LEON BIKE Associates 南フランス便り
フランスのプロデザイナーたちと日本スタッフが、ライフスタイルの共有からスタートして始まった、クロモリのNEWブランド
 



「環境」が、時代のキーワードになって、毎日の都市での交通にも
関心が寄せられるようになりました。
まず、公共交通手段が有効に機能している都会では、自家用の自動車が
廃れました。それでもパーソナルな何かを持ちたいという気持ちが、
自転車に眼を向けさせました。
さまざまなカテゴリーのバイクが、都市の風景になりました。
そして、「淘汰」が始まったのです。
ほんとうに有用で有効な、そして「愉しさ」もあるバイクを求める
気持ちが、芽生えはじめていると思います。

多くの人々にとって、最後の選択肢でありうるようにと、私たちは
LEON BIKE の開発をしてきました。
私たちが、Steel しか素材として選択しないこと、一本のFrame で
たくさんの愉しみが可能にしたこと、有用性の高いMoutain bike
をベースに最初のバイクをつくろうとしたこと、そしてあくまでも
Rigid であることを基本としていること、しかしそれにも
かかわらず、そこから変幻自在に変化して「難なく操作できて、
当たりの柔らかい」バイクにも変身すること、ここにLEON BIKE の
哲学があり、思想があります。

車を、自分の肉体全身で感じていたい、そして操作するのは自分自身
なんだと感じたいと願いながら、同時に、自分の肉体も精神も車に
優しく包まれていたい、そして自分が望むように車に動いて欲しい、
とも思ったりする。
LEON BIKE は、人が持つそのふたつの欲求を、1台のバイクで可能に
しようとしたのだ、と思います。

私たちの壮大な事業は始まったばかりです。
完成までには、なお多くの時間と努力を要することでしょう。
そして目標に達したと思ったとき、さらに大きな目標が目の前に聳え
立っていることでしょう。


1995年




1994年

※Zoobab、Phil、Medが、sunnにいた頃のバイク。~1999
今見ても10年以上前のものとは思えないほど美しいデザイン。
サスペンションやアルミフレーム、チタンフレームなどがもてはやされていた時代に、リジッドバイク、リジッドフォーク、シンプルで美しいクロモリフレームにこだわり続けていた。流行を追う他社製品とは一線を隔し、時代遅れ?と思われてもおかしくないほどに独自路線を歩んでいたもかかわらず、フランスで爆発的人気となり、プロチームはロードを除くすべての自転車カテゴリーで世界制覇した。最盛期で15万台生産していた。


2000年

ZoobabたちがCommencalを立ち上げたとき最初に作った自信作は
クロモリフレームのLOVEだった。

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