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ネット中傷に賠償命令 — 東京地裁 元シールズ福田さん訴え

2021-06-02 | 報道・情報・表現に求められるもの

 

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(写真)記者会見する福田和香子さん(中央)=1日、東京都千代田区

 安保法制に抗議し「自由と民主主義のための学生緊急行動」(SEALDs=シールズ)の活動をしていた福田和香子さんが、インターネットで自身に対する誹謗(ひぼう)中傷を繰り返してきた相手に損害賠償を求めた裁判で、東京地裁(藤澤裕介裁判長)は1日、被告に対し、福田さんら2人の原告へ計99万円の支払いを命じる判決を出しました。

 判決後に記者会見した福田さんは「自分が受けた誹謗中傷を公にすると他の誰かを萎縮させるかもしれないとためらいがあった。しかし私には傷つけられた時、足を踏まれた時に『どけてくれ』と怒る権利がある。強くならなくても苦しまなくても生きていける社会をつくりたい」と、心身ともに深く傷つきながらも提訴に踏み切った心境を語りました。

 原告弁護団の伊藤和子弁護士は「社会に正義感をもって立ち上がった女性に対し差別的、侮辱的な表現でネット上が埋め尽くされた。賠償額が少なく判決内容は十分とはいえないが、これをきっかけに誹謗中傷の問題を多くの人に考えてほしい」とのべました。

 裁判は2015年、シールズのメンバーとして活動していた福田さんに膨大な誹謗中傷が向けられた中、特にツイッターで執拗(しつよう)に名誉を傷つける書き込みをした加害者を特定し、19年に提訴したもの。

 

                                  — しんぶん赤旗より —


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