こんなもの、見つけちゃいました

　太平洋戦争（大東亜戦争）の正当化のアニメです。びっくりしました。確かに、結果論として、アジア諸国の白人支配を終わらせ、独立を速めたという点はあったと思います。

　でも、だからといって日本がした侵略戦争をいい戦争としてはならないのです。戦争って、いいも悪いもないし、勝てば官軍で、東京裁判が行われ、それを受けざるを得なかったのが敗戦国日本でした。

　あのアニメ、公益財団法人日本青年会議所制作ですって。公益財団法人が、こういう偏ったものを作っていいのかな？

　おそらく、これが安倍総理の根っこにあるものと同じだと思います。

　おして、そのページから「反日」というところを転々としてたどり着いた先では、目を覆うばかりの隣国別紙の表現がありました。まさにヘイトそのもの。

　言葉の暴力、いやですね。それを描いた人は、きっと平気でＤＶやっているのでしょう。恐ろしいことです。

　自分と他人は同じ。同じ人間として遇せないのは、なぜなのでしょう？

　軍部のトップが私は許せないのです、。民間人を平気で殺し、自国民を保護せず、見捨て、特攻なんて死ぬために若者を使ったのが、多くの若者を無為にジャングルで飢え死にさせたのが、どうしても許せないのです。

　教育勅語、あの原文がいま、子供たちに読ませているそうです。朕・・・、という言葉で始まる、天皇の言葉。亡母（昭和２年生まれ）は暗記していました。皇祖皇宗というのも、暗記していました（びっくりです）。それによると、和ｔ氏たち国民は天皇の臣民なのです。今の天皇は、あの時代の社会に戻ることを絶対に認めないでしょう。

　なぜなのか？日本人には「個人」はないのか？個で行動するより、命令されて動いたほうが楽だからでしょうか？戦争には、自らは血を流さないで利益をむさぼり、ほくそえんでいる人たちがいるのですよ。まるでやくざの親分みたいな人たちが。集団とは、恐ろしいものです。日本人は、無責任が好きなんでしょうね。誰も責任を取らない。すべて、天皇陛下万歳ですませる。その言葉でどれだけの人間が死んでいったか。

　この国が怖い。せめて集団ヒステリーにならないことを祈ります。

　いじめ。いじめたほうは覚えていないけれど、いじめられたほうは一生覚えているものなんですよ。想像してみてください。自分がしたことを、自分がされたら。今年の年末は、哀しみで明け暮れそうです。