ビタミン屋

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修羅場③

2014-04-27 21:53:00 | ノンジャンル
ここからが先週の話です。

子供の頃、父の仕事の関係で、一家はドイツで暮らしていました。
そのドイツ時代の写真を収めたアルバムは、父の手元にあったのです。
それを弟が「お母さんが見たがっているから、誕生日にあげたい。」と父に連絡。

しかし、ただのドイツの写真じゃないのです。
父、私、母3人の写った写真です。
こんな写真を見て、母の現夫である養父がいい気持ち、するでしょうか?
主人と私が心配していると、やはり、父も同じことで心配していました。
やはり、母の手元に送るのは危険だ、という結論になりました。
もちろん、写真ぐらいで、母たち夫婦が壊れるとは思っていません。
でも、なんでこんな昔の写真にこだわるんだ、と養父が思ったら…?
のちのち火種になるかもしれません。
そうならないためにも、少しでも危険性があるものは持ち込まない方がいい、ということになりました。
結果として、私の家にアルバムをおき、母が見たければ、私の家で見る、という約束になりました。
しかし、弟は母の誕生日にあげたかったので、すごく機嫌が悪くなりました。
このような経緯で、私の家から写真は出さないという約束で父からアルバムを預かりました。
父はあらかじめ、父の写っている写真は抜いてくれていました。

母が先週の土曜日にアルバムを見にきました。
しばらく、見ていると「アルバムを持って帰りたい」と母が言い出しました。
「え?だめだよ。ここで見る約束でしょ?」
「だって、家でいつでもゆっくり見たいの!これは私の写真よ。」
「お父さんと、ここから出さないって約束してるんだからダメだよ。」
「お母さんの気持ちを尊重してよ!それに○○さん(養父)はこんなこと全然気にしないからいいの!」
「そんなことわからないじゃん。」
「夫婦のことに口はさむな!」
母は大きい紙袋を取り出し、持って行ってしまいました。
大きい紙袋を出したのにはびっくりしました。
最初から、私の家だけで写真を見る約束なんて、守る気なかったのです。
そして、私と父の約束もなんとも思っていないのです。自分の「写真が見たい!」という気持ちが最優先で、娘と父の約束も破らせたのです。
翌朝、やっぱり良くないと思い、「写真を今から引取りに行く」と電話すると母が発狂。
「どうして、どうして、どうして〜!!!!まだ見てない、見てない!どうしてそうやって私をいじめるの!?」
途中から養父が電話をかわる。
「写真のこときいたけど、俺全然気にしないよ。元の旦那が写っているわけじゃないし、小さい頃の○(私)ちゃんの写真がいっぱい入ってるから見たいんでしょ。」
ここで、やっぱり父の写真が入っていたらアウトだったんだな、と私は思いました。
母は、私の家で写真を見たとき、父の写真もアルバムに戻せ!と言っていたのです。
まあ、養父が気にしないなら、父との約束の懸念であった問題もクリアできているので、1日という約束で写真を貸しました。
母が約束を破り、さらに私と父との約束も破らせたことに言及すると
「お母さんを許してあげてよ。」と言われました。
その3日後実家から電話がきました。
「写真は返さない」でした。
写真は母の物だというのです。
いや、母が父のところに置いていった写真ですよ。
私が父と再会したから手に入った写真ですよ?
私が父と再会したとき、怒り狂ったのは誰ですか?
またも約束をやぶる母。
「日曜日、養父さんは元旦那が写ってないから気にしない、って言ってたよ。お母さんはお父さんの写真もアルバムに戻せって言ったよね?でももしお父さんの写真が入ってたらアウトだったんだよ。」
「え〜?○○(養父)さん、そんなこと言ったの?」
養父が電話口に出る。そして信じられないことを言う。
「俺、そんなこと言ってないよ。たかが過去の写真。元旦那が写ってったって気にするわけがない。気にするほうがおかしい。」
耳を疑う私。
「俺がいいって言ってるんだ。写真は返さないよ。写真よこさないならそっちの親父と話つけてやる。」
私も怒りと失望感、そして信じられない思いが湧き出ました。
何度も約束をやぶる。
自分の感情だけで行動し、娘を傷つけてもなんとも思わない。
都合悪いことは論点をすりかえる。はぐらかす。
信じられない嘘をつく。

今までのことの蓄積もあり、私の限界は超えてしまいました。
このまま付き合っていては、いつもふりまわされる。
そして、いつまでもこんなことを続けていたら、主人にも申し訳ない。
なにより、もう自分の精神がもたない。

主人とも話し合い、実家とはかかわらないことに決めました。
これからしばらく、大変だと思いますが、ここで許したら、同じことの繰り返しになってしまうと思います。

いい思い出もあり、それが私を苦しめますが、なによりも自分の身を守るために私は距離をおこうと思います。

非常につらい決断ですが、もう仕方がないのです。

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