ハッチと私の日常

20年暮らした猫も亡くなり、25年以上連れ添った夫も病死、仕事も辞めて還暦過ぎた女性が被災猫ハッチと暮らす日々

三春シェルターの閉鎖

2015年12月21日 15時56分01秒 | 社会

 我が家の家族、ハッチを引き取った郡山の三春シェルターが、今月で閉鎖になるというお知らせをいただきました。あの東日本大震災のあと、保護したペットや動物たちがついに、すべて飼い主の元や新しい里親に引き取られ、目的が達成しての閉鎖となったこと、本当にうれしい限りです。

 こちらに、その案内があります。

 うちのハッチは、去年、郡山から引き取りました。もううちに来て1年以上が経ちました。すっかり家族になって、甘えん坊のお嬢ちゃんです。ただ、元来が臆病で、急におびえたりします。どんな経験をしたのか、想像すると気の毒でなりません。

 大地震ということがあったので、ペットと飼い主がどうしても離れざるを得なくなりましたが、そうじゃない日常でも、ペットを捨てるという現実があります。捨てるということが、どれだけペットを傷つけるか、もし自分がそうされたらということを、少しでも考えてみてください。それはまさしく虐待なのですから。

 夫が亡くなって3年経ち、一人で生活することを覚悟していましたが、縁あってハッチと暮らすことになり、今はとても幸せです。この子のためにも頑張らなくてはと思います。

 世の中が今後どうなるのかはわかりませんが、割を食うのはいつも弱者です。ペットもその弱者なのです。どうか、ペットがこれからも幸せに暮らしていけますように。

 

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2 コメント

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Unknown (ぱらお)
2015-12-23 11:38:33
良い話だなあ。おじいさん涙が出ます。みなしごハッチならぬ幸せハッチですね。でも福島を閉鎖するまでにどれほど多くの人の愛や苦悩や誠実さ、無償の奉仕があったのかを思うとただ感動するばかりですね。
13日に近所の昭和音大のメサイアを聴きました。さすがにレベル高くて涙じわじわでありました。何年か前にアマ合唱団で歌いましたけどあれは下手だったなあとあらてめて認識。良いクリスマスを!
ありがとう (黒二毛(管理人))
2015-12-23 16:22:36
ぱらおさん、いつもありがとうございます。
ハッチは毎日元気に生活しています。少しメタボに
なっていますが・・・。
飼い主に似るものですね~。
クリスマスの後はもう大みそか、早いものです。
よいお年を!

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