Sbagliando si impara. (間違うことで人は学ぶ。)

イタリア語の勉強に、nonna ひとりでフィレンツェへ。自分のための記録。

出口が見えない (T_T)

2020年03月29日 | 日記

昨年、中国武漢で新型コロナウイルスが発生し、ニュース報道されてから、4ヶ月近くが過ぎようとしています。

5月下旬に出発予定の旅行予約を2月に入って直ぐにキャンセルしたとき、旅行会社が「その頃は大丈夫ですよ」と。 私も1月初め頃は、ぎりぎりまで様子見をしようと思ってました。でも、毎日のテレビニュース、新聞やネットニュースを見ているとこれはおかしいと不安を持ちました。 日本が収束してもこの先、海外はどうだろう? また、アジアで始まったコロナ感染、気持ち良く受け入れて貰えるかとも。

その後、感染が地球規模であっという間に広がり、今では恐怖すら感じます。

学校も休校となり卒業式までもが縮小され、異常事態です。講座やジム等も当然お休み。3月までの予定が4月まで延長の連絡もありました。 イタリア語教室も先生を含めて3人で個人的に勉強していたのですが、3月は自粛してお休みにしました。先生は他の多くの教室も休校となり、暇になった時間を大掃除と断捨離にあてるとの事でした。3月ももう終わりです。感染者が増える一方で出口が見つかりません。。。。こんな状態になるなんて、当初は思いもしませんでした。

グローバルリスク、コロナショック、エアロゾル感染、パンデミック、クラスター、ロックダウン。 何なの?というくらいに横文字が飛び交い、専門家、政府が喋っています。

子どものころ読んだグリム童話「ハーメルンの笛吹き男」をふっと想い出しました。鼠退治の報酬が約束通りに貰えなかった笛吹き男が、その後町の子どもたち全員を笛で誘って連れ去って行ったーーというお話です。のちに知ったのですが、大量のネズミは疫病のチフスのことで、いなくなった子どもたちはその疫病で亡くなった子供たちのことであることを。今、COVID19はリスクを抱えた人たちが特に要注意で、死に至る確率も高いとのこと。リスクの一つである年齢に該当する私は不安で、外出は必要最小限にして自粛を心掛けています。

イタリアでは特に異常事態ということで、フィレンツェでお世話になったLauraのことが心配になり、連絡を取ると「今できるすべての対策を取る!!すべてがOKとなり終わるまで!」と力強い決意が返ってきました。

イタリアでは3月8日は「ミモザの日」で国際女性デーでもあるそうです。日頃の感謝の意を込めて、男性から女性に綺麗な黄色のミモザの花が贈られるそうです。この時期には、街々でミモザが売られ黄色一色に!

散歩コースで見かける枝いっぱいに黄色の花を付けたミモザ(3月21日撮影)

        

日本では「コロナ疲れ」とか言われてますが、「コロナ慣れ」ではと思う程人出が多いところもあるようです。 何となく自分は大丈夫と思っているのでは。。。

都市圏では不要不急の移動、外出の自粛を強く求められているようです。

みんなで、無事に切り抜けましょう!

1日も早く治療薬やワクチンが出来るように強く願っています。

 



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