「長い髪の少女」で知られるグループ・サウンズ(GS)のザ・ゴールデン・カップスのベースを弾いていたルイズルイス加部が9月26日、多臓器不全のため、71歳で亡くなったと新聞記事で読みました。
「あれっ、別のメンバーの死亡記事も最近、読んだな」と思って新聞をくくったら、9月1日にドラムス&ボーカルを担当していたマモル・マヌーが心筋梗塞で亡くなっていました。71歳でした。
ザ・ゴールデン・カップスは1966年に結成された横浜・本牧から出発した伝説のバンドでした。当時、横浜の大学に通っていましたが、GSには全く縁がない、いわゆる一般学生でした。ただ、「長い髪の少女」は好きでよく口にしていました。
結成当時のメンバー5人のその後をみて驚きました。リードボーカルのデイブ平尾は2008年11月、食道がんを治療中に心不全のため、63歳で亡くなっていました。ギターのケネス伊東は1997年3月、51歳の若さで死去していました。
5人中4人が鬼籍に入っていました。元気なのはギター&ボーカルのエディ藩(73)だけです。
当時のバンドは酒と女、薬といった不摂生な生活を送っていましたから、命を縮めてしまったのでしょうか。でも、5人中4人とは、あまりにも早すぎる死です。