
どこから流れているのかと・・・・・・・

アメリア「カナメさん・・・・・・・・・」



カナメがメッサーが気に入っていたAXIAを歌う。
AXIAはかけがえのない大切なものと意味している。
その動きに同調しメネとナナも同じように歌っている。
その歌声にカロットの動きが揺らいでしまった・・・・・・・・

カロット「くそ不愉快な歌か・・・・・折角すっきり殺せるはずだったのに・・・・・・・・地球人が・・・・」

カロットはカナメが歌っている方向に視線を変える・・・・
この時アメリアはカナメが歌っているのは自ら囮になってカロットから逃げてくれと言うメッセージだと悟った。
そうはさせない・・・・・・・・殺させはしない・・・・・・・・・

アメリアは最後のスタミナを使い、アサルトナイフでカロットを討ち取る事を決意する。

カロット「よくも手こずらせたな・・・・・・・・・ぶっ殺してやる。」

カロットはカナメ達の前に立つ。
だけど、カナメはカロットを恐れずずっと前を見続けている・・・・
それを見てカロットはこざかしいと思ったのかアサルトナイフの刃をカナメ達に突き刺す・・・・

が・・・・・・・・・・

                    ガスッ

カロット「がぁ・・・・・・・・・」

アメリア「これで終わりね・・・」

カロット「お前・・・・・・・・」

先に突き刺したのはアメリアであった。
カロットのSVF-12のバトロイド形態の首元にアメリアが突き刺したアサルトナイフが刺さっている・・・

アメリア「ここで爆発させない・・・・・・・・」

カロット「なに・・・」

アメリア「お前の最期は・・・・・・・・ここだ!!」

アメリアはカロットを持ち上げ、広間に投げ飛ばす。
倒れたカロットにアメリアはガンポッドを向ける・・・・・・・そしてトリガーを引いた。

                              ズドドドドドドドドドドドドドドドドド
                                    ズゴォォン

アメリア「やった・・・・」

カロットはアメリアにより撃墜され死んだ・・・・

「カロット同志が死んだ・・・・・」

「我々はここまでなのか・・・・」

カロットで戦死した事で将兵は戦意を損失し武器を置き始める。
これによりこの短くも長い悲劇的な事件の終息を終える事になる・・・・

カナメ「これで終わった・・・・戦いが・・・・・」

カナメはアメリアのVF-31を見て呟く・・・・
だけど、声は若干違和感を感じる・・・・

アメリア「カナメさん・・・」

カナメ「アメリアさん・・・」

アメリアはVF-31から降りてカナメと直に会う。
二人は抱き合い無事に戦闘を終わった事を喜んだ・・・・・

だが・・・

アメリア「カナメさん口から血が・・・・」

カナメ「えっ・・・・」

カナメの口から血が流れていた・・・・
まるでザクロの汁のような赤い血が口から・・・・
カナメはこの後、衛生兵に連れられ診察室に向かった。
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源義光

2017-11-27 12:05:38 | 長田義家の武士名鑑
源義光
【諱】
義光
【苗字】

【朝臣】

【生没】
1045年ー1127年
【父親】
源頼義
【母親】
平直方の娘
【通称】
新羅三郎
【兄弟】
源義家
源義綱
河野親清
快誉
平正済室
清原成衡室
【正室】
甲斐守知実の娘
【子息】
源義業
源実光
源義清
源盛義
源親義
源祐義
源覚義
【解説】
河内源氏棟梁源頼義の3男、兄に八幡太郎義家.賀茂次郎義綱がいる。
自身が近江国新羅明神(津三井寺新羅善神堂)で元服し源新羅三郎義光と名乗る。
後三年の役で出陣していた兄義家が清原武衡・家衡と苦戦していた報を受け、朝廷に応援に行く事を許可を願うが断られる。
痺れを切らした義光は当時の官位であった左兵衛尉を辞し応援に向かい、武衡・家衡を滅ぼす。
常陸介、甲斐守を官位を授かり常陸平氏一族と関係を持つが、兄の子であり新田氏・足利氏の祖となる源義国と争う。

最初は官位を辞して兄を助ける善人だが、次第に河内源氏の棟梁になる野心を抱き。
甥で棟梁の源義忠と兄義綱の子源義明に自身の郎党をそれぞれ派遣。
そして義忠に送っていた郎党で常陸平氏一族鹿島成幹に奪った義明の刀を与え義忠を暗殺する。

無論、疑いは兄義綱一族に向けられ一族は自害に追い込まれ義綱は源為義に討たれる事になる。
一方の成幹は口封じのため弟の快誉により口封じで殺害される。
だが若輩の為義が軍を率いる事はありえず、背後には義光がいた。

真相は闇の中へ消えるはずであり義光の野望は果たされるはずであった。

だが口封じされる事が分かっていた成幹が誰かにこの真相を話しており、義綱は免罪.義光が真犯人とされ。
それがバレると義光は常陸の国に逃亡。
最期は諸説あるが、義忠の子河内経国に討たれたという。

この事件の後、源義親などの乱もあり源氏は没落し。
後に順調に出世した伊勢平氏との戦いへと発展してく遠因となる。

【文化人として】
義光は大東流合気柔術の開祖で、そこから小笠原流や武田流などに分岐している。

【朝鮮半島の関係】
新羅三郎と言う通称があるが、朝鮮半島とは関係ない。
新羅は朝鮮半島にあった国家の事ではなく、近江の新羅明神で元服した事を由来としている。
新羅明神とは園城寺の守護神の事で、円珍(智証大師)が唐から帰国に際し搭乗船の船首に出現し自らを新羅国明神と称してた事が由来としている。

ただし、朝鮮半島からの渡来神ともこの地域の地主神でもある事もあり完全に関係がないとはいいがたい。

【子孫】
平賀源内
武田信義
武田信長
高杉晋作
武田信弘
武田信虎
武田信玄
武田信繁
武田義信
海野義親
武田勝頼
武田信清
武田信道
柳沢吉保
柳沢吉里
南部信直
南部利直
南部直政
九戸信仲
浅利義遠
小笠原長時
小笠原秀政
三好長慶
松前慶広
片倉景長
安国寺恵瓊
板垣信方
板垣退助
浅利勝頼
など
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