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シリーズ塔<三重塔・五重塔・多宝塔他>4-3(中部地方)

2021年03月14日 | 塔(三重塔・五重塔・多宝塔他)
シリーズ塔<三重塔・五重塔・多宝塔他>4-3(中部地方)
愛知県(大樹寺、甚目寺、観音寺、密蔵院、知立神社、三明禅寺、性海寺、萬徳寺)

23-2 愛知県
23-05 成道山 松安院 大樹寺(愛知県岡崎市鴨田町広元)
多宝塔(重要文化財)
天文4年(1535)松平清康が建立した。室町末期の様式を示している






何らかの理由で枝葉が払われていた。この木の枝で塔の1/3は隠れていた









23-06 鳳凰山 甚目寺(愛知県あま市甚目寺東門前)
三重塔(重要文化財)





高さ28mで、三重塔としては日本有数の高さを誇る



江戸時代の初め 寛永4年(1623年)9月の建築
名古屋両替商 吉田半十郎政次の寄進による









23-07 浄海山 圓龍院 観音寺<荒子観音>(愛知県名古屋市中川区荒子町)
多宝塔(重要文化財)






天文5年(1536年)の再建。名古屋市内に現存する最古の建物



23-08 醫王山 薬師寺 密蔵院(愛知県春日井市熊野町)
多宝塔(重要文化財)
境内にあった説明によると、この塔は室町時代のもので、何回も修理されたが昔の姿をとどめているという









23-09 知立神社(愛知県知立市西町神田)
多宝塔(重要文化財)
社伝では、嘉祥3年(850年)に慈覚大師円仁が神宮寺を建立した際に2層の塔を建立



現在の遺構は室町時代後期の永正6年(1509年)重原城主山岡伝兵衛によって再建されたもの



廃仏毀釈を生き延びた神社における仏塔は全国的にも数少ない






23-10 龍雲山 妙音閣 三明禅寺(愛知県豊川市豊川町波通)
三重塔(重要文化財)
初層を三間四方とし、杮葺の高さ15m程の塔



解体修理に際して発見された墨書により、享禄4年の建立と知られる
初層・二層を和様、三層を唐様とし、外観に変化を持たせている






23-11 大塚山 性海寺(愛知県稲沢市大塚南)
多宝塔(重要文化財)
性海寺の中興開山である良敏上人により、建長5年(1253年)に建立されたと伝えられる
様式的には室町中期の建築と考えられる






桁行3間、梁間3間、昭和42・43年の修理で、隣接する愛染堂から分離された
瓦葺から銅板葺に改められ、木部には丹彩が施された






23-12 長沼山 萬徳寺(愛知県稲沢市長野3丁目)
多宝塔(重要文化財)
様式・技法等から室町時代後期の建築と推定
下層を三間四方、内部に二本の円柱を立て来迎柱とし、前に仏壇を置く









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